ロリポップ!の人気は格安料金で利用できること。
しかし、他のレンタルサーバーと比較してスペックにデメリットがあるのではないでしょうか?
長く使うサーバーだからしっかり選びたいものです。
そこで今回はロリポップ!の評判・口コミをくわしくお伝えします。
ロリポップ!のメリット・デメリットを比べ自分にピッタリかどうか判断ができます。
ロリポップ!の評判はどう?
ロリポップ!の評判はどうなんでしょうか?
口コミ情報やSNS、ネット上で情報交換されている内容からまとめてみました。
2023年8月3日現在、日本国内のレンタルサーバーのウェブホスティングのマーケットシェアは次のグラフの通りです。
HostAdvice(https://ja.hostadvice.com/marketshare/jp/)
2023年の地域のホスティングのマーケットシェア(2023年8月3日現在)
ロリポップ!のシェアは国内第2位となっていて、広く利用されているレンタルサーバーです。
ロリポップ!は管理画面が見やすく同社が運営しているムームードメインを利用すると設定が便利だと評判です。
ロリポップ!は利用料金が安く高性能なレンタルサーバーで月額500円以下の予算でも使えるため気軽に使えるレンタルサーバーだと言われています。
実際に220万サイト以上で利用されています。
理由は、料金が安くWordpress初心者でも簡単に利用できるからです。
そのため、使い勝手がよく非常にコストパフォーマンスが高いメリットがあります。
利用者の口コミでは、ホームページの運営に欠かせない基本機能はすべて備わっているのが好評。
ロリポップ!は速度が遅いと言われた時代から、近年ではサーバー性能大幅リニューアルにより安価かつ高性能のレンタルサーバーに進化しました。
このことも最近の利用者からは使い勝手が良くなったと言われている要因だと思います。
2023年5月1日から全プラン初期費用が無料になりお得感アップ!。
たった220円の月額でWordPressが利用できるライトプランは機能が少ないとはいえさすがロリポップ!ならではです。
ロリポップ!で評判がいいのは小さなサイトから大きなサイトまで対応できるレンタルサーバーだから。
この辺が、ユーザーにとって利用しやすいと言えます。
一方で、やはりどう見てもエックスサーバーにはかなわないという評判もちらほら見受けられます。
このあと、どれくらい違うのか比較してみましょう。
ロリポップ!と他社レンタルサーバーの比較
期間限定の特別割引キャンペーンを除く通常の月額料金を比較してみましょう。
WordPressが使えるプランで比較しました。
プラン(詳細) | 初期費用 | 月額料金(税込) | 容量 |
---|---|---|---|
エックスサーバー | 無料 | 990円~ | 300GB〜 |
ロリポップ! | 無料 | 220円〜 | 200GB〜 |
さくらのレンタルサーバー | 無料 | 425円~ | 300GB〜 |
mixhost | 無料 | 2,178円~ | 300GB〜 |
ConoHa WING | 無料 | 1,452円~ | 300GB〜 |
カラフルボックス | 無料 | 528円~ | 150GB~ |
レンタルサーバー国内シェアN0.2のロリポップ!は、やはり料金が安いことが分かります。
ロリポップ!の良い口コミ3つ
良い口コミ1.実績が豊富で信頼性が高い
- 220万サイトの豊富な実績で信頼性がある
- 2023年国内シェア第2位・2001年運営開始の老舗
- 運営会社はGMOペパボ株式会社(親会社は上場会社GMOインターネット)
ロリポップ!は2001年運営開始から22年目を迎えるウェブホスティングで老舗のレンタルサーバー会社。
ちなみに、シェア1位のエックスサーバーが2004年、シェア2位のさくらのレンタルサーバーが1996年の運営開始です。
運営会社のGMOペパボ株式会社の親会社は上場会社GMOインターネットです。
良い口コミ2.業界最安値で利用できる
ライトプランなら月額220円からWordPressサイトを始めることができると評判のロリポップ!。
一方で本格的なブログや中規模以上のサイトも運営できるプランも用意されている。
期間限定のキャンペーン特別割引ではなく通常の料金で比較すると、
- エックスサーバー :月額990円 ➡ エックスサーバーの詳細記事
- さくらのレンタルサーバ :月額425円
WordPressサイトが220円から作れるロリポップ!は安いと言えます。
ロリポップ!の月額99円のエコノミープランはWordPressが使えないので注意しましょう。メールだけです。
良い口コミ3.サーバーが非常に高速で安定している
「ロリポップ!は遅い!!」
かつて、そんな評判があった時代もありました。
しかし、現在はサーバーが安定していてサイト表示速度は高速に改善されています。
理由はベーシックプランで「LiteSpeed」の最新のサーバーを採用したのが要因。
また、ロリポップ!は「LiteSpeed」サーバー用の強力な高速化プラグイン「LiteSpeed Cache」によりWordPressを高速表示することが可能です。
その結果、驚くほどWordPress表示の高速化が劇的に改善されました。
ロリポップ!がテスト用のWordPressサイトを設置して計測したレスポンスタイムを比較した結果は次の通り。
- ロリポップ! 月額550円帯のベーシックプラン :平均 0.039秒
- A社 月額900円帯のプラン:平均 0.226秒
- B社 月額990円帯のプラン:平均 0.123秒
国内シェア上位3社の中では現在No1のWordPress表示速度を誇っています。(2023年8月4日現在)
「LiteSpeed Cache」が標準で利用可能に!
