雑記ブログは、一般的に稼げないと言われてきました。
しかし、雑記ブログを運営する方のなかには収益化をしっかり図っていることも見てきました。
初心者が始めて作るのが雑記ブログです。
ある程度作りこんで記事数も増えた雑記ブログをどうしたら収益のでる特化ブログに変えることができるのかをテストしています。
あくまでもテストなので考え方を参考にして頂ければと思います。
雑記ブログは収益化が難しい?
雑記ブログを運営していて、記事数も300~400本になり、期待していた収益が思うほど上がらないのではないでしょうか?
特化ブログなら、記事数が200本もあれば月1万PVほどになり、アドセンスの収益がそれなりにアップしてくるのです。
でも雑記ブログは、開設した当初は結構PV数がアップするのですが、記事すうが増加するにしたがって、増加する度合いは徐々に減少し、記事数が増えるほど反応が鈍くなるという、期待を裏切るような現象になります。
雑記ブログが特化ブログに比べてGoogleの評価が低くなるのは、ユーザーの検索による情報提供の面からだと考えます。
この問題を解決するには、あのブログを見てみよう!と特化したブログならリピーターも増加します。リンクも増えてますます評価がアップするでしょう。
ところが雑記ブログなら、網羅しているテーマがバラバラともいえるコンテンツなので、ユーザーも分散してしまします。ダイエットもあれば料理もあり、さらには日記もあるブログには、問題可決の糸口を見つけるのにユーザーはとても苦労するはずです。
雑記ブログでも記事はとても良いものがあるのに、特化ブログでないために、埋もれてしまうのが原因なのかもしれません。
雑記ブログは収益化が無理なのか?
収益化をはかるには、新しく特化ブログを立ち上げるのもよい方法であり、ドメインのパワーがアップするまでには時間がかかりますが、一定のラインをこすと一気にPV数はアップして収益化が意外と早くなります。
では、雑記ブログは収益化がむずかしいのでしょうか?
この問題を解決できないのか?
そこで、ぼくが持っている記事数580の雑記ブログを収益化するテストを開始しました。
その考え方を以下に紹介します。
雑記ブログを特化ブログのように
特化ブログと雑記ブログの一番の違いは、コンテンツが特化していて専門的になっているかどうかです。
そこで考えたのが「雑記ブログ」を「特化ブログ」のように見せかける方法です。
あるブログから学んだことがあります。ブログのタイトルが意味不明のネーミングでも上位に検索されていることです。
つまり、特化ブログにするには、ブログのタイトルの影響はないと仮定しました。
当ブログのように「NAOテック」のようなネーミングでも特化できると仮定しました。
次の問題は、雑然としたコンテンツをどのようにGoogleに特化ブログをして認識させるかです。
そこで、考えたことがあります。
記事1本が特化ブログであり、その記事が位置するカテゴリ自体を特化ブログに見せかけるという方法です。
カテゴリと記事で特化ブログ化へリビルト
記事数580本の雑記ブログのリビルトの構想を作りました。
2.各カテゴリには検索数の多い記事だけを集める。
3.カテゴリ間をまたぐまとめ記事を充実させる。
4.検索数が一桁で終わっている記事、月に1PVもない記事をまとめる。
5.カテゴリページを編集する。
6.カテゴリと記事のキーワードをそろえる。
これらの考えをもとにブログを作りかえました。
1.カテゴリを全て作り直す。
それまでは思い付きで作ってきたカテゴリを整理して、体形をつくりました。
全てのカテゴリは、雑記ブログのメインキーワードを含む形をとります。
この時点でブログを調べると、あるキーワードが強いことが分かります。
チェックするツールは、チェキ(SEOチェキ)で可能です。チェキにブログのURLを入力すると様々なブログのデータが分かります。

キーワード出現頻度チェックにURLを入力してチェックボタンをクリックするとキーワードが表示されます。それが、今のブログでよく使われているキーワードになります。
