GoogleAdSense(アドセンス)のクリック単価が、1桁まで低くなってしまうことがあります。
なぜクリック単価が低くなってしまうのでしょうか?
その原因と改善方法を紹介します。
アドセンスのクリック単価はコントロールできない
Googleアドセンスで収益を上げようとがんばっているのに、ある時から収益が徐々に、あるいは急激に減ることがあります。
コンテンツはキーワードなどSEOをしっかりと対策して投稿してきたブログなのですが、クリック単価が下がっていきます。
クリック単価をなんとかアップする方法はないのか?
答えをズバリ言えは、それはコントロールができないのです。
そのことを「Google AdSense 季節性のための AdSense収益向上施策シリーズ Q&A セッション」で学びました。
クリック単価を上げる方法はないのか?という質問に対しての回答です。
引用すると次の通りです。
クリック単価䛿広告主側が決めるものなので、媒体社側からの直接コントロールはできません。マーケットトレンドや、広告主側の需要等によって左右されてしまうため、単価が下がる理由は様々です。
引用:GoogleAdSense AdSense収益向上施策Q&Aセッションより
しかし、広告枠の価値を上げることで、さらに広告主側からの入札競争を高め、クリック単価を上げることは可能です。
つまり、アドセンスには広告主がいて、広告主がクリック単価を決めるという大原則があります。
そのため、広告を出している企業の決算期や販売がアップする時期等の影響を受けてクリック単価は変動することになります。
少しは安心したのではないでしょうか。
ブログを運営している方なら必ず体験していることです。
なぜクリック単価が下がるのか?
GoogleAdSenseでは「マーケットトレンドや、広告主側の需要等によって左右されてしまうため、単価が下がる理由は様々です。」と解説しています。
ちょっと専門的になりますが、クリック単価の変動の指標「eCPM年間推移」の年間のデータがあります。
簡単に言い直すと「どの月がクリック単価が高くなるか、或いは低くなるか」というグラフです。
それによると「 3月、6月、9月、12月」がクリック単価が高く変動します。
特にデータから見ると12月は最高になります。
逆にクリック単価が最も低くなるのは「7月末~8月上旬」あたりと、データから見て取れます。
クリック単価アップの改善方法
クリック単価をアップする様々な対策が、ネット上で公開されていて、とても勉強になります。
楽天とAmazonの広告をブロックする方法や、Smart pricingを考慮した広告配置、クリック単価の高いジャンルの記事を書く方法等が多数公開されています。
では、Googleのセッションではどのように説明しているのでしょうか。
クリック単価をアップする方法についての可能性を次の通り説明しています。
広告枠の価値を上げることで、さらに広告主側からの入札競争を高め、クリック単価を上げることは可能です。
引用:GoogleAdSense AdSense収益向上施策Q&Aセッションより
このことはとても重要なポイントになると考えます。
つまり、広告主にとって、あなたのブログの広告枠に表示させることの価値が高ければ、高いクリック単価で入札するということです。
価値のある記事を提供することで、クリック単価が高くなる可能性があるのです。
このことは、実はぼくのブログでも体験済みです。
例えは月に3万アクセスある趣味の雑記ブログのクリック単価は低いです。ところが、当ブログのように専門ブログでは、10倍以上のクリック単価が発生することが頻繁に起こります。
同じ雑記ブログでも年金世代に特化した記事内容に絞ったところ、クリック単価が高止まりしている現象が見受けられます。
一方、ほぼ専門性のないぼくの日記ブログでは一桁がいいところです。
具体的な改善方法
記事(コンテンツ)の専門性をしっかりと担保するブログを構築すると、当然ですがクリック単価は高くなります。
一方、雑記ブログでも記事の質を高めることで、一般人の多くに影響を与えるコンテンツならば、クリック単価は高くなります。
日記の雑記ブログの中で「ドッグフード」の専門的は記事を投稿しました。
その半年後に解析したところ、アクセスはさほど多くはありませんが、クリック単価が落ち込みを見せる中、検索順位がアップし始めると同時に突然3ケタのクリック単価を連続して出しています。
ポイントは、ユーザーに有益はコンテンツであり、それもオリジナルなコンテンツで、しかも専門性のある内容の記事を投稿することです。