改めてWordPressのプラグイン「LiteSpeed Cache」を説明しておきます。
プラグイン「LiteSpeed Cache」とは、LiteSpeedのWebサーバーで利用できるキャッシュ機能のWordPressプラグインです。
つまり、「LiteSpeed Cache」を使うことでWordPress表示速度が高速になるメリットがあります。
「LiteSpeed Cache」が使えるのはベーシックプラン、エンタープライズプランです。
個人でロリポップ!と契約する場合、おすすめが「ベーシックプラン」です。
このプランではWordPressを新規にインストールすると「LiteSpeed Cache」が標準でインストールされます。
「HostAdvice.com」国内シェア上位3サービスで、LiteSpeedを採用しているのはなんとロリポップだけという力の入れよう!
「LiteSpeed Cache」を有効にしたベーシックプランは、平均した高速化が維持されていて、国内レンタルサーバーサービスの中でも群を抜いたと言えます。
つまり、サイトの表示が高速化されたことで、ユーザーが快適にサイトを閲覧できるということです。
さらにサイト表示速度が向上することはSEO評価もアップすることになります。
これはサイト運営者にとってアフィリエイト収益をアップする上でも大きなメリットになります。
ロリポップ!の悪い口コミ 3つ
悪い口コミ1.WordPressでエラー発生がある
ロリポップ!設定の問題でエラーが発生することがあるとのコメント見かけます。
- WordPressでエラーが発生することがある
- 設定中にエラーが起こる
- Webメールが使いにくい
ロリポップ!側の対処が必要な場合があるので、万が一発生したときはサポートを使って解決することがおすすめです。
悪い口コミ2.下位プランだと表示速度が遅い
ロリポップ!の低価格プラン「エコノミー」「ライト」では「LiteSpeed」が使われていません。
これからロリポップ!と契約するならおすすめは「LiteSpeed Cache」が標準でインストールされて高速のベーシックプランです。
ロリポップ!の低価格のプランを選択する場合もありますが、表示速度が低速というデメリットがあります。下位プランについては
- 下位プランは表示速度が遅いのがデメリット
- 表示速度が遅すぎる!のが気になった
- ブログのコンテンツが多くなり動作が遅くなったのでエックスサーバーに変更した
- エックスサーバーと比較するとロリポップ!は遅い
だたやすく使えるという最大のメリットを生かすことも可能なので、使い方次第ですね!
