「どうしたらブログのアクセスが増えるのでしょうか?」
「記事が100本を超えたのにアクセスが増えない?」
ブログを開設して1年目あたりから、こんな悩みに直面することがあります。その上、Googleアドセンスを始めたのならアクセスが少ないと収益も上がらないのですから、アクセスアップは大きな目標になります・・・
その解決方法についていろいろ学んでいるところです。ぼくも初心者ですから大きなことは言えませんが、実際に試行錯誤して得られた事実をもとにポイントを紹介します。但し、誰にでも当てはまるというわけではありませんが、同じようなことで壁にあたっている方には参考になると思います。
アクセスアップのために記事を100本書いた効果
ブログを開設すると「はじめは記事を100本書くことから始めよう!」というアドバイスが結構掲載されています。なので当初は寝る暇も割いて記事を書き続けることに没頭してきたのではないでしょうか?
記事をアップすれどもなかなか100記事に到達するのは至難のワザ。それまで文章を書いた経験もアマチュアだしましてやWebライティングの技法なども学んではいない段階なので無理もありません。記事のタイトルすら枯渇する状態に直面しながら、なんとか100記事のゴールに到達したときは実にうれしいものです。
しかし、これまで書いてきた記事を振り返るとはじめに書いた記事の幼稚さに気が付くはずです。記事のキーワードもあまいし、自分の意見ばかり書いてありユーザーの役に立つ内容には程遠いものです。ましてやオーソリティのかけらも見えない記事を読者に読まれるようになるには、やはり学習と体験を積み重ねることが大事です。
なので100記事というとりあえずの目標があり、そこまで書くと自分のスキルが見えてくることになり、そこが大事なのびしろにつながります。
100本の記事でアクセスアップしましたか?
記事を100本書くのが目的であれば、100本で相当なアドセンスの収益を生んでいることでしょう。しかし、100記事を書いても収益は1日に数十円程度が良い方ではないでしょうか。100記事はライティングやブログに慣れるためのウォーミングアップの期間なのです。
本番は記事を書くスキルが身に付き始めたところからスタートします。記事がユーザーの必要性にマッチした内容でしっかりと書かれていることが大切なのです。しかも、記事を評価する最大の審査員はGoogleのAIでただ単に記事を書いても評価は上りません。
評価をアップして検索順位のトップを目指すには、ユーザーの検索意図に対してしっかりと答えを書いているか、解決策を信頼性のもとに書いているか、だれが書いているかなどのポイントをしっかりとつかむことが大切なのです。
記事の内容が良くても、高度になった検索SEOに対応した記事のライティングスキルが必要です。
Googleのアルゴリズムは誰も知らない?
SEOは様々なやり方があり、人それぞれの方法で効果が上がったことを取り上げているようです。
300近くあると言われているGoogleのアルゴリズムの中身を知っている人は検索エンジンを設計したひとだけですよね。あとは実際にやってみたらこうなった、という経験や積み重ねたデータや、それを詳しく調査している人などではないかと考えます。
数年前に記事の整理の仕方によってブログのGoogle評価がアップするという記事を見かけ、その通りにゴミ記事の整理を実行したら、一気に順位が下落してしまった経験があります。多分、その方のブログでは成功したかもしれませんが、ぼくのブログには効果があるとは言えませんでした。
SEOの効果については、自分で実際に取り組んでデータを取ることです。データを見て効果が認められたことがSEOの実態であり、自分のサイトにとっての効果があったということです。
事細かにSEOのやり方を書いても、そのブログでは成功しても他のブログでも成功するとは限らないということです。
アクセスアップするブログの作り方のコツ
記事を100本書く以上にブログサイトの設計が重要なことをお伝えしたいと思います。持論ですがブログサイトの設計はお店の設計をするのと似ています。店の看板を出して、店内のレイアウトや動線を考え、商品を並べるのはその店独自のノウハウであり、新装開店などお客様がマンネリにならないようにリニューアルをしたりします。
