Googleアドセンスの推定収益額を見たら75%も激減!
「昨日まであんなによかったのに・・・」こんな経験をしたのではありませんか?
収益が激減すると「なにかポリシー違反でもしたのかな?」と不安になります。
この激減は、いったいなにが起こったのでしょうか?
その原因を調べると、なんと3つもあることがみえてきました。
その日、アドセンスの収益がまったく増えない・・・
きのうまでは、よかったぼくのアドセンスの「推定収益額」。
ところが、きょうは朝からぜんぜん「推定収益額」が増えない・・・
たまに、数円が増えたりする程度。きのうとはがらりと変わって結果75%も減ってどん底へと落ちた気分なのです。
夜遅くまでアドセンスの管理画面にくいついていたのですが、とうとう午前0時となり、その日は無残な結果となり床に入りました。
これは日々のアドセンスの収益が激減した事例ですね。
いったいなにが起きたというのでしょうか・・・
アドセンス「推定収益額」が大きく増減するのはなぜ?
日々の収益増減に一喜一憂することもありますが、実はもっと重要なのが月単位の収益の増減です。
理由は、日々の増減はよくあり、翌日減った分が一気に増えることもあります。だから、そんなには気にしていません。
でも、月単位で収益が減ったときは、なにが原因なのかを調べて対処することが大事です。
収益の増減におおきく関係する原因はだいたい3つあります。GoogleAdSenseヘルプでも同じように「収益低下の問題に対処する」で説明しています。
- クリック告単価が時期により変わるから
- アクセス数が増減するから
- 季節性の繁忙期によって広告が増減するから
(1)クリック単価が高くなる時
実はGoogleアドセンスのレクチャーを受けたことがあるのです。
その時のもらった統計によると単価の上がる月があります。
3月中頃・6月中頃・9月中頃・12月初め頃(年間のピーク)
3月は企業決算があるので広告予算を使い切るためです。ぼくも企業広報の経験があるのでよくわかります。予算があまると次の年に減らされるから、すっからかんになるまで使いきります。
6月中旬の理由はこうです。お客さんはボーナスをもらってから商品を買います。つまりお店はその前に広告を出さないと売れる時期に間に合いません。なのでボーナスをねらうから6月中ごろにはクリック単価の高い広告が出てくるのだと思います。
9月中頃の理由です。10月からは年の後半が始まるのでお店の売り上げが増えます。つまり10月に広告を出しても手遅れなので広告の効果がもっとっもよい「2週間~1カ月前」の9月中旬に出します。なので、9月はクリック単価が高くなります。
12月は、クリスマス、年末の大売り出しを見込んでお店が広告出します。時期は12月上旬で一番広告効果の出る時期です。なのでアドセンスにとっては、はずせないねらい目なのです!12月は企業が年間で一番広告費を出すのでアドセンスの収益も増えます。
(2)クリック単価が下がる時
逆にクリック単価が落ち込むのは次の月です。
2月の終わり、4月の初め、7月の終わり~8月初め、10月初め、12月終わり~1月初め
2月はモノが売れない時期です。理由は正月が終わったからです。
4月は年度初めだから企業は広告をあまり出さないです。理由は新年度スタートしたばかりで売れないからです。
7月下旬から8月上旬はアドセンスの収益は良くないです。理由はみなさん夏のバカンスに夢中になっていたり、お盆でいなかに帰るので、商品があまり売れないから。とはいえ、新型コロナの影響で変わり始めたかもしれません・・・
月初めと月の最後はアドセンス単価が上がります。
お給料がでる月末にはお金た入るからみんな買い物をします。その理由で月初めと月終わりに物が売れるから、アドセンスの収益も増えます。逆に20日~25日は給料前でお金がないから売れません。なのでこの時期はアドセンス単価が下がります。
(3)ブログや記事のジャンルによって広告単価が変わる
これはよくあることです。金融関連の記事を書くと単価がめっちゃ高くなります。
驚いたのは、ペットの記事はかなり高い広告単価です。
逆にアウトドアなどはアクセス数のわりに広告単価は低いです。
(4)アクセス数が増減するから
アドセンスの収益はアクセス数が多いと収益が増えます。
まれに特例もあります。特化した専門記事では、アクセス数が少なくてもすごく高い広告単価が出ることもあります。何かの間違い?という3桁の単価もときどき・・。
一般的には1万PVなら約3,000円前後の収益が見込まれます。
アクセス数はGoogleやYahoo、Bingの検索順位によって大きく変わります。
検索エンジンのアルゴリズムのアップデートで、それまで上位にあった記事が、一気に圏外に飛んだりしたら、もちろんアクセスが激減するからアドセンスの収益も激減します。これは、あきらめるしかありません・・・
(5)季節性の繁忙期によって増減するから
ところが、検索上位に表示されていても、一向に収益が上がらず、むしろ急速に激減する時があります。その理由は、季節性のジャンルの記事の場合が多いです。
ぼくのブログでは、夏キャンプの記事などはシーズン前後は月に数千アクセスですが、オフシーズンでは、数百まで下がります。でも、冬キャンの人気が出れば別ですが・・・
また、お餅を作る記事などは11月頃から年末年始に月1,000アクセスのピークが来ます。それが過ぎると一気にアクセスは引いて数十まで減るから驚き!
こんな季節性の記事ばかりだと、ブログのアクセスは数千単位で減ったり増えたりします。
こんなわけで、ブログや記事のジャンルに季節性があると、急激な下落に見舞われるリスクが出てきます。アドセンスで稼ぐには、なるべく季節性のないジャンルを選ぶと激増減のリスクが減り安定してきます。
アドセンスの収益が激減した時の対処方法
ポリシー違反でもしない限り、アドセンスの広告収益が激減しても、広告配信がとまることはありません。でも、さすがにポリシー違反で広告が止まったときは、真っ青になり驚きました・・・
参考記事です。
そんなアクシデントがなければ心配はありません。
ここまで説明した収益が大きく減る原因をまとめると、こうなります・・・
- 企業が広告費を減らす時期があるから
- ブログや記事のジャンルによって広告単価が下がるから
- 検索エンジンのアルゴリズムアップデートで記事の順位が下落したから
- 季節性の影響によりアクセス数が激減したから
このほか、Googleがブログの評価を下げたときなどがあります。広告を記事に張り過ぎると安い単価の広告しか表示されないこともあります。専門的になりますが広告は企業のオークションで決まるので、魅力のないブログなら広告の単価も低くなるのでその影響も出ます。
アドセンスで収益が安定するコツ
ポイントは、季節性のないジャンルで広告単価の高いジャンル、記事に賞味期限のないコンテンツが最強です。この最強コンテンツは、リライトが不要なうえに、ずっと長期間お金を自動で稼ぎ続けます。
こんな記事がたくさん集まれば、アドセンスの収益は長期間安定します。
さらに、できればブログを複数作って運営すると、検索エンジンのアルゴリズムの変更があっても、影響は分散されます。
アクセス数が減るジャンルもあれば、増えるジャンルもあり、複数のブログがチームとなってアドセンスの収益を上げるからです。リスクヘッジといいます!
記事の検索順位を日々監視すること
ブログは日々変化した環境の中でアクセス数が変化していきます。同時に検索順位も様々な要因で上下を繰り返していきます。
そんな変化を敏感にキャッチできれば、対策も具体的にすることができます。
プロも利用しているGRCは必須とも言えます。このツールがないと自分がどこにいるのか分からないのと同じなのです。無料版もあるので利用することをおすすめします。
まとめ
アドセンスの収益が増減する原因と、対処方法を説明しました。
激減の原因を知っていると、あせらずに対処できます。