一生懸命データを調べて書いた記事が圏外で、短くあっさりと書いた記事が投稿後に間もなく上位に表示されるのでしょうか?
ぼく達には、まったく見えないGoogleの検索アルゴリズムの中身・・
しかし、2年半で記事を1,800本も書いて投稿してみると、ある特徴が見え隠れします。
どうして一生懸命書いた記事が圏外に・・・
こんな実験をして「Googleのアルゴリズムがどんな反応を示すのか」テストをしてみました。
同じ内容のテーマの記事を2種類書いて、どちらが上位表示されるかを試してみました。
同じようなコンテンツの場合、Googleのアルゴリズムにとって、評価の良い方が上位に上がることはわかっています。
つまり、評価の低い記事の方が圏外に飛ばされるのです。
用意した記事は次の2種類です。
- データやエビデンスを調査して書いた8,000字の記事
- 「読者は、こんな気分かな・・」と思うままに書いた1,800字と短い記事
その結果がすぐわかりました。
はじめは、どちらの記事も16位と17位に続けて表示されていました。
そして、数日後に変化が出てきました。
データやエビデンスを調査して書いた8,000字の記事が「圏外」に飛ばされました。
一方、「こんな気分かな・・」と思うままに書いた1,800字と短い記事が上位に残り、徐々に順位を上げていきました。
これは、どうしたことでしょうか。
どうして簡単に書いた記事が一気に上位へ??
2つの記事の違いは、歴然としています。
2.8,000字の記事は、守備範囲が広くなって見出しが10個もある。
3.1,800字の記事は、見出しが3つのみ。
文字数が1,800字と少なく、一つの問題に関して、1つの明確な回答がある記事が上位になっていたことです。
かつてはコンテンツ量が物を言ったSEOのワザですが、8,000字の記事はみごと圏外に飛ばされました。
ごたごたと目いっぱい書いた記事は、もはやモバイルフレンドリーとは言えず、スマホ向けのコンテンツではないのかもしれませんね。
PCで読むようなグラフやエビデンスの照明データがびっしりのコンテンツは、スマホには似合わないのでしょうか?
ひとりでも多くのユーザーが簡単に短時間で明確に知りた
Googleのアルゴリズムはブラックボックス!
Googleのアルゴリズムのブラックボックスを外部からつついてみて、反応を見るとAIはどんな基準で記事を選んでいるのかが、ウスウス見え隠れしてきます。
だれにもわからないGoogleのアルゴリズムを分析するのは至難の業です。
はっきりしているのは「ユーザーにとって有益なコンテンツ」というこの一点です。
それは、短いコンテンツでも、かんたんな言葉で、端的に、問題と解答が明確に書かれていて、すぐにどこでもユーザーが読んでためになるものなのではないかと推測しています。
確かに、その後に「この理屈の推測」をもとに記事をかいてみたら、案外と上位に食い込む可能性があるのです。
今までのSEOの常識を超える「新しいSEOの常識」がやってくることは、間違いないような現実味が感じられるこの頃です。