Googleアドセンス広告を自分でクリックしたり、外部から意図的に複数回クリックされるとポリシー違反になることもあります。
その結果Googleアカウント全てのアドセンス広告の配信ストップにも繋がり可能性もあります。無効なクリックへの対策は重要です。
本記事では、
- アドセンス広告を無意識に自己クリック?
- アドセンス広告が外部から意図的にクリック
- 無効なクリックの対策は重要
について説明します。
アドセンス広告を無意識に自己クリック?
そもそもGoogleアドセンスの広告は自分でクリックしてはいけないことになっています。もちろん友人や家族に頼んでクリックすることもしてはいけません。
ところが、自分で間違ってアドセンス広告をクリックしてしまうこともあります。これはクリック単価を得ようと故意にクリックするのとは違い、たまたまクリックしてしまうことです。
例えば、夜中に自分の書いた記事をスマホからチェックしていると、眠いせいもありぼ~ットして記事内の広告をクリックしることもあります。頭がぼんやりしているのでクリックしたことすら覚えていないこともあります。
また、スマホから記事を見ていると、人差し指でスクロールしているのですが、小指や薬指が画面の広告に間違って触れてしまうこともあります。
このような原因でも、自己クリックという結果になってしまいます。注意が必要です。
自己クリックが発生すると、ポリシー違反となりアドセンス広告の配信がストップされることがあります。長い期間だと1カ月、早いと1週間程度で再びアドセンス広告が表示されます。その間、コンテンツのチェックやブログサイトの改善などを行うことになります。
アドセンス広告を複数のブログで運営していると、影響はさらに広がります。例えば3つのブログを運営していてGoogleアドセンスのアカウントは同じだとします。通常は、1つのアカウントで複数のブログにアドセンス広告を表示しています。
3つブログの中の1つで「自己クリック」が発生すると、そのブログだけではなく、アカウント内の全てのブログへのアドセンス広告の配信がストップされてしまうことです。
その間、3つのブログからはアドセンス広告の収入も止まってしまいます。自己クリックでのポリシー違反は結構厳しいのでミスクリックをしないよう注意することが大事です。
アドセンス広告が外部から意図的にクリック
アドセンス広告を外部の人が意図的に複数回クリックする行為が発生すると、「無効なトラフィックの問題」としてアドセンス広告の配信がストップしてしまいます。アドセンス広告の配信がストップすするのは「自己クリック」と同じ処理がなされます。
他人がクリックしたのも関わらず自分の管理責任になるのでこれも対策が必要です。別名「アドセンス狩り」とも呼ばれていましたが、Googleアドセンスの取り組みもかなり進んでいてこれらの無効なトラフックの問題も以前ほどではないようです。
アドセンス歴が長くなると、無効なトラフィックから発生した収益は、支払いの時点の差し引いて計算してくれるようになっています。しかし、安心はできません。確実にだれがクリックしたのかの証拠が確認できるようにする対策が必要です。
相手のIPアドレス、ホスト名、所在地、日時が確認できることと、もし悪質な場合はIPアドレスをブロックすることもあります。通常は相手が複数回ミスクリックしてしまったことなどの可能性もあります。
無効なクリックの対策は重要
自己クリックは絶対にしないということが大切です。また外部からの意図的なクリックに対しては、IPアドレスや所在地、ホスト名が分かるように対策をすることが大切です。
アドセンス広告の配信がストップするとモチベーションも下がります。ポリシー違反への不安もたかまりますよね。
これらの対策用のWordPressのプラグインは最低限インストールすることが必要です。さらにプラグインを使う場合、少し手を加えると相手にメッセージを表示し広告表示をブロックするる方法もあります。
AdSense無効クリック対策プラグイン「AICP」の設定方法
まとめ
Googleアドセンスで収入を得る場合には、無効なクリックの注意と対策が必要であることを説明しました。ポイントをまとめると次の通りです。
- アドセンス広告を自分でクリックしないこと
- 外部からの無効なクリックには対策をしておくこと
Googleアドセンスで継続的に収入を得るには、無効なクリックへの対策は必須です。