さくらのレンタルサーバは、初めてレンタルサーバーを利用する人におすすめです。
理由は料金が安く豊富な実績があるから。
「料金が安いけどスペックは大丈夫?」
など気になる方も少なくありません。
そこで今回は、さくらのレンタルサーバを取り巻く「評判・口コミ」、「メリット・デメリット」をまとめお伝えします。
さくらのレンタルサーバがご自分の目的にマッチしているかどうか、読むだけで分かるようにまとめました。
さくらのレンタルサーバの評判は?
さくらのレンタルサーバは、日本国内でどれだけ使われているのでしょうか?
HostAdvice(https://ja.hostadvice.com/marketshare/jp/)が公開している、2023年の日本地域のホスティングのマーケットシェア(2023年8月3日現在)では次の通り。
さくらのレンタルサーバ は、日本国内でNo3のシェアを持っている規模です。
ちなみにNo1は「エックスサーバー」、No2は「ロリポップ!」となっています。
さくらインターネットが創業したのは1996年。
2004年から「さくらのレンタルサーバ」の提供を開始レンタルサーバー会社の中では老舗です。
ちなみにシェアNo1のエックスサーバーは2004年、No2のロリポップは2001年です。
さくらのレンタルサーバの評判をざっと覗いてみると、料金が安いこと、利用者が48万人と多いことなどがあげられます。
つまり多くの利用者に使われているコスパの良いのがさくらのレンタルサーバの特徴だとわかります。
そこでさくらのレンタルサーバの評判を詳しくまとめてみました。
さくらのレンタルサーバの良い評判
さくらのレンタルサーバの良い評判は、料金が安いこと。
つまり口コミからも分かることは「安く使えることにユーザーが満足している」点です。
安かろう悪かろうというイメージがあります。
しかし、口コミを読むと「老舗のレンタルサーバーで安心」「バックアップができる」「WordPressやメール設定が簡単」「サポートがしっかりしている」など多数のコメントを見ます。
つまり、「料金が安くて大丈夫かと思ったけど、実は老舗でユーザーもたくさんいるので安心だ!」という評判になりました。
さくらのレンタルサーバの悪い評判
悪い評判というか不満のあるユーザーでみうけられるのが「サーバーの速度が遅い!」という声。
実は、サーバーの遅さは改善した!
実は、つい最近の2022年2月16日に新サーバーがリリースされ、その「遅さ」は解消、速度が5倍に早くなったことが報じられました。
2018年4月18日~おおよそ2022年12月16日までの間に申し込んだ方は「遅い!」と感じたことがコメントで見かけたのかもしれません。
2022年2月16日以降では表示速度・処理速度が当時の5倍に高速になっています。
ドメインが有料?
一方で他社ではドメインが1~2個無料でサービスしているのに、「さくらのレンタルサーバはドメインが有料だ」と不満があるようです。
「さくらのドメイン」で取得すると、「.com」:2,614円/年(税込)、「.net」:2,484円/年(税込)だから、これはやっぱりデメリットでしょう!
プラン変更に手間がかかる?
さくらのレンタルサーバは、途中でプラン変更する場合は面倒です。
変更したいプランに新規に申し込んでからデータなどを移行するなど処理に手間がかかります。
「最低利用期間」がある?
また、さくらのレンタルサーバには「最低利用期間」があります。利用開始日から3ヶ月が設定されていて、その期間が経過しないと解約ができないので注意が必要です。
最低利用期間とは?
引用:さくらのレンタルサーバ
利用開始日から3ヶ月または12ヶ月を経過した日の月末までを最低利用期間としています。
最低利用期間に達していない期間内での解約は受け付けておりません。
最低利用期間が12カ月は「さくらの専用サーバPHY」の場合です。
さくらのレンタルサーバのメリット 6つ
メリット1.初期費用無料
さくらのレンタルサーバの初期費用は、ライトプランからビジネスプロプランまで無料です。
ただし、対象は新サーバーを契約の方に限られています。
メリット2.月額料金が安い
さくらのレンタルサーバと、比較的料金の安いロリポップ・速さで人気のエックスサーバーを、ベーシック・スタンダードプランで12ヶ月契約した場合の、月額料金を比較すると以下の通りです。
メリット3.豊富な実績
さくらのレンタルサーバは、2004年7月にサービスを開始した老舗のサーバーだからノウハウが豊富で初心者でも利用しやすい環境が整っています。
メリット4.利用者が多い
さくらのレンタルサーバの利用件数が48万件を超えています。
そのため、利用者の評判も好調で年々増加傾向にあります。
メリット5.2週間の無料お試し期間
さくらのレンタルサーバは、2週間のお試し無料期間があります。
- 対象:ライト~ビジネスプロプラン
- お試し期間中で制限される機能:転送量・メール送信数、ステージング機能
2023年8月4日現在、電電話サポートは中止になっています。再開は公式サイトでご確認ください。
さくらのレンタルサーバのデメリット 4つ
さくらのレンタルサーバのデメリットを4つお伝えします。
デメリット1.WordPressのインストールで戸惑う?