全てはお客様に喜んでもらえることです。
その結果、リピータにもなってくれるのです。お金儲けだけですべてを考えて作ると、ぎすぎすして、ギラギラとお金儲けの魂胆が見え隠れしますから、お客さんも近寄らなくなります。
雑然と並んだ雑貨から希望の品を見つけ出すのと同じ
例えば雑貨店に数百種類の商品を何の設計もなしに並べて売ろうとしたらどうでしょうか?来店したお客さんは自分の欲しいものが見つかるまで何百種類もの雑貨の中から探し出さなくてはなりません。探しているうちにいやになり店を出てしまうかもしれません。
逆に雑貨を種類や目的別に整理して並べたあったらどうでしょうか?さらに雑貨店の店名が雑貨の全てを表していたら、通りがかりの人が立ち寄るかもしれません。
リサーチと提案
そして、雑貨間の組み合わせでこんなことができるという提案が事例として並べてあれば、お客さんは新しい発見をしてその商品を買うかもしれません。
また、お客さんがどんな雑貨を欲しがっているのかを調べ、要望のある雑貨を仕入れて並べたら、さらに売り上げは伸びていきます。
そのことが話題となり広く雑貨店が知られるようになり取材もあり、ますます有名になるでしょう。
ブログサイトの設計も同じですね。
個々の記事の内容は大変良くできていても、その記事にユーザーがたどり着けなかったら大きな損失となります。また雑然とブログ内に置かれていたら見にくいサイトになります。それは、Googleの巡回ロボットにとっても同じことが言えます。
つまり、最初のブログサイトの設計が重要になってきます。メインのキーワードは何か、カテゴリーをどのようにきめるか、そのカテゴリーにはメインのキーワードが含まれているか、記事はトップページのキーワード、カテゴリーのキーワード、が継承されて記事がかかれているのか、などを設計するだけでもアクセスの度合いはガラッとかわります。
最大のポイントはユーザーに有益であること
ブログサイトの設計の最大のポイントは、ユーザーが見やすく希望の記事に速やかにたどり着けるかです。Googleの巡回ロボットにも分かりやすいなら、検索順位の評価が上がりアクセスアップに結び付くと思われるのです。
ユーザーがたどりついた記事が、期待通りの内容なら満足して、その記事だけで読んで帰っていきます。もし満足できなかったら、途中でトップページに戻りさらに別の記事を探すか、最初にGoogleで検索した結果の一覧に戻り他のサイトを探すかもしれません。この場合の評価は下がります。
ブログのファンになってくれることが最大のメリットです。ファンがいてリピートしてくれるなら検索エンジンはいらないからです。
ブログのリピーターが多ければ多い程、アルゴリズムの変動の影響をそれほどは受けません。検索からの流入にたよりアクセスに一喜一憂するストレスから解放されるようになります。
先日、5つ目のブログのサイトを試験的に見直しをしました。カテゴリーを設計しなおしてトップページからカテゴリ、サブカテゴリ、記事へとスムーズに動線が機能するようにして、キーワードを見直しました。さらにカテゴリページの紹介文章、カテゴリーのタイトルについても全てユーザーに便利なように見直してみました。
すると5日後あたりから変化が現れました。記事の滞在時間が増加していることを確認しました。今までは少なかったカテゴリからの流入も増えていました。ユーザーが見やすくなってお目当ての記事にたどり着くことができ長時間読んでいたと思われます。少し効果が出始めたようです。
皆さんに当てはまるかどうかは、書いた通りで自信はありません。ただし、Googleの狙いであるユーザーにとって有益なコンテンツに徹することだけは明らかです。
SEOは試行錯誤の繰り返し
ここまで読んでいただきありがとうございました。様々な記事を読んだり研修に参加したりしました。そしてSEEOはブログのコンテンツにまつわる条件によって同じ方法が使えない場合があることです。
基本的なSEOはしっかりと学んだうえで、試行錯誤を繰り返しデータをこまめに取りながらサイト設計をしたりリライトしたりして、効果をアップしていきます。
みなさんも、「ぼくの特別なSEO」なるワザを生み出すことで成果をアップしてみてください。その記事を読みたい読者はきっとたくさんいるのではないでしょうか。