アドセンスで「無効なトラフィックの問題」が発生すると広告配信が止まります。
無効なトラフィックの原因は「自己クリック」「第3者からの意図的なクリック」というもので「無効なクリック」が発生することです。
一般的に新しいブログに発生することが多いようです。その原因は、まだPV数が少ないため「無効なクリック」が発生すると、その発生する割合がかなり高くなることです。
例えば1日に50PVのブログに無効クリックが10回発生したら20%にもなってしまします。
しかし、1日に1,000PVだとすると10回の無効クリックは1%となり、低い割合なのでアドセンスの広告配信には影響しないこともあるといいます。
ぼくの数万PVのブログでは、Googleアナリティクスで分析してみると無効クリックが発生していますが、無効なクリック分の収益を自動で差し引く処理をしているようで、広告配信がストップすることは今のところありません。
また、何度もアタックされることがあれば、そのIPをBANするプラグインでブロックすることも有効です。
ぼくのブログの中で、まだ新しいブログに無効クリックの対策をしてから3カ月間、どのようなことが起きていたのか調べてみました。
無効なクリックの対策とは?
何回も意図的に外部からアドセンス広告をクリックされてしまい、それがアドセンスにポリシー違反と判定されることで、広告の配信が止まるのです。
その対策としては、プラグイン「AICP」をWordPressに設定します。
さらに特別なコードを追加します。この追加コードの意味はアドセンス広告が表示される前に無効なクリックならブロックするプログラムです。
相手にアドセンス広告の表示を止めて、IPアドレスを記録しつつ広告をクリックできないようにする方法です。
IPアドレスそのものをブロックすることも対策のひとつです。
複数回の無効なクリックが発生するIPアドレスを特定して、ブロックしてしまう方法です。
この対策をすると、アドセンスの自動広告が使えなくなりますが、広告配信がストップするよりはましなので、現在も若いブログにはこの対策を継続しています。
3カ月間に起こったこと
基本的には若いブログ(月10,000PV以下のレベル)によく発生しています。
1カ月平均13回、トータル38回発生していました。海外からも2回のアタックがありました。
ほとんどはミスクリックではないかと推測しています。
以下のキャプチャーはプラグインAICPの管理画面で、3カ月で38回です。
年間に200回、300回という回数を記録しているブログも見かけます。
想像ですが、意図して無効なクリックをしたわけではなく、そのほとんどはスマホからの「ミスクリック」ではないかと思われます。
そのため、IPアドレスのブロックまでは行いません。
一方、同一IPアドレスから連続して無効なクリックが発生してします。
無効クリックが発生したIPアドレスはブロックされています。そのブロックした回数は14回と86回です。合計100回です。
まとめ
ブログがまだ若い時期には無効なクリックの対策をすることをおすすめいたします。
無効なクリックが発生するたびに、Googleに報告をしていて、その数は38回になります。
報告を継続していることとAICPによる対策を講じてからは、無効なクリックが発生してもアドセンスの広告配信が止まることは現在の段階ではありません。