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検索意図(intent)とは?調べ方とSEOに効果的な活用方法を解説

検索意図とは、ユーザーが知りたい情報を検索エンジンで調べる時、頭に描いた具体的な検索目的のことです。

例えば問題解決方法を探す目的のため、製品情報を得る目的のため、ウェブサイトを探す目的のためなど様々です。

SEO施策を成功に導くために重要なことは、正しく検索意図を理解することです。

その結果ユーザの検索意図に正確に対応したコンテンツを提供することに繋がります。

最終的には、ウェブサイトのアクセス数を増やし、サイト内のWebページの閲覧数を増やし、信頼性を高め、コンバージョン率を向上させます。

当記事ではこの検索意図について解説します。

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検索意図(intent)とは?

検索意図(intent)とは何か説明します。

ユーザーが知りたいことを検索エンジンで調べる時にキーワードを検索窓に入力して使います。

実はそのユーザーが検索で使ったキーワードの裏側に隠れている「心」こそが検索意図(intent)だと考えます。

検索キーワードがどんな気持ちで使われたのか、どんな思いがあって使われたのか、どんな意思でつかわれたのか、その時の「心」の持ち方がキーワードとして表現されたといえます。

検索意図の重要性

つまり検索意図に対応したコンテンツこそがユーザーが求めている目的になります。

検索意図はいくつか分類することができます。

例えば検索エンジンで調べる時には、どんな心の動きがあるのでしょうか?

羅列してみると、色々出てきます。

「~をしたい」「~が知りたい」「~へ行きたい」「~が欲しい」「~が見たい」・・・

ブログを開設したいから「ブログの作り方」で検索したり、最新のスマホが欲しいから「最新のスマホ」などとキーワードを入力します。

これらの検索意図をについてGoogleが公式に公開している面白い資料があります。

4 new moments every marketer should know」で、直訳すると「すべてのマーケターが知っておくべき 4 つの新たな瞬間」です。

このように説明しているので引用してみます。

Consumer behavior and expectations have forever changed. With powerful phones in our pockets, we do more than just check the time, text a spouse, or catch up with friends. We turn to our phones with intent and expect brands to deliver immediate answers. It’s in these I-want-to-know, I-want-to-go, I-want-to-do, I-want-to-buy moments that decisions are made and preferences are shaped.

引用:Google

直訳をしてみるとこんな感じでしょうか。

消費者の行動と期待は永遠に変わってしまったようです。ポケットに入れた高性能なスマホは時間を確認したり、配偶者にテキストメッセージをメールしたり、友人と近況報告するだけではなくなりました。

私たちは意図(intent)をもってスマホに目を向けていて、すぐに答えを返してくれることを期待しています。

つまり、「知りたい(I-want-to-know」「行きたい( I-want-to-go」「やりたい(I-want-to-do」「買いたい( I-want-to-buyというこの瞬間に意思決定が行われ、好みが形成されるといいます。

  1. 知りたい(I-want-to-know
  2. 行きたい( I-want-to-go
  3. やりたい(I-want-to-do
  4. 買いたい( I-want-to-buy

これら4つの分類は瞬間的な意思決定から好みが形成されるまでの過程を表していますが、これは検索意図(intent)とも言えます。

何のための検索かと言えば、そのユーザーの心には「知りたい」「行きたい」「やりたい」「買いたい」という意思があり、それが検索意図の根底に分類されるといえます。

つまり、これらの4つの「~したい」が検索への行動を促している根底にある検索意図「intent」と理解します。

検索キーワードをこれらの検索意図まで掘り下げて分類し分析することになります。

検索意図の調べ方

ではどのように検索意図を調べたらいいのでしょうか?