悪い口コミ3.サポートがいまいち
特に問い合わせたメールへの対応や電話対応がいまいちだったという評判。
質問への対応に問題がある場合もあるようです。
ロリポップ!のメリット 7つ
ロリポップ!の評判で詳しく説明した内容から利用者にとってのメリットをまとめます。
メリット1.運営会社が上場企業で安心
ロリポップ!の運営会社はGMOペパボ株式会社(親会社は上場会社GMOインターネット)。
つまりマンパワーも充実しているため初心者でも安心してサービスを受けることができます。
220万サイトの豊富な実績からレンタルサーバーのノウハウやスキルも豊富だと言えます。
レンタルサーバーについて基礎知識のない方でもマニュアルやサポートが充実しているので安心して使えます。
メリット2.料金が安い
月額220円でWordPressサイトを開設できるため、初心者でも手軽に始められます。
ロリポップ!の売りは、低価格で利用できるのがメリットです。
WordPressが使えるレンタルサーバーでずばぬけてロリポップ!の料金の安さを実感するはずです。
WordPress高速表示の「LiteSpeed Cache」の標準インストールで使えるロリポップは、同じ他社のサーバーと比較してもかなり安い料金です。
ロリポップが2023年7月9日〜14日の期間に計測した表示スピードを引用してみます。
- ロリポップ! 月額550円帯のベーシックプラン :平均 0.039秒
- A社 月額900円帯のプラン:平均 0.226秒
- B社 月額990円帯のプラン:平均 0.123秒
直近のロリポップ!のコスパはかなり高いという評判通りのデータが見て取れます。
尚、月額99円のエコノミープランはWordPressが使えないので注意しましょう。
メリット3.管理画面が見やすい
ロリポップ!の管理画面はとっても見やすく設計されています。
つまり、レンタルサーバーが初めての方でも無理なく管理画面を操作できることがメリット。
わかりやすい言葉でつかえるようになっています。
意外と、面倒な管理画面でつまづく方もいるほど重要な部分です。
メリット4.無料SSL設定が可能
ロリポップ!は無料でSSL設定が可能です。
SSL設定とは、情報を暗号化する設定のことで、SSL設定がなされていれば安全なサイトと言えます。
一方、SSL設定がされていないサイトは危険なサイトとして認識されてしまいます。
その結果、GoogleやYahooで閲覧に制限がかかるリスクが高まります。
ロリポップ!はSSL設定を管理画面から無料で初心者でも簡単に行えます。
メリット5.WordPress簡単引っ越し機能
ロリポップ!には他社のレンタルサーバーからWordPressサイトを簡単に引っ越しできる機能があります。
ロリポップ!の管理画面上から引っ越し元と引っ越し先の情報を入力するだけで完了します。
メリット6.10日間の無料お試し期間
ロリポップ!には「10日間の無料お試し期間」があります。
申し込み後、無料期間を経て、本契約となります。
実際に契約前にロリポップ!の機能を試して契約の判断をしたい方は活用しましょう。
お試し期間では、見聞きした知識とは違い、実際に触れることで多くのことを学べるのでおすすめです!
メリット7.決済方法が豊富
ロリポップ!の料金決済方法は豊富に用意されています。
- クレジット決済:VISA、Master、JCB、Diners、AmericanExpress
- コンビニ決済:セブン‐イレブン、ローソン、ファミリーマート、セイコーマート
- 銀行振振込
- ゆうちょ振替
- おさいぽ!決済
- 自動更新
ロリポップ!のデメリット 4つ
デメリット1.初期費用無料になっても月額が値上げ
もともと料金が安いロリポップ!ですが、さらに初期費用が無料になりました。
2023年5月1日から全プラン初期費用が無料になった反面、月額料金がわずかに値上げになったことがデメリットとして評判になっています。
ロリポップでは昨今の国内電気料金高騰、為替変動、世界的な半導体不足などを受け、コスト削減に取り組み、ご提供価格の維持に努めてまいりましたが、自助努力だけではコスト増を吸収できない状況となりました。
引用:ロリポップ 2023/01/18 価格改定のお知らせ
つきましては誠に不本意ではございますが、サービス品質の維持および向上を目的として2023年2月1日(水)より全プランにて価格を改定させていただきます。
以下の1月時点で発表された値上げは次の通り。
表は「ハイスピードプラン」になっていますが現在は「ベーシックプラン」に変更されています。
でも、安さには変わりありません。
デメリット2.サーバーの速度が遅い
他社のレンタルサーバーの方が速いとの口コミが多々あります。
ロリポップ!の低価格のプランには「Apache」を採用しています。
ロリポップ!低価格のプランと他社で使っている「LiteSpeed」や「nginx」搭載のサーバーではかなり速度の差は大きいです。
でもベーシックプランでは「LiteSpeed」が搭載されていいるので差はなくなっていると感じます。
デメリット3.下位プランへの変更ができない