順位の高いキーワードを使って、カテゴリの全てに含ませます。
2.各カテゴリには検索数の多い記事だけを集める。
記事をカテゴリに分類するのですが、カテゴリがそのまま使えるものは使います。
各カテゴリのパワーをアップさせるために、検索数が1カ月0PVのものや、Googleにインデックスされていない記事をはずします。
しかし、これらのゴミ記事でもコンテンツ量には寄与していることから、「雑記」などのカテゴリを作って、そこにまとめてしまします。
雑記カテゴリでも、やはりブログのキーワードを含む「●●●雑記」などのカテゴリにします。
結果、各カテゴリには現在のアクセスが多い記事だけが集まりました。そのカテゴリは検索が多くなり、Googleにインデックスされるようになります。カテゴリーの強化策です。
3.カテゴリ間をまたぐまとめ記事を充実させる。
さらにカテゴリに含まれる記事で同じようなキーワードを含む記事を集めて、まとめ記事を作ります。
カテゴリと似ていますが、まとめ記事は一つの記事なのでコンテンツ量がカテゴリとは違い、SEOパワーをもっています。
まとめ記事はブログの評価をアップするための、援護隊のような働きをします。
4.検索数が一桁で終わっている記事、月に1PVもない記事をまとめる。
2で書いたように、検索されない記事を集めます。ブログには不要であり、評価を下げる記事群ですが、これらの記事をリサイクルします。
記事タイトルをリライトして記事内容もキーワードをタイトルに合わせてリライトし、新しく作ったカテゴリ「雑記」に分類して入れます。
雑記のカテゴリも数種類の雑記カテゴリができますが、全てはブログのメインキーワードを含んでいることになります。
5.カテゴリページを編集する。
カテゴリページを編集します。
通常カテゴリを作ったらそれで終わりというのが、今までした。
今回は、カテゴリページも記事とみなすので、タイトル、記事に紹介文、メタディスクリプションもしっかりと記述して、Googleにインデックスされるように作ります。
これを全てのカテゴリも同様に作ります。
6.カテゴリと記事のキーワードをそろえる。
ブログのメインキーワードが、各カテゴリー、各記事にも含まれるようにできるだけ古いコンテンツはリライトします。
概ね100記事程度ではないかと思います。アクセスが多い記事は手を付けずにそのままにしておきます。
なのでリライトする記事はほぼ100記事程度となるようです。
サイトを「特化ブログ」にデザイン改造する。
記事が表示されるページのデザインを特化ブログ化させます。
サイドバーには全てを記事に関連した内容にします。関連記事や人気の記事などをまとめす。
記事下の関連記事も特別に記事のタイトルに見合ったキーワードを含む記事でまとめます。
このデザインだけでも、その記事全体が特化した雰囲気を持つため、雑記ブログでもそのページを見る限り、ユーザーには特化ブログを読んでいるイメージとなります。
つまり、リピーターを増やすことと、外部からのリンクが増加することにつながります。
結果、PVがアップしてブログの評価も上がる
これらの手順でブログ全体をリライトして新しいカテゴリも含めたリニューアルをします。

これらの処理をしつつ、約2カ月になりますが、徐々に検索表示回数が増加し始めました。
クリックされるかどうかは記事のタイトルを書き換えることでアップ可能ですが、それ以前に検索結果にブログが表示されることが重要です。
約2倍のPV数になってきました。
それに合わせてアドセンスの収益ではクリック単価がアップしてきました。クリック単価は季節性もあるので、今回のテストによるものかどうかは、今後分析してみます。
まだ、開始して2カ月程度なので、なんともいえません。
まとめ
記事数が580本にも膨れ上がった雑記ブログをリビルトして、特化ブログに見せかけるというか、ある面で特化ブログの特徴を持たせた雑記ブログとして作り替えることでした。
新しくアップする記事はそれだけで特化ブログの記事のようになります。
半年後、どのように効果が出てくるのかテスト中です。