高度なネット時代でも昔の考え方が参考になることがあります。それは「近江商人」のビジネス思考。
実はブログの設計もこの近江商人の考えがある点で一致するのです。それは商品を売るというアフィリエイトのジャンルです。
どんな考えなのかご紹介します。ブログの収益が増える可能性が期待できます。
近江商人とアフィリエイト
近江とは現在の滋賀県です。そこに本店を置き江戸から明治にかけて日本各地で活躍したのが有名な近江商人です。近江商人とは現在の大手総合商社伊藤忠商事の創業者で初代伊藤忠兵衛の経営理念ののビジネス思考です。
あの、「売り手よし」「買い手よし」「世間よし」のこと。商いの原点として現代社会でもお手本となっています。
近江商人のビジネス思考とは？
そのビジネス思考とは、
１、買い手よし
２、売り手よし
３、世間よし
という「三方よし」の精神でした。そして、多くの人に喜ばれる商品を提供し続けました。ただ自分だけが利益を得る事を考えるのではなく、ひたすら人のためになることを行ってきたのです。
そこで培った信頼は、やがて彼らに大きな利益をもたらしたのです。
得た利益を使って社会貢献をした。そして得た利益を、今度は学校の建設や橋の建設などに無償で使い、社会に大きな貢献したというのです。今でも、この近江商人が残した。
１．売り手の都合だけではない、
２．買い手のことを第一に考えた商売と商い
３．地域社会への貢献
「三方よし」は、多くの経営者の指針となっているのです。
アフィリエイトのビジネスでは？
アフィリエイトも立派なビジネスです。商品を紹介して売るというのは今も昔もビジネスのスタイルに変わりはありません。
アフィリエイトの場合は、お客さんに商品を買ってもいます。でも単に商品を紹介するだけでは売れません。そこにはお客さんの悩みの解決にいかに商品が役立つかそのベネフィットを買ってもらうのです。
商品の説明にお金を出すのではなく、その商品をお客さんが買うことで得られるベネフィットにお金を出すのです。
このアフィリエイトのビジネスに近江商人のビジネス思考が重なるのです。
アフィリエイトの収益を増やす近江商人のビジネス思考
近江商人のビジネス思考「三方よし」がアフィリエイトの世界でも役立つことが伺えます。
１．売り手の都合だけではない、
２．買い手のことを第一に考えた商売と商い
３．地域社会への貢献
「売り手の都合だだけではない」、つまり商品を売る事ばかり考えていても売れないということです。「買い手のことを第一に考えた商売と商い」これこそがアフィリエイトの核心ともいれるビジネス思考。つまり買い手のことを考えないと商売にも商いにもならないというのです。
「地域社会への貢献」とはブログの世界では、ユーザーの役に立つコンテンツにあたると思われます。つまり、ブログの評価が上がるためにはいかにユーザーに貢献しているかということです。
この考えはGoogleが検索エンジンを開発した根底にある考えと似ています。ユーザーにとって価値のあるコンテンツを拾っているからです。そんことがGoogleの価値をあげているのです。
近江商人のビジネス思考とブログの作り方
江戸時代後期から明治時代にかけて近江商人のビジネス思考は世の中を変えていきました。その考えは現代も引き継がれていて大手企業の経営指針ともなっています。
これからの時代、ブログでアフィリエイトで収益を上げるためには、単にモノを売って収益を上げることにとらわれると売れないことになるリスクがあります。
あくまでのユーザー（お客）にとって有益であり役に立つコンテンツを設計することがブログで収益を上げるためのビジネス思考として重要になっています。
