古くなったパソコンやCRTディスプレイ(ブラウン管モニター)の処分に困っていませんか?
インターネットで検索すると「無料回収」「0円処分」などの広告が数多く表示されますが、「本当に安心なの?」「後から高額請求されない?」「個人情報は流失しないの?」と不安に感じる方も多いでしょう。
実は、家庭で使用していたパソコンやCRTディスプレイを処分するには、法律で定められたルールがあります。
この記事では、初めて回収業者を利用する方のために、
- 法律に基づいた正しい処分方法
- 信頼できる業者の選び方
- 回収方法・費用の目安
- 認定事業者の紹介
- トラブル防止の注意点
をわかりやすく解説します。
また、実際に回収業者に登録して利用した体験もご紹介いたします。
回収できる認定事業者とは?

家庭で使ったパソコン・CRTディスプレイ(ブラウン管モニター)は「認定事業者」でないと回収できません。
回収できる業者は、小型家電リサイクル法に基づく認定事業者となります。
正式名称は「使用済小型電子機器等の再資源化の促進に関する法律」で、環境省と経済産業省が共同で運用し、資源の再利用と適正な処理を目的としています。
■環境省Webサイト:小型家電リサイクル法 ~法律の概要・関係法令~
■環境省Webサイト:Q&A
■経済産業省Webサイト:小型家電リサイクル法の概要について
「古物商」「産業廃棄物処理業」だけでは不十分?
「古物商許可」とは、中古品の売買が目的なので、家庭の廃棄物処理は対象外となります。
また、「産業廃棄物収集運搬業許可」は、工場や企業など事業所から出る「産業廃棄物」が対象でし。つまり、一般家庭の廃棄物は含まれません。
このように「小型家電リサイクル法の認定事業者」が、家庭で使ったパソコン・CRTディスプレイ(ブラウン管モニター)等を回収できることになります。
この認定事業者は、環境省・経済産業省から正式に認可されており、データ消去や適正なリサイクルを行う義務があります。
回収業者を選ぶ時には、認定番号や許可情報がホームページに記載されているか必ず確認しましょう。
信頼できる回収業者の選び方

では、信頼できる安心な回収業者を選ぶポイントを分かりやすく解説します。
(1) 認定事業者であることを確認
「小型家電リサイクル法の認定事業者」の記載があるか必ず確認しましょう。
(2) 料金体系が明確であるか
「無料回収」と書かれていても、後から運搬費や処分費を請求されるケースがあります。
見積りを事前に提示してくれる業者が安心です。Webサイトから申し込む段階で、見積もりを表示する業者もあります。
(3) データ消去サービスの有無
パソコン内の個人情報を守るため、専門的なデータ消去サービスを提供しているかを確認しましょう。
自分でパソコンのデータを消去したり、リセットしてもパソコン内には情報が残っている場合があります。
専用のソフトを提供してくれたり、回収業者が有料でデータ消去して証明書を発行してくれるサービスもあります。
(4) 口コミ・評判をチェック
Googleレビュー、SNS、地域掲示板で確認することも大切です。
「回収後に追加料金を請求された」などの料金トラブルや回収等で悪評がないか確認しましょう。
回収方法の例

パソコンやCRTディスプレイをどの様に回収するのか、3つの事例を説明します。
宅配回収
申込後に、パソコンやCRTディスプレイを自分で段ボール箱に梱包し、指定の日時に業者が回収しに来るパターンです。全国対応業者が多く、手間が少ないメリットがあります。
ぼくはこの方法を利用しましたが、楽なのでおすすめです。
データ消去証明書を発行してくれる業者ならさらに安心でが、有料の場合があります。
出張回収
回収業者が、自宅まで取りにくるケースです。重量が重い大型CRTディスプレイなどは楽です。
出張費がかかる場合があるので事前に確認しましょう。
持ち込み回収
自分で指定拠点に持ち込む方法があります。費用が安い場合が多いですが、車で運ぶ必要があり、重量物は注意が必要です。
回収費用の目安
気になるのが回収費用ですね。だいたいの目安を紹介します。
- パソコン本体:無料~数千円
- CRTディスプレイ:4,000円~5,000程度
- 出張がある場合:2,000円~5,000円程度(距離・台数による)
回収業者によって料金に幅がありますので、比較してみてくださし。
認定事業者の代表例
安心できる回収業者を2社上げてみます。
リネットジャパンリサイクル株式会社
リネットジャパンは、自治体と連携しているため、安心して利用できます。
- 環境省・経産省の認定業者。
- 宅配回収で全国対応。
- パソコンは無料で回収。(CRT一体型パソコンは無料)
- CRTモニター(ブラウン管)リサイクル料金:3,880円/台(税込4,268円/台)
1箱内(3辺合計140センチ・20キロ以内)であれば、パソコン複数台入れても、パソコンと一緒に携帯電話や小型家電を一緒に入れても1箱内に収まれば回収料金は無料になります。
パソコンを含まない場合(モニターのみ等)や、パソコンを含んでいても2箱目からは回収料金は1,680円/箱(税込1,848円/箱)となります。
引用元:リネットジャパンWebサイト
PR用Webサイト:【国認定】不用PCの宅配便回収<リネットジャパン>
一般社団法人 パソコン3R推進協会
自治体に問い合わせたら、紹介があった協会です。
- デスクトップパソコン:(本体)4,400円/台(税込)
- ノートパソコン:4,400円/台(税込)
- CRTディスプレイ:5,500円/台(税込)
- 液晶ディスプレイ:4,400円/台(税込)
- CRTディスプレイ一体型パソコン:5,500円/台(税込)
- 液晶ディスプレイ一体型パソコン:4,400円/台(税込)
公式Webサイト:パソコン3R推進協会
自治体と連携した回収拠点

