ブログ記事を書くときは、自分の言葉で書くと効果があるのです。
最近のブログ記事は、あまりにもキーワードを気にしているから、一つのキーワードで多数の記事がアップされています。
そのため、検索1位以下10位まで記事のタイトルを拝見すると、金太郎あめのように連なっていることが分かります。
今回は、次のような内容にしました。
- ブログ記事は独自性も大切!
- 自分の言葉で書くと伝わる
- キーワードは読者が拾ってくれる?
どんな記事が検索されるのか、今まで投稿した約2,100記事を元に考えてみました。
ブログ記事は独自性も大切!
コンテンツは、信頼性、専門性、網羅性が重要だとGoogleでは公表していますよね。ここまでは、みんな勉強していると思います。
そしてもう一つは「独自性」を追加したいと思っています。
その理由は、今まで投稿した2,100記事を分析してみたことから見えてきたことなのです。
2,100記事の内、月に500PVの記事4本、1,000PVの記事1本をチェックしてみました。
その記事は、アドリブで書いたような記事で、本当に自分が自分で体験して書いたオリジナルの記事です。
記事を書いた時点では「キーワード」など、あまり考えていません。自分があたまの中で疑問になったこと、知りたい事、問題に遭遇した時に思ったこと、口に出した言葉などから、テーマを書いています。
記事の見出しは、とってもいい加減で、今ならこんな書き方はしないというようなものです。
でも、記事を読んでいいる方には、よくわかるというコメントをもらう位、人気があります。
たった5本のトップ記事は、堂々と1位~5位あたりで検索結果に表示されています。
むしろ、キーワードをシッカリと配置し、ネット上の教科書に沿って書いた記事でトップになったのは、今のところ1記事だけです。
そのSEOの手法で書かれた記事の大半は、検索順位がずっと低いものとなっています。
自分の言葉で書くと伝わる
自分の体験から生まれた言葉には、自然に人が求めているキーワードが含まれていると思います。
最近のGoogleのAIは進化していて、従来の様にキーワードの含有率や見出しに入れたりする細工も重要ですが、それ以上にユーザーが求めている検索意図というものがしっかりしているかどうかを評価しているようです。
なので、「〇〇がうまくいかない?△△の乗り越え方」などと、実際に迷った時にメモしておいたことが記事のタイトルになるのです。
それは、悩んだことの一連の流れをそのままコンテンツに反映されるので、検索する側のユーザーには、そのまま検索意図となっているのです。マッチング率がかなり高くなり、ヒットする度合いもアップしていきます。
例えがイマイチですが、「鼻毛を指で抜いたら、大変なことに!鼻毛の正しい処理方法」などと、実際のことがトップになるのです。
キーワードは読者が拾ってくれる?
先にキーワードありで書いた記事は、面白みがありませんね。このキーワードのボリュームや関連語などを駆使してでき上った記事は、ロボットには読みやすいのですね・・・
でも、なんでこの記事の内容がこんなトップに?という場合もあります。トップになると検索でのヒット率(CTR)がSISTRIXの2020年7月のデータを元にしてみると28.5%もあります。
ちなみに、検索2位:10.65%、3位:7.57%、4位:4.66%、5位:3.42%…・10位:1.64%となります。
つまり、検索順位の1位になると28.5%もクリックされるのですが、2位になると10.65%と半分近くに下がってしまいます。だから、1位を獲得したくなりますよね。
その1位を狙って書いた記事かどうかは、記事の構造やキーワードを見るとすぐわかります。
それを追いかける2位以下に並ぶ記事も、同様な手法で、キーワードをずらしながら書いているのですから、同じような記事の羅列となります。
しかし、本当の記事を求めていると、2ページ目の最初にあったりします。
自然にトップになった記事のクエリーをGoogleサーチコンソールから調べてみると、意外な意図しないキーワードで読者が検索しているのです。
なので、その記事をトップまで上げてくれたのは、読者が検索に使ったキーワードで、それは記事の制作段階では目にも留めなかったキーワードのことも少なくありません。
読者と制作者の感覚のズレを発見できます。
ブログ記事を自分の言葉で書くと、それはオリジナリティのあるコンテンツであるばかりではありません。そこに自然に含まれたキーワードは、実は最強なキーワードだとも言えます。
読者の悩みのコピーが記事の内容だとしたら、検索意図がピッタリになるはずです。
どれだけ、読者の検索意図を知って記事を自分の言葉で書けるかが、これからの時代には必要になってくるのではないでしょうか。
まとめ
ブログ記事が多くのユーザーに読まれるかどうかは、どれだけ検索意図にマッチしたオリジナルなコンテンツが書けるかどうかですね。
自分の言葉で書かれた、どこにもないオリジナルな記事はとっても説得力があり魅力的で面白いのです。