せっかく書いた記事なのにクリックされることが少ないことがあります。内容が良くて平均掲載順位も高い場合は記事タイトルのつけ方に問題がある場合があります。クリック率の高い記事タイトルの書き方を紹介します。
記事タイトルの重要性
記事タイトルの書き方は様々な記事で紹介されているので、ここでは大切なポイントを絞って紹介します。
記事のタイトルは記事のすべてを表す大切なものです。検索された記事を読む前にタイトルを見ただけで帰ってしまうユーザーがいたらもったいないことです。内容が多少貧弱でもタイトルが良いとクリックしてくれる確率が高くなるのも事実です。
しかし、内容が伴わないとユーザーは二度とこないことにもなります。タイトル負けしないように記事の内容を充実させることは大事です。
記事のタイトルは、レストランで例えると中に入る前の門構えとメニューかもしれません。どんなにおいしい料理を提供しても、初めて来るお客さんには入り口でイメージを持たれてしまい入店までいかないことと同じです。
常連さんなら味を知っているので、べつに門構えがどうのこうのということはないでしょう。
一人でもお客さんを増やしたいのなら、やはり門構えとどんな店なのか、どんなメニューが特徴なのかを店に入る前に知らせることで、お客さんは入店するのです。
記事タイトルと5W1Hの関係
記事のタイトルを見ただけで「この記事を読みたい」という表現が大事です。それには人間が知りたいと思うための基本「5W1H」がしっかり入っていることだと思います。
事実、クリックされなかった記事のタイトルを買えただけで検索上位になった記事が何本もあるから言えることです。
例えば「冷たくておいしいアイスクリームの作り方」という記事タイトルがあったとします。このタイトルで読んでみたくなるのでしょうか?アイスクリームは冷たいのが当たり前だし、おいしさを求めているのにどのようにおいしいのかがわかりません。なのでユーザーはクリックする興味がわいてこないのです。でも中には初心者で初めての方はクリックするかもしれません。
この記事タイトルを「初めてでも簡単!濃厚でコクのあるアイスクリームの作り方」などと少し変えるとこれから作るアイスクリームのイメージが具体的に浮かんできます。そしてハードルが低く私でも作れそうだから記事を読んでみようか・・・ということになります。
このように広告としての記事タイトルは、ユーザーにとってその要望を満たす内容で書けばクリック率がアップするのです。
記事タイトルとキーワード
記事タイトルには「キーワード」となる単語を自然に含ませておくことです。そしてその位置はなるべく前の方に置くという定説があります。最近の進化したGoogleのAIは、あまりキーワードの位置にはこだわってはいないかもしれません。わかりませんが、記事をかいていて体感しています。
さらに記事タイトルで使ったキーワードを、記事の本文の一番最初のH2見出しの中にそっと入れておくことです。これで記事タイトルと記事内容が外れていないとロボットは認識してくれるようです。効果のあるこわざですね。
例えば、今読んでいただいているこの記事です。タイトルは「クリック率アップする記事タイトルの書き方」で本文の最初の見出しH2には「記事タイトルの重要性」となっていてキーワード「記事タイトル」が入っている。こんな感じです。
タイトルのリライト
記事タイトルがあまりにもひどくてリライトしたいばあいがあります。Googleには最初の記事タイトルで登録(インデックス)されているのです。
なので頻繁に記事タイトルを変更すると評価が良くない場合があります。修正は一部を様子をみながら行って行くか、大単に記事を作り変える気持ちで全体を見直す、書き換えることもあります。
例えは検索順位が30位の記事のタイトルをリライトすると、順位が40位に一時的に下がることがあり、その後リライトの影響により30位をこえてアップするように変動することがあります。
一時的に順位が下がってもそこで再変更しないで1週間~2週間は様子を見ていることが重要です。
リライトが成功だったか失敗だったかは結果に出ます。その順位はGoogleサーチコンソールで調べることができます。
おわりに
せっかく書いた記事なのにクリックされることが少ないことがあります。内容が良くて平均掲載順位も高い場合は記事タイトルのつけ方に問題がある場合の対処方法を紹介しました。