この様な悩み向けの内容です。
アドセンスの収益が上がらず新型コロナの第2波が危惧されるこの頃、少しでも効果のある広告配置方法があれば試してみたいものです。
アドセンスのポリシーの範囲で自動広告を外してのテストをしてきました。あくまでも個別の案件なのでだれにでも当てはまることではありません。
記事では最初にアドセンスの広告数の増減とクリック単価の考察、次にクリック数とクリック単価の関連性、最後に広告配置について進めて行きますので参考にして下さい。
その2:クリック数とクリック単価の関係
その3:広告配置の効果
その1:広告数とクリック単価
アドセンスで広告収入でブログを運営している方なら避けられない課題ですよね。
・クリックされる配置場所はどこなのか?
・クリック数は多いのに単価が超低い原因はなにか?
これらは、おおくの変数の相乗効果で決まると考えています。
変数とはクリック数であり配置場所であり配置数であり広告の種類であり、前後のコンテンツの影響などが複雑に絡み合った結果によってクリックされると考えています。
これらの組合せは数えきれない方法があるのは間違いないと思います。もし法則があるのならとっくに収益が上がる方法が生み出されているはずです。
この組み合わせから適切な効果が望める方法を見つけるのはダイヤモンドの原石を見つける位の忍耐と努力を費やしてこそ発見につながると思います。
広告数が多いとクリック単価が下がる?
以前から「記事の中に広告を貼り過ぎるとクリック単価が低くなる」という定説があります。クライアントからすれば自社の広告だけが表示されるのならお金を投資してもいいと考えるのは当然です。
しかし、1ページの中に広告枠が沢山ある記事にクライアントはどれだけお金を投下するでしょうか?目立たなく埋もれてしまうので広告枠を多く持つブログ記事の広告上での価値が下がりオークション単価が低くなるのかもしれません。
反対に広告枠の少ない人気のあるブログ記事なら競ってオークション単価をつり上げてくると思われるのです。クライアントから直接広告掲載の打診があるかもしれません。
今迄旅行会社や出版社、サーバー関連会社から直接広告依頼の相談がありました。
しかし、この定説がこのコロナ時代に入ってから変わっている可能性がクライアント側に出ているかもしれません。
広告費削減の影響?
クリック単価を吊り上げる資金力のある大手のクライアントが新型コロナの影響で広告費の削減を図り広告投資額を減らせばその枠に余剰が発生して、いままで高額な枠に投資できなかった小さなクライアントに出稿できる可能性が出てくるからです。
広告費の削減で掲載量が減った資金力のある大手クライアントと小さくてもネット販売がメインのクライアントの間でクリック単価の差というか広告投資の幅が縮まっているように思われるのです。
その結果、広告枠を多少増やしたブログ記事でも以前よりは収益を上げるチャンスがでていると想像しています。
その理由は、実際に記事中に従来よりも広告枠を1~2枠増やしてデータを観察していますが、クリック単価がアップしている日が月の対比で50%増えているのでそう感じるのです。
季節性やクライアントの事情も影響している可能性も否定できませんが、データではアップしています。昨年同時期とは様子が違います。
その2:クリック数とクリック単価の相関関係
クリック数が多いと収益がでるという考えが定説ですが、一方クリック数が少なくてもクリック単価が高い方がブログ運営側では楽な場合があります。理由はクリック数を増やすためのPV数を集めなくても収益が出るからです。
でもそんな甘い話はないのですが。
1000円稼ぐとします。平均クリック単価が10円だとするとクリック数は100必要ですね。でも1クリック100円なら10クリックで済むことになります。そのための対策や方法は研究されだれでもわかっていました。高額クリック単価が出るジャンルの記事で質を高くして書く事です。
クライアントに変化は出ているのか?
この単純なことが崩れかけているかもしれません。新型コロナの影響で市場のクライアントが変わってきた可能性が無視できないからです。
同じ高額のクリック単価でもクライアントが入れ替わっている可能性があるかもしれません。
例えば漁船が魚を捕っていたとします。あるポイントはいつも大型でお金のある漁船が陣取っていてなかなか小さな漁船はそのポイントに入ることが出来ません。
しかし世の中の経済的影響で経費の掛かる大型漁船は撤退し経費のかからない小型漁船にシフトしたため、そのポイントは多くの小型漁船に解放され小さな漁船もでも自由に入って魚を捕ることが出来るようになった、そんな感じです。
小舟の中でも収益が上がった船はさらに投資をして魚を多くとることが出来るかもしれません。
新たなネット関連の広告クライアントに入れ替わる時代の境目が今かもしれません。
大手の自動車広告や旅行代理店、航空会社の広告投資に変わって、健康関連や通販関連が台頭しているかも知れないのです。
その3:広告配置で現状の効果
最近になって記事のなかに広告数が多いので減らすテストをしてきました。するとクリック単価も下がてくるのです。どうした現象なのかがわかりません。
そこで、次は広告数を前に戻して、そこに1~2カ所記事中に広告スペースを追加しました。
広告を楽しむユーザーが普通になっているかもしれない
いままでは記事中に広告が増えるとユーザーはうるさいと不評になっていました。従来まではです。
この少し増やすことで、実はクリック単価がアップしているのです。例えば10円が40円になった感じです。高い時は160円台もでます。
急速に変化する記事配信のバックボーンと広告
紙の新聞から細切れのネット配信記事がばらまかれていて、多数の記事から読みたいものを選ぶような時代が急速にやってきました。
無料配信記事の多くなったことは、記事を配信している新聞社にも多くのメリットがでていてリアルタイムでどの記事がどんな反応があるのかを知ることが可能になっているのです。
ユーザーの広告に対する捉え方
このことからユーザーも数多くの中から選ぶというスタイルに変わってきたのかもしれません。記事の中に広告があれこれと配置されていることに慣れ始めたのでしょうか。
最初にも書いた通りSEOの専門家でもないしGoogleの専門家でもないので、こんな記事を書いてどうなのかと思いましたが、実際にはこのような事象が起きているこの頃なのです。
なので現在は、広告はGoogleのポリシーの範囲内で増やしています。
おわりに
記事の中にアドセンスの広告をどれ位配置するのがクリックされるのか?収益が減少しているアドセンス広告のバランスについて紹介しました。
アドセンスの効果アップの試行錯誤が続いています。