有用でない記事を30%削除したらどうなるのか?
今回は実際にユーザーの役に立たない記事を削除した結果について解説します。
SEOに影響するのかどうかを検証してみました。
有用でない記事を削除する不安
ブログを長年運営していると、初めに書いた記事の質が気になります。
はたしてユーザーにとって有益化といえは、全くそうではないコンテンツもたくさん見つかります。
- 1年間アクセスのない記事
- Googleにインデックスされていない記事
- あきらかに質が低い記事
これらの記事についてGoogleでは削除することを提案しています。
そこで、これらの記事を削除してみることにしました。
不安材料としては次の点があげられます。
- コンテンツ量が減少することの影響
- どこかにリンクされている可能性があり、その影響
- 記事の削除で発生する404エラーの影響
特に気になったのは404エラーの影響
しかし、404エラーは検索パフォーマンスに影響することはないとGoogleが公表しています。
一般的に、404 エラーが発生してもサイトの検索パフォーマンスに影響が及ぶことはありません。したがって、対象の URL が自分のサイトに存在しないことが明確な場合は、このエラーを無視しても問題ありません。重要なのは、このような無効な URL が正しい 404 HTTP レスポンス コードを返し、サイトの robots.txt ファイルがこれらをブロックしないようにしておくことです。
引用:Google SearchConsole ヘルプセンター
これらの根拠をもとに、不要な記事を30%削除することにしました。
具体的には約750記事のなかから、250記事を削除することを実際しました。
ブログ記事を30%削除した結果
750記事から250記事を削除すると、その結果はどうなったのでしょうか?
実は、ほとんど影響がなかったと言えます。
そこで、他に運用している2つのブログでも各200記事~250記事を削除することにしました。
やはり700記事あるブログなので約30%程度の削除です。
これらのブログでも既存の高順位にある記事には影響がありません。
むしろ、Googleアドセンスのクリック単価がアップした好結果が出ています。
この結果が、はたして記事を削除したことが生んだ結果だとは言い切れません。
現在、半年を目途にデータを採っています。
SEOに影響はあったのか?
記事を矢印の時期に30%削除した事での影響はあります。
それは、サイトの順位が好転したことでサイト表示回数が増加に転じたことです。
下のグラフはGoogleサーチコンソールから取ったデータです。
1記事約1,500文字としても、250記事なら375,000文字が消失したことになります。
有益でない記事を削除することで、ブログは雑記から特化の転じたことは間違いありません。
むしろその影響の方が効果を生んだと考えています。
だれでもこのような結果になるとは言えません。
しかし、実際に不要な記事を30%削除しても、収益がアップしていることは間違いありません。
記事を30%削除した結果のまとめ
今回は有益でない記事を削除した結果についてまとめてみました。
基本的にユーザーが読みたいとは思わない記事を削除するのは理にかなっています。
初めて記事を削除するかたは、少しずつ行って様子を見ながら進めることをおすすめします。
安全のためには、その方が安心ですね。