年に何度かあるWordpress(ワードプレス)の更新(アップデート)。
今回は、「WordPress 5.5.3」から「WordPress 5.6」への更新のお知らせが、Wordpressのダッシュボードに表示されました。
そこで、いざ更新しようと確認したら、いつもある日本語版「WordPress 5.6–ja」が見当たらないのです。
これはいったいどうしたことでしょうか?
このまま表示されている、オリジナルの英語版「WordPress 5.6–en_US」で更新をしてもいいのでしょうか?
今回の更新について、その経過と処理方法についてお伝えいたします。
「WordPress 5.6–ja」の表示が見当たらない?
WordPressのダッシュボードに、バージョンアップのお知らせがきました。
こんな表示です。
次に「更新」をクリックをしようとしましたが、ちょっとまて!
更新を確認してみます。
通常は今回のようなメジャーアップデートでは、だいたい日本語版か英語版の選択ができるように、Wordpressのダッシュボードに表示されるのです。
しかし、下の画像のようにダッシュボードをみても日本語版が見当たりません。
こんな感じです。
表示されているのはオリジナルの英語版「WordPress 5.6–en_US」のみです。
ここで、迷ってしましました。
このまま、更新すべきか・・・
もし更新して英語版になってしまったら後が面倒になる。
いろいろ調べてみると、日本語版と英語版の違いは次の通りです。
WordPressの日本語版と英語版の違い
日本語版は日本語翻訳ファイルが同梱されていて、「readme.html の日本語化」「wp-config-sample.php の日本語化」「version.php に $wp_local_package = ‘ja’; が付加されている」などの特別に修正されたフィルもあるので、英語版で更新するのは危険です。
WordPressのアナウンスは後出しもある?
WordPressの更新で、以前にリリースされたと同時に更新して、失敗したことがあります。
なので、今回もリリースされたばかりなので、しばらく様子を見てみることにしました。
まだ、「WordPress 5.6–ja」の正式なリリースの記事もないので、今回は動かずにしばらく時間をかけてからと保留にすることにしました。
時間が経てば、日本語版もリリースされるかもしれない・・・
やはり、後から「WordPress 5.6–ja」が出た!
前回の失敗から学んだことが役立ちました。
待っていて正解でした。
後から正式に日本語版の「WordPress 5.6–ja」が表示されました。
こんな感じです。
この「WordPress 5.6–ja」こそ、更新で使いたい日本語バージョンです。
早速、更新します。
尚、使っているレンタルサーバーはエックスサーバーなので、バックアップは毎日自動で行われているから不要です。こんな時に役にたつのがエックスサーバーですね。
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「WordPress 5.6–ja」に更新成功!
無事に「WordPress 5.6–ja」に更新が成功しました。
テストサイトでの更新の影響
「WordPress 5.6–ja」になり、編集画面が多少おかしくなっていることが分かりました。
下記の画像はテストサイトのダミーですが、こんな画面になりました。
さらに、記事の表示も左に偏り、字も小さくなり、へんな感じです。
スマホで記事を確認するときれいに表示されています。
原因を確認中です。
テストサイトのテーマはcocoonです。
ぼくのテストサイトだけかもしれませんのでしばらく、状況をみたいと思います。
追記 2020年12月14日
WordPress5.6に更新した時にcocoonのエディターが不具合を起こしていた問題は解決しました。
こcocoonのバージョンを2.2.5.1にアップデートすると正常になりました。
WordPressの外観からテーマを選択して更新すれば解決します。
おわりに
ネット環境での更新では、Wordpressでもあるように、タイムラグも生じることがあり、しばらく待ってから様子をみて実行するのがよいかもしれません。
不具合も生じる可能性がありますので慎重に更新しましょう。