公民館などで回収しているケースがあります。ぼくの自治体では、ノートパソコンで液晶ディスプレイのみでした。
- 一部の自治体では、小型家電リサイクルボックスを設置し無料で回収。
- CRTディスプレイは対象外の場合があるため、事前に確認。
リネットジャパンを利用してみた

古いPCとCRTディスプレイが屋根裏から出てきました。
そこで回収業者を選ぶのですが、初めてなので不安ばかりです。そこで、市役所に相談してみました。
担当の方が教えてくれたのが、一般社団法人 パソコン3R推進協会で、他の自治体の多くはリネットジャパンを紹介していました。
そこで比較したら、リネットジャパンがお得だったので選びました。
申込方法は、かなり簡単で、パソコンの台数、CRTディスプレイの数、メールと送り先を入力し申込みます。
すると登録したメールアドレスにお知らせが来ます。そこでは、パスワードを設定します。
入力した内容をもとに自動でマイページが完成します。これで終わり。
今回、梱包は2箱で代引きにしました。佐川急便が自宅に引き取りに来ます。1箱の最大サイズは、縦・横・高の合計が140cmまでで、重量は20Kg以内です。
段ボール箱は、スーパーでは小さい物しかなかったので、大きい箱があるドラッグストアでいただいてきました。

- 1箱目:パソコン1台 7Kg
- 2箱目:CRTディスプレイ約15Kg
- 料金内訳
- 2箱目の宅配回収料金:1,848円(税込)
- CRT(ブラウン管)モニター処理料金:4,268円(税込)
- 代引き手数料:218円(税込)
- 合計:6,334 円(税込)
ぼくは、事前にハードディスクを処分したので消去は自己責任で依頼しませんでした。
2日後の午前を希望したので、当日佐川急便がやってきて、代金を支払い、領収書を受取ります。
商品を確認すると、担当者は思いPCとCRTをサッと車に積んで終了です。
午後マイページを確認すると、回収済みとなっていました。
パソコン3R推進協会は自分で郵便局から送ります。料金はパソコンとCTRディスプレイだけで合計税込9,900円、一方リネットジャパンの6,334円はリースナブルでした。
また、リネットジャパンは、「CRTディスプレイ一体型パソコンは無料回収です」と説明がありました。CRTが付いていても1箱で済むから回収料が無料ですね。
Webサイトからの質問にも、担当者は、迅速に聞きたいことに親切に対応していただきました。

簡単に申込めて持ち込みの手間が不要なので、おすすめです。
以下のサイトから詳細と申込ができます。
早速、チェックしてみてくださいね。
PR用のWebサイト:【国認定】不用PCの宅配便回収<リネットジャパン>
トラブルを防ぐための注意点
- 無料広告を過信せず、認定事業者か確認。
- 料金は必ず事前見積もり。
- データ消去証明書の発行が可能か確認。
- 回収後の処分ルートが明記されているかチェック。
まとめ
パソコンやCRTディスプレイの処分は、認定事業者を選ばないと違法回収や不法投棄の危険があります。
業者選びでは
- 認定事業者かどうか
- 料金の明確さ
- データ消去対応
- 口コミの良さ
の4点を必ずチェックしましょう。
安心できる業者を選び、安全かつ確実に処分してください。