ロリポップ!のデメリットとして上位プランから下位プランに変更できませんでした。
ところが、2023年5月のプラン改定で契約後でも下位プランへの変更が可能になりました。
デメリット4.バックアップオプションが有料
ロリポップ!のバックアップは有料のオプションです。
ロリポップ!ではバックアップ機能「7世代バックアップ」があります。
月額330円で自動バックアップ機能が使えるオプションで、過去7回分のバックアップデータがダウンロード可能で安心です。
実はロリポップ!にはもう一つ「自動バックアック」というのがあります。
ベーシックプラン・エンタープライズプラン限定で利用できる無料の自動バックアップ作成機能です。
引用:ロリポップ
有料オプションの7世代バックアップをお申込みいただいていないお客様でも、データの復元が必要になった際に、ロリポップ!で保管しているバックアップデータを無料で復元することができます。
これで安心してバックアップが無料で行えます。
ロリポップ!はこんな人におすすめ
ロリポップ!をおすすめしたい人は、WordPressサイト運営のコストを抑えたい人です。
ロリポップ!を利用すると、簡単にWebサイト・ブログ運営ができます。
料金の安さに加えて、サーバーの処理速度やページの表示速度がが満足できることもおすすめできる理由の1つです。
ロリポップ!でWordpressブログを開設する方法
ロリポップ!「ベーシックプラン」でWordPressブログを開設するのは簡単です。
(1)公式サイトにアクセス
ロリポップ!の公式サイトから「10日間無料お試しボタン」をクリックします。
次に希望のプランを選択します。
WordPressブログ運営には、ベーシックプランを選択するのがおすすめです。
理由はブログのコンテンツた将来増加したときにも耐えられるからです。
次にアカウント情報の入力、IDやパスワードを設定します。
(2)アカウント情報の入力
アカウント情報を入力後、SMS認証による本人確認を行います。
入力した携帯電話のSMS(ショートメッセージサービス)経由でメッセージが届くので本文に従って本人確認を行ってください。
(3)お申し込み完了
名前・郵便番号・住所などの申込内容を入力し、誤りがなければ申込みを完了させます。
(4)管理画面へログイン
申込み完了後、ロリポップ!公式サイトの「ログイン」ボタンから「ユーザー専用ページ」を選択して管理画面に入ることができます。
(5)独自ドメイン設定
はじめに「独自ドメインの設定」をします。
管理画面「サーバーの管理・設定」→「独自ドメイン設定」。
ここで独自ドメインを設定し、各種設定を行い登録完了の確認ができたら設定は完了です。
(6)WordPressインストール
ドメイン設定の次はWordPressをインストールになります。
「WordPressかんたんインストール」機能を使うと簡単に完了するのでおすすめします。
重要なのは、SSL設定画面からWebサイトを「http」を「https」に設定します。
理由は、https化をすることで通信が暗号化するためです。Googleではサイト評価の一つに「https設定」があるので確実に行いましょう。
ロリポップ!の基本情報
エコノミー | ライト | ベーシック | |
---|---|---|---|
無料お試し期間 | 10日間 | 10日間 | 10日間 |
初期費用 | 0円 | 0円 | 0円 |
(契約期間) | (月額) | (月額) | (月額) |
1ヶ月 | 198円 | 550円 | 1,430円 |
3ヶ月 | 198円 | 495円 | 1,320円 |
6ヶ月 | 198円 | 462円 | 1,210円 |
12ヶ月 | 198円 | 418円 | 990円 |
24ヶ月 | 198円 | 352円 | 935円 |
36ヶ月 | 99 円 | 220 円 | 550 円 |
エコノミー | ライト | ベーシック | |
---|---|---|---|
容量 | 100GB | 200GB | 400GB |
ファイル容量 | 70GB | 160GB | 350GB |
転送量 | 無制限 | 無制限 | 無制限 |
ロリポップ!のエコノミープランではWordPressを簡単インストールすることができませ。
その場合はライトプラン以上をおすすめします。
ただし、ライトプランは説明した通り表示速度が遅いので、おすすめはベーシックプランです。
ロリポップ!の初心者によくある質問
ロリポップ!でWordPressブログを開設する時によくある質問を紹介します。
ロリポップ!おすすめのプランは?
初心者は、WordPress簡単インストールができるライトプラン以上でおすすめはベーシックプランです。
理由は、電話でサポートが利用できるから初心者には向いています。
ロリポップ!以外のレンタルサーバーをお探しの人は次の記事を参考にしてください。
ロリポップ!の評判・口コミ・メリット・デメリットのまとめ
ロリポップ!は日本国内シェアN02 のレンタルサーバーで安心してつかます。
しかもユーザーにとっては料金の安さはトップクラスなので負担なくWordPressブログが始められるでしょう。