従来ブログを開設して100記事、200記事と書いて投稿していけば、Googleアドセンスの収益は出たものです。
事実、私もブログを開設した当時の常識はそうでした。
しかし、2025年それをうのみにしてブログ記事を200記事書いても、アドセンスの収益を得るのは難しい事態になったと言えます。
その理由を、私の体験から説明します。
アドセンス収益0円を乗り越えられるか?6年前の体験記録

はじめに、従来の常識でブログ記事を一生懸命書いた時代の記録を紹介します。
毎日記事をコツコツと書いて100記事、200記事と増えていっても、なかなか収益にはならない。
そして、200記事を超えても月1000円にもなりません。
0円が続く毎日で、管理画面を見ていても、なかなか数字がたちませんでした。
200記事目までの収益累計は、1年間でたったの4,330円です。1記事目から200記事目までを全部たして、その合計が4,330円です。
このブログは、雑記ブログの金額です。
ジャンルはバラバラでその日の気分で書いていたのです。
200記事を書くのは必死だった!
記事を書くのは、毎日必死に書いていました。最初は、どう書くかとか、データとかいろいろ考えて書いていますが、疲れた日は、書くのがやっとでした。
だから、なんとか1記事1000字を維持するだけでも、書いていこうと頑張りました。
「こんなことしていて、本当に収益になるのかな?」
と思うこともありますが、そこは信じて書いているのです。
どんな記事でも一生懸命書いた記事は、いつかはどこかで誰かの役にたっていると思えるように書こうとしていました。
なので、記事に向かう時は真剣に書きました。当時はブログの書き方が分からず手探り状態。その結果当然ですが文章がへたくそなので、上手く伝わらない内容となっていました。
でも、それでも頑張って必死の記事を書いていきました。
3つのブログで、723記事1,424,325字も書いた
当時はブログ3つを運営していました。(2025年現在は6サイトへ増加)
723記事で1,424,325字になりましたた。
でも、この記事数は目標には全く到達していませんでした。
長いみちのりなのですが、目標があるほうがやりがいがあります。
目標記事数を書くことだけに集中して、達成しようと自分に言い聞かせていました。
当時は3,000記事を超えたいと思った
目標は1ブログで1,000記事でした。3つで3,000記事という目標がありました。
3,000記事の世界は、どんな収益になるのか楽しみだったのが当時の感想です。
まずは1日1記事からのスタートでがんばりました。
200記事以降、やったこととは?

収益を上げるために、200記事目以降にやるべきことを3つに絞りました。
1. 過去記事の「健康診断」をする
まずは、ブログの「健康状態」をチェックしました。
Google Search Consoleを使って、表示回数が多いのにクリック率が低い記事、クリック数が多いのに上位表示されていない記事を見つけ出します。
これらの記事は、少し手を加えるだけで大きく改善する可能性がありました。
特に、読者の検索意図とずれていないか、タイトルと導入文は魅力的かをチェックし、必要に応じて修正しました。
2. 内部リンクの最適化
記事同士を関連付ける内部リンクを戦略的に張り巡らせました。
例えば、「〇〇についてもっと詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ」といった形で、読者の次の行動を促すリンクを設置しました。
これにより、読者のサイト滞在時間が延び、Googleからの評価も高まりました。
特に、人気記事や収益性の高い記事に集中的にリンクを集めるたことが効果的でした。
3. 新規記事の戦略を見直した
200記事もあれば、のブログの得意なジャンルや、読者のニーズが何となく見えてきました。
その得意分野をさらに深掘りしたり、読者が次に知りたいであろう情報(記事の続きのようなもの)を書いていきました。
闇雲に記事を増やすのではなく、「どのような記事を書けば、読者が喜ぶか」という視点を持つことが、収益アップへの近道でした。
この3つのポイントを地道に実行することで、ブログは収益化のステージを確実に上げました。焦らず、一歩ずつ進んでいくことが当時の定石でした。
ブログはマラソンのようなもの、これは2025年現在も同じです
誰だって途中で、実績が出ないと立ち止まりたくなりますよね。
そんな時は、思い切って一度ブログから離れてみましょう。
気分転換に映画を観る、好きな音楽を聴く、美味しいものを食べるなど、完全にブログとは関係ないことに没頭するのがおすすめです。
頭の中を空っぽにすることで、新しいアイデアが生まれたり、ブログに対する新鮮な気持ちが戻ってきたりします。
大切なのは、「ブログを書かなきゃ」という義務感から解放されること。
少し休む勇気を持つことが、長く続ける秘訣ですよ。
ここまで当時の体験談を参考に内容をリライトして書きました。
全てが現在とマッチしないわけではありません。続けるモチベーションはそのまま現在も効果的ですから、ぜひ参考にしてください。
当時考えていたことと、2025年大きく変化したことは、AI検索が台頭してきたことです。
これにより、一気にGoogleアドセンスの収益が落ち込んだり、今までの記事スタイルでは評価されない時代へとシフトしました。
体力勝負では、もはや勝てない時代になったと言えます。
それはどういうことかを説明します。
2025年はAI検索時代へと大きな変化をしている

従来とは違い、キーワードで検索型クエリのSEO対策をしても、いまやGoogleアドセンスの収益は見込めなくなりつつあります。
理由は、ユーザーが検索すると、はじめにAIが回答して最初に表示されるからです。
しかも、その内容は、人間業では不可能なほど、あっという間にWebを調べ、情報をまとめ、さらにエビデンスもチェックして表示します。
そこで、現在は、記事数が少なくても、その内容が体験に基づいていることが評価される時代へと変化しました。
是非、これまでの常識から、AI検索時代へと考え方を切り替えて、ブログの記事を書いてください。
人間にしかできないことが、AI検索をこえるコツです。
詳細は次の記事をご覧ください。
よくある質問(FAQ)
Q1:200記事書いても収益が少ない場合、何から手をつけるべきですか?
A1: まずは過去記事の「健康診断」を行いましょう。Google Search Consoleを使って、表示回数やクリック率が低い記事、クリック数が多いのに順位が低い記事を特定し、タイトルや導入文、内容を改善する作業から始めるのが効果的です。
Q2:導入文が重要とのことですが、具体的にどう書けばいいですか?
A2: 読者の検索意図を深く理解し、その悩みに共感する文章を意識してください。「もしかして、〇〇について悩んでいませんか?」のように問いかけ、この記事を読むことでその悩みが解決できることを明確に伝えます。これにより、読者は読み進める価値があると判断しやすくなります。
Q3:内部リンクはなぜ重要なのでしょうか?
A3: 内部リンクを最適化することで、読者のサイト内での滞在時間が延び、関連性の高い記事を次々と読んでもらいやすくなります。これはGoogleからの評価を高め、結果的にブログ全体のSEO(検索エンジン最適化)にも良い影響を与えます。
Q4:やる気がなくなった時はどうすればいいですか?
A4: ブログから完全に離れて、リフレッシュする時間を作りましょう。無理に書こうとせず、映画鑑賞や趣味など、ブログとは全く関係のないことに没頭するのがおすすめです。一度頭を空っぽにすることで、新しい気持ちでブログに向き合えるようになります。
Q5:200記事以降も闇雲に記事を書き続けるべきですか?
A5: いいえ。200記事もあれば、あなたのブログの得意分野や、読者のニーズが見えてきたはずです。今後は、その得意なジャンルをさらに深掘りしたり、読者が次に求めている情報を予測して記事を作成するなど、戦略的に記事を書いていくことが収益アップへの近道となります。

