Google AdSenseとアナリティクスを連携するメリットと方法を紹介します。
連携するとAdSense広告の収益やクリック数などページ単位で確認することができます。
また、不正クリックやアカウント停止等でGoogle AdSenseに報告する時のデータにも利用できます。
【お知らせ】
最新記事は以下の2023年6月版、2024年1月版をご覧ください。
以下の記事内容は2020年12月に作成した内容です。
AdSenseとアナリティクス連携とは?
AdSenseではレポートから、推定収益額、サイトごとの収益、広告ユニットごとの収益などを知ることができます。
一方アナリティクスでは、ページごとの詳細なデータを知ることができる特徴があります。
収益に特化したAdSenseとページごとの解析を得意とするアナリティクスを連携することで、AdSenseの収益をアップするために大きなメリットを得ることができます。
AdSenseとアナリティクスを連携するメリット
AdSenseをアナリティクスを連携するとどのようなメリットがあるのか説明します。
連携による3つのメリットです。
(2)AdSenseの収益アップに効果が期待できる
(3)不正クリックの発生要因が確認できる
(1)サイトのページごとにAdSense広告収益がわかる
ブログのぺージごとにAdSenseでどれ位収益があるのかをアナリティクスから知ることができます。
(2)AdSenseの収益アップに効果が期待できる
ページごとにAdSenseの収益がわかるので、どのページに力を入れるか、あるいはどのページをのばすのか、リライトするのかなどの効果をアップするための対策ができます。
(3)不正クリックの発生要因が確認できる
AdSenseでは不正クリックによる無効なトラフィックの問題が発生することがあります。最悪ではアカウントの停止にもなりかねません。
どこからAdSenseの広告に不正で無効なトラフックがあるのかデータを確認することができます。不正クリックをAdSenseに報告する時に使うことができます。
連携は早めに設定することをおすすめします。
連携する方法
(1)アナリティクスの管理画面を開く
アナリティクスの管理画面の歯車マークの「管理」をクリックします。
(2)連携対象のプロパティ(ブログ)を選ぶ
管理をクリックすると以下の部分が画面に表示されます。
下の画面から、連携したいプロパティを選びます。
ブログを複数登録している時は、赤枠にアナリティクスに登録しているブログの名前とコードがプルダウンメニューで表示されます。
登録した数だけ表示されますので対象のプロパティを選んで下さい。
画面をもう少し下にスクロールするとしたの画面になります。
(3)AdSenseのリンクを設定
「AdSenseのリンクを設定」をクリックします。
「AdSenseのリンクを設定」をクリックすると下の設定画面になります。
ここで「コンテンツ向け AdSense」にチェックします。
「続行」をクリックします。
下の画面にになりますので、「リンク設定」のプルダウン設定から(一つしかない)選びます。
「リンクを有効化」をクリックします。
画面が進み、最後に「完了」をクリックして終了です。
アナリティクスから確認
AdSenseとアナリティクスの連携が完了するとデータを取得し始めます。
かんたんにどんなことが分かるのか一例を紹介します。
(1)AdSenseをページ単位で確認する方法
アナリティクスから確認する方法はいくつかありますが、ページ単位のAdSenseの状況を知るには次のようにします。
確認したいブログのアナリティクスの管理画面を開きます。
「行動」➡「サイト運営者」➡「サイト運営者のページ」と進むと、ページの一覧表を見ることができます。
AdSenseの収益関連をページごとに確認することができます。
(2)地域ごとの確認方法
大陸、国、市区町村ごとのトラフィックを確認することができます。
アナリティクスの管理画面から「ユーザー」を選びます。
「ユーザー」➡「地域」➡「地域」と進みます。
すると下の画面になります。
「地域表示」のタブから「AdSense」をクリックします。
すると地域ごとに閲覧することができます。
国単位、市区町村単位など選んでクリックされたAdSense広告などを分析できます。
プライマリディメンジョンから、「国」をクリックすると国単位でAdSenseの収益を知ることができます。
市区町村をクリックすると、日本はもとより閲覧した人の住む市区町村を確認することができます。
もし不正クリックが発生した場合は、この情報からどの市区町村から不正トラフィックが発生しているのかが明確に分かります。
まとめ
Google AdSenseとアナリティクスを連携するメリットと連携の方法を紹介しました。
連携を設定した時からデータを取り始めるので、アドセンスを始めたら早めの設定をおすすめします。