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IT業界に転職できるのか?職種・年収・将来性を分かりやすく解説

IT業界への転職はどうなのでしょうか?

今回は、IT業界の概要と技術者の職種や年収、将来性について解説します。

IT業界を知るための参考にしてください。

当サイトを運営しているnaoです。

長年IT業界への就職などに携わっていた経験も参考に

説明します。詳しくはプロフィールをご覧ください。

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IT業界は4つに分かれている

ITとはInformation Technology(情報技術)の事を言います。

ITは私たちの生活を支える重要な技術です。

では、IT業界の仕事と職種はどのようになっているのでしょうか。

IT業界には

  1. ソフトウエア業界
  2. ハードウエア業界
  3. インターネット業界
  4. 情報処理サービス業界

の4つの業界があります。

各業界の仕事内容と職種はどのようになっているのでしょうか?

4つの業界の仕事内容と職種について解説します。

1.ソフトウエア業界

ソフトウエア業界の仕事には大きく分けてオペレーティングシステム(OS)とアプリケーションソフトの2種類あります。

主にこの2種類を開発する仕事の業界です。

オペレーティングシステムとは、コンピュータシステムを管理するソフトで、UNIXやWindows 、スマホ様にAndroidやiOS等があります。

アプリケーションソフトは、OSが管理するコンピュータ上で動作するプログラムで、多種多様な業務に応じて開発されます。

アプリケーションとは様々な事に対応する意味なのです。

職種は大きく4つに分けられます。

システムエンジニア

別名SEと呼ばれる職種です。システム開発をする仕事です。

例を上げれば「家の設計図」を作る建築設計士ような仕事です。

建築設計士は、お客さんがどの様な目的で家を建てたいのか、間取りはどうするか、何人くらいで住むのか、どんなデザインにしたいかなどの要望を聞いて、お客さんの希望が叶うように設計図を作ります。ちょうどそれに似ているのです。

SEが作った「システム設計書」を大工さんにあたる「プログラマ」に渡します。そして指示してプログラムを作ってもらうのです。

プログラマ

プログラマの職種は、SEから渡された「システム設計書」に基づいて、コンピュータが効率よく処理できるプログラムを作る仕事なのです。

例で言えば、建築士から受け取った家の設計図をもとに実際に家を作る作業と同じ仕事なのです。

プログラム言語は、JAVA、C、C++、サーバー用言語などを道具として使い、プログラムして行きます。

ネットワークエンジニア

ネットワークエンジニアの職種は、コンピュータ同士をネットワークで結ぶ仕事になります。その目的は、1台よりもつないだ方が効率の良い仕事ができるからです。

社内のネットワークからインターネットまで幅広くネットワークを構築していきます。もちろんサーバーを構築したり管理する仕事も同様にこなします。

IT系の中でもネットワークの職種には様々な知識が必要で、高いスキルが要求される仕事です。

2.ハードウエア業界

ハードウエアは機械そのものです。

コンピュータの本体もあれば通信を含む周辺機器まで幅広い業界です。

組込みシステムエンジニア

一方、家電や自動車、スマート機器などの製品にコンピュータシステムを組み込んでしまう技術を担う「組込みシステムエンジニア」という職種もあります。

製品に応じた開発をするので特殊なプログラム言語の知識も必要で高度なスキルが要求される仕事です。

3.インターネット業界

インターネット業界には、2種類の企業があります。

企業向けにサービスを提供する企業(BtoB)

Webサイトの制作、ネットワークの構築、さらにはインターネット広告作成などを担うIT企業があります。これは「企業向けのサービス」を提供する企業です。

個人向けのサービスを提供する企業(BtoC)

SNS、ポータルサイト、ショッピングサイトなどの、個人向けのサービスを提供する企業があります。

職種としては、ネットワークエンジニア、Webデザイナー、Webクリエーターがメインで活躍しています。

この職種の特徴はWebデザイナー、Webクリエーターでもデザインに必要なプログラムの仕事を兼任する場合もあることす。

4.情報処理サービス業界

多種多様な業界や企業の「情報システム」をパッケージで一貫して請け負う業界です。

例えば、企画、設計、開発、構築、導入から、その後の保守、運用までを一貫して請け負う仕事です。事例としては、銀行のATM、店舗のレジ、配送関連の流通システムなどが該当します。

企業が抱える課題や改善事項をITを駆使して解決していく仕事をします。

SI(システムインテグレーション)とも言います。職種としては、システムエンジニア、プログラマがあげられます。

ITエンジニアの年収はどれくらい?

厚生労働省の賃金構造基本統計調査(平成29年)にシステムエンジニアの年収の調査があります。このデータを元に年収を計算しました。

計算式:きまって支給する現金給与額×12ヵ月+年間ボーナス支給額

2018年度 SEの平均年収 570.3万円

この職種の年齢別賃金は以下の表を参照下さい。

出典:政府統計の総合窓口(e-Stat)(https://www.e-stat.go.jp/)を加工して表示

IT業界の将来性はどう?

IT業界は拡大を続けており、それに伴うIT系職種の人材不足が将来においても続いていくと予測されています。

2030年には、59~79万人の人材不足

その数は、2020年は約37万人、2030年には約59~79万人もの人材不足と推測されます。

IT系を志望する学生は希少価値であり、いまや引っ張りだこというのが現状なのです。

就職を目指す学生の方ばかりではなく、中途採用や転職でもこれらIT系職種で広く人材を募集しています。

IT業界経験者向け転職サイトを利用する方法

IT業界の経験者が転職を目指すには専門家によるアドバイスが必須ともいえます。

その理由は業界の求人情報や直近の年収などの詳細をリアルタイムで把握しているからです。

転職を成功させるためには、転職専門エージェントをチェックしてみましょう。

まとめ

IT業界の仕事と職種と将来性についての概要を説明しました。この業界は説明の通り人材不足が今後も予測されています。

これからIT業界への就職、転職を予定されている方は、ねらい目の仕事・職種がある業界ではないかと思います。

IT系の仕事は、理系・文系を問わず活躍できる職種です。これは、40年前から変わっていません。

特にSEの仕事は、ベースとなるの業界知識、顧客の要望している意図をくみ取り、実現するためのコミュニケーションが求められています。

IT技術者教育での長年の経験から、様々な角度をもってIT業界を紹介してまいります。

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