ブログの記事がどの位Googleにインデックス登録されているかチェックしていた時のことです。
カバレッジからインデックスをチェックすると、あの「クロール済み – インデックス未登録」がかなりあることがわかります。
そこで「クロール済み – インデックス未登録」の記事があるとブログの評価を下げるため「下書き」への処理をしていました。
そこで、驚くようなことがあったのです。
クロール済みでインデックス未登録だからといっても登録されていないかのチェックは必要だと思いました。
それはどんなことなのでしょうか?
「クロール済み – インデックス未登録」記事が登録されていた!
目を疑ったのですが、「クロール済み – インデックス未登録」にリストアップされている記事は、評価が基準に達しないからインデックスされないことが多いと理解していました。そればかりではありませんが、ぼくがチェックしたところでは、やはりその通りでした。こんな記事では登録されないのも当然だというコンテンツばかりでした。
そこで片っ端からレベルの低いコンテンツを「下書き」に変更し始めた時です。
記事を1つずつサーチコンソールから「URL検査」をして、本当にクロール済みでしかもインデックスに登録されていないのかどうかをチェックしたのです。
その時、驚く結果が出たのです。
それは、未登録記事なのにすでに登録されていたという事実です。登録されていた記事が「クロール済み – インデックス未登録」のリストにあったということです。
これは、バグなのか、あるいはタイミングが偶然にもクロールされた直後で、まだその結果がリストに反映されていなかったのか、定かではありません。
しかし、何度チェックしても登録済みとなっていたのです。
「クロール済み – インデックス未登録」の記事の整理
「クロール済み – インデックス未登録」にリストアップされている記事を整理する時は、あらためて本当に未登録なのかどうかをチェックする必要があると感じました。
それが偶然にも再クロール後にインデックスされたかもしれないからです。このことはなんのエビデンスもありません。
その後、「クロール済み – インデックス未登録」の記事を捨てずに再度確認してから、未登録なら「下書き」あるいは「削除」あるいは「noindex」処理することにしました。
でも、その前にリライトでコンテンツの質を上げることをおすすめします!
その理由は、意外とインデックスされるからです・・・
「クロール済み – インデックス未登録」の記事はリライトで意外とインデックスされる!
対策記事の多くは「クロール済み – インデックス未登録」になった記事をインデックスするのは困難だと説明があったり、難しいという説明も少なくはありません。
なので「クロール済み – インデックス未登録」を登録するのは「難しい」という固定観念をもっていました。
ところが、今回のこともあり片っ端からコンテンツをリライトしてみたのです。その方法は、SEOにしっかりと対応したリライトであり、ユーザーの検索意図になるべくマッチすることを忘れません。
この方法でリライトして「インデックス登録をリクエストする」処理をしてみたのです。
その結果、10本に記事の内7本はインデックスされたのです。これにはさらに驚きました。
つまり、ユーザーのコンテンツ意図にしっかりと対応した記事にリライトすれば、インデックスされることはそんなに難しくないと言えるのではないでしょうか。
以下は憶測ですから、何の根拠もありませんが、実情から考えるとつじつまが合うのです。
Googleが記事(コンテンツ)を評価するAIのレベルが相当にアップしたのではないかと勝手に想像しています。少し前なら、その精度がイマイチで、当然インデックスされるはずの記事がその精度の影響により「クロール済み – インデックス未登録」になってしまった可能性もあるのではないかと考えるからです。
進化したGoogleのAIによる評価では、精度がアップしてそれまでダメだった記事でも検索意図に基づいてリライトすれば評価されるかもしれないということです。削除することはないかもしれません。
まとめ
この記事ではあくまでもぼくのブログでのことなので、全てに当てはなるかどうかは分かりません。
しかし、どんどんGoogleはコンテンツの評価基準を日々進化させていると考えます。それまで当たり前だと思って対応していたスキルも、それに伴って進化させていかなくてはなりません。
あくまでもユーザーにとって有益なコンテンツ、検索意図に沿ったコンテンツにどれだけ仕上げることができるのかが問われていると思われます。
検索意図にマッチした記事を作成して「クロール済み – インデックス未登録」になったのは、今年に入ってから1本もありません。