【以下の記事は新マルチプレックス広告に変わった経緯が分かります】
Googleアドセンス「関連コンテンツ ユニット」が2022年3月1日から変更になると2021年11月24日に発表がありました。
新しくなり利用資格制限の無い広告表示だけの「Multiplex広告」へと変更されます。
本記事では
- 関連コンテンツユニット変更の理由
- Multiplex広告とは?
- 変更への対処方法
について紹介します。
関連コンテンツユニット変更の理由
Googleアドセンスで提供している「関連コンテンツユニット」は、サイトがトラフィック量とページ数の最低要件を満たしている場合にのみ使える「利用資格制限」があるのが特徴です。
関連コンテンツには以下の様に広告が関連記事に紛れ込んで表示されるので、収益効果が期待できる広告ユニットです。
関連コンテンツの見直しの理由
従来から効果が期待できた「関連コンテンツ」がなぜ変更することになったのか、その理由をGoogleアドセンスでは次の通り公表しています。
関連コンテンツを宣伝するサービスの利用回数が減ったことに加え、広告専用の関連コンテンツ広告フォーマットでユーザーの肯定的なフィードバックとパフォーマンスの成果を得られたことから、このサービスのサポートを終了し、既存のすべての関連コンテンツ ユニットを広告表示のみに変更することにしました。
引用:Googleアドセンス ヘルプ 2021 年 11 月 24 日
変更する背景には、関連コンテンツのサービスの利用が減少していることが挙げられています。
かつても人気のあった「リンク広告」が時代とともにサービスが終了した事例もあり、時代の流れによってGoogleアドセンスの関連コンテンツユニットも形を変えていくことが求められたようです。
変更は、新しい広告ユニット名は「Multiplex 広告」と呼び、2022年3月1日からのスタートとなることが発表されています。
Multiplex 広告とは?
新しくなり「Multiplex 広告」として変更されます。Multiplex 広告には次のような特徴があるとアナウンスしています。
まだサンプルがないので想像ですが、従来の関連コンテンツユニットの中身が全て広告で埋まるというイメージでとらえています。
つまり、今までの関連コンテンツ ユニットの全てが広告表示のみの表示になるということです。
変更への対処方法
従来の関連コンテンツからMultiplex広告に変更される場合にどのように対処したらいいのでしょうか?
Googleアドセンスでは次のようにアナウンスしています。
2022 年 3 月 1 日以降、すべての関連コンテンツ ユニットに広告のみが表示されることで問題ない場合は、特にご対応いただく必要はありません。それ以外の場合は、この変更が行われる前に関連コンテンツ コードをページから削除する必要があります。
引用:Googleアドセンス ヘルプ 2021 年 11 月 24 日
現在「関連コンテンツ ユニット」を利用している場合は、特に対処する必要は無いようです。
自動的に「Multiplex広告」へと2022年3月1日に変更されることになります。
Multiplex広告を表示したくない場合は、それまで配置した関連コンテンツのコードを削除する必要があります。
Multiplex広告は「利用資格制限」が無くなる
もう一つうれしいことは、「利用資格制限」が無くなることです。だれでも希望があれば自由に利用できるようになることです。
なかなか関連コンテンツユニットの利用が開放されなかった時代からだれでも利用できる方向になります。
アドセンス管理画面
その他、AdSense の管理画面から「関連コンテンツ」 のページが削除されます。
まとめ
Googleアドセンスの関連コンテンツが変更になることを説明しました。
ポイントをまとめると次の通りです。
- 新しい広告ユニット名は「Multiplex 広告」
- 2022年3月1日から広告だけの表示に変更になる
- 変更される上で特に対応する必要はない
新しい「Multiplex 広告」がどの様な収益効果を上げるのかが楽しみですね。