Windows11「回復ドライブ」の作成でUSBメモリ32GB以上必要とパソコンが指定してきました。
この場合、USBメモリは「32GB」を使っても問題はないのでしょうか?
結論から先にお伝えすると、実際の作成で使ったUSBメモリー32GBの容量中「23.1GB」で問題はありませんでした。
今回はWindows11の回復ドライブの作成で必要なUSBメモリの容量について実際に行った事例をもとに説明します。
回復ドライブ作成でUSBメモリ「32GB以上必要」と表示
Windows11の回復ドライブを作成するときに必要なUSBメモリの容量をパソコン側から指定してきます。
その時の画像は以下の通りです。

32GBのUSBメモリで大丈夫か?
不安になるのが「32GB以上のデータを格納できる必要があり・・」の説明。
結論から言うと「32GB」のUSBメモリでOKです。
理由は、32GB以上とは「32GB」も含まれるから。
なので安心して「32GB」のUSBメモリを使いましょう。
実際に回復ドライブ作成で使ったUSBメモリの容量
実際にDellのノートパソコン「Inspiron 15 3000」のWindows11の回復ドライブを作りました。
その時に使ったUSBメモリの容量は以下の通りです。

実際にどれくらいUSBメモリの容量を使ったのかを調べてみました。
使った容量は32GB中「23.1GB」です。
回復ドライブ作成では「USB2.0」のソケットにさす
これは一概にはいえませんが、回復ドライブで使用するUSBメモリは、「USB2.0」のソケットを使うことをお勧めします。
理由は、USB3.0は高速ですが、多量のデータを安定して使うには「USB2.0」が安心だからです。
実際に回復ドライブを使って回復したときに「USB3.0」を使って作成した場合に、うまくいかなかった事例もネット上で知りました。
USB3.0を使う場合はUSBメモリが対応しているかどうかもチェックが必要です。
「USB2.0」ソケットを使う場合でも、おすすめはUSB3.0対応でこのサイズです。小さいと保管で紛失することがあります。
回復ドライブ作成でUSBメモリ「32GB以上必要」のまとめ
回復ドライブを作成するときにUSBメモリが「32GB以上必要」という表現で迷うことがあります。
今回はその不安を実例を通して解説しました。
FAQ(よくある質問)
Q1. なぜ「32GB以上必要」と表示されるのですか?
Windows の仕様上、「32GB 以上」と表示されるのは「32GB を下回ってはいけない」という意味で、32GB そのものを否定しているわけではありません。「32GB 以上」の範囲には 32GB も含まれると解釈できます。
Q2. 実際に使われた容量はどのくらいでしたか?
Dell ノートパソコン(Inspiron 15 3000)で回復ドライブを作成したところ、32GB の USB メモリ中、実際には約 23.1GB を使用しました。
Q3. USB メモリが「空き容量 32GB」を示していても作成できないことはありますか?
はい、可能性はあります。USB メモリは表記容量と実効容量に差があることがあり、ファイルシステムや隠し領域の関係で実際に足りなくなるケースもあります。その場合は 64GB 以上の USB メモリを使うと安心です。
Q4. USB 3.0 と USB 2.0、どちらを使うべきですか?
安定性を重視するなら USB 2.0 ポート の使用をおすすめします。USB 3.0/3.1 規格対応でも作成できる場合が多いですが、失敗した場合は USB 2.0 に差し替えて試すとよいでしょう。
Q5. 安全に回復ドライブを作成するための注意点は?
- 信頼性の高い USB メモリを選ぶ
- 事前にフォーマットしてクリーンな状態にする
- 作成中は電源や接続を安定させる
- 失敗したら別ポート・別メモリで再挑戦する
- 必要に応じて最新状態で作り直す