さくらのレンタルサーバには初心者にも便利な「WordPressの簡単インストール機能」があります。
口コミによるとWordPressをインストールする時に、特に全くの初心者には少しばかり戸惑うことがあるといいます。
もし、サーバーが全く初めての方で知識不要で簡単にインストールしたい場合は、エックスサーバー がおすすめです。
デメリット2.途中でプラン変更ができない
さくらのレンタルサーバは、途中でプラン変更する場合は、変更したいプランに新規に申し込んでからデータなどを移行するなど処理に手間がかかります。
また、レンタルサーバー契約に「最低利用期間」があり利用開始日から3ヶ月が設定。その期間が経過しないと解約ができないので注意が必要です。
デメリット3.独自ドメインが有料
さくらのレンタルサーバはドメインが有料で、「さくらのドメイン」で取得する場合は次の料金がかかります。
- 「.com」:2,614円/年(税込)
- 「.net」:2,484円/年(税込)
デメリット4.高速性重視の方には不向き
現在はスピードが速くなっていて従来の5倍になっています。
それでもまだ、速度が遅いと感じる場合は、料金が高いですがエックスサーバーがおすすめです。理由は本当にサクサク動きストレスフリーといえるから。
さくらのレンタルサーバの特徴
さくらのレンタルサーバでユーザーが実感する特徴をまとめると2つです。
ユーザーが感じる魅力は「安さ」
やはりユーザーが実感しているのは料金の安さです。
ある程度、自分でサーバーの設定などできる方にはほぼ問題なく快適に使えるでしょう。
実績が豊富で安心と評判
創業1996年で「さくらのレンタルサーバ」の運営開始は2004年と老舗のレンタルサーバー会社です。
この実績は様々なユーザーの声が反映されていると実感しています。
つまり、安心して長く使えるのが「さくらのレンタルサーバ」だと言えます。
さくらのレンタルサーバがおすすめな人
WordPressのインストールで少々戸惑う方もいるようですが、ある程度パソコンが使える方なら問題はないと思います。
利用料金のコスパがいいので、安くWordPressブログを開設したい方にはおすすめです。
マニュアル化が進んでいるので、トラブルや不明な点はマニュアルでほぼ対応できるように配慮されています。
さくらのレンタルサーバの料金
ライト | スタンダード | プレミアム | ビジネス | ビジネスプロ | |
---|---|---|---|---|---|
費用 | 1,571円〜 | 5,238円〜 | 15,714円〜 | 26,191円〜 | 47,143円〜 |
月額換算 | 128円〜 | 425円〜 | 900円〜 | 2,122円〜 | 3,819円〜 |
容量 | 100GB | 300GB | 400GB | 600GB | 900GB |
MySQL | – | 50個 | 100個 | 200個 | 400個 |
前プランで転送量は無制限です。
WordPressブログを1つだけ作って安く運営したい方はライトプラン、複数のWordPressブログを運営するならおすすめはスタンダードプランです。
さくらのレンタルサーバと他5社の料金比較
プラン(詳細) | 初期費用 | 月額料金(税込) | 容量 |
---|---|---|---|
エックスサーバー | 無料 | 990円~ | 300GB〜 |
ロリポップ! | 無料 | 220円〜 | 200GB〜 |
さくらのレンタルサーバー | 無料 | 425円~ | 300GB〜 |
mixhost | 無料 | 2,178円~ | 300GB〜 |
ConoHa WING | 無料 | 1,452円~ | 300GB〜 |
カラフルボックス | 無料 | 528円~ | 150GB~ |
さくらのレンタルサーバ初心者のよくある質問
さくらレンタルサーバ利用中のプラン変更は可能?
さくらレンタルサーバはプランの途中変更はできません。プラン変更は別のプランを新規に申し込み後、データ等を移行する方法になります。
さくらのレンタルサーバと他社を詳しく比較したい方
さくらのレンタルサーバの公式サイトは下記のボタンから。
レンタルサーバー5社の評判も含め詳しく比較したい方は下記の記事をご覧ください。
直接各レンタルサーバの公式サイトを閲覧したい方は、以下のリンクから行くことができます。
- エックスサーバー (シェア1位)
- ロリポップ! (シェア2位)
- ConoHa WING(コノハウィング)
- mixhost
- カラフルボックス