その方法でよく使われる種類を紹介します。

検索上位サイトの分析

Googleが重要視している検索意図の4つの分類「知りたい」「行きたい」「やりたい」「買いたい」がどのように使われているのか最も正確に知る方法があります。

それは、検索キーワードで検索した結果、上位に表示されているサイトのコンテンツです。

Googleが検索結果上位に選んだ理由が、そのコンテンツにあると言えるからです。検索結果1位になる理由がコンテンツを形成していると言えます。

つまり、上位1位~10位当りのコンテンツをチェックしてみることで、そのキーワードが使われた検索意図が分析できると言えます。

例えは「~知りたい」というキーワードで検索した結果には広告が表示されにくいし、「~へ行きたい」というキーワードで検索すると地図が表示されることが多くなります。

知りたいというキーワードで検索したユーザーには表示される広告が邪魔になるため、Googleは広告の表示を控えるアルゴリズムが判定すると言われています。

また「~へ行きたい」というキーワードについては、実際にユーザーが欲しい地図情報などが表示されるアルゴリズムが判断するようです。

このように検索意図(intent)は、ユーザーの「知りたい」「行きたい」「やりたい」「買いたい」という瞬間的な意思決定をもとに判断されるのが近年の検索結果が上位表示されるための特徴と言えます。

これらの「知りたい」「行きたい」「やりたい」「買いたい」について明確で具体的な回答がコンテンツに含まれることが検索意図に応える内容として重要と言えます。

サジェストキーワードを分析する

検索窓に表示されるサジェストキーワード(オートコンプリート機能)は、検索キーワードの検索意図を知るうえで重要だといえます。

理由は、ユーザーが検索キーワードを検索窓に入力すると、それに関連する検索意図を反映したキーワードが表示されるからです。

これらのサジェストキーワードから、ユーザーがさらにどんなことを求めているのかを知ることができます。

サジェストキーワードを「知りたい」「行きたい」「やりたい」「買いたい」に分類して、それに見合ったコンテンツを作ることになります。

検索意図を分析するツールを使う

サジェストキーワードを手に入れるにはツールを使うのがおすすめです。

無料で使えるのが「Keyword Tool」です。

このKeyword Toolを使えば、検索キーワードから多数のサジェストキーワードを探すことができます。

ツールで拾ったサジェストキーワードを「知りたい」「行きたい」「やりたい」「買いたい」に分類して、ユーザーが目的にしている意図をコンテンツに反映して作成することができます。

検索意図のSEOに効果的な活用方法

一昔前までの検索意図をコンテンツに反映する方法はSEOの向上に通用しないかもしれません。

タイトルにキーワードを1つ入れるとSEOに効果的だという時代がありました。

しかし、ぼくが投稿して1位になっているコンテンツのタイトルにはキーワードは入っていません。むしろ、ユーザーが何を目的にしているかを盛り込んでいます。

初心者がギターをどうすれば弾けるようになるのか?

ちょっと前のコンテンツでは「初心者でも弾けるギターの始め方」で上位表示されていました。

しかし、その順位が下落していきました。

検索意図がずれていることが分かりました。

そこで、ギターの弾き方を「~知りたい」という検索意図ではなく、「ギターを弾きたい!」という「~したい」という検索意図に変更して特化したコンテンツにリライトしました。

タイトルには「弾き方」「始め方」「初心者」「方法」などSEOで一般的に使われてきたキーワードは含まれていません。

「弾けた!」など「やりたい」という体験型の検索意図を盛り込んでいます。

その結果、上位3位以内まで上昇しています。

検索意図活用後の結果との分析

検索意図が検索結果に反映されているかどうかは、後日分析が必要です。

分析することで検索意図にずれがないかどうか検証できます。

そこで使える指標がコンテンツにユーザーがどれくらいの時間滞在したかというデータです。

滞在時間が長ければ長いほど、検索意図とユーザーの目的が一致していることになります。

滞在時間が長いコンテンツでは15分以上になるものもあります。

検索意図とは(まとめ)

検索意図とは、ユーザーが知りたい情報を検索エンジンで調べる時、頭に描いた具体的な検索目的であることを紹介しました。

さらにSEO施策を成功に導くためには正しく検索意図を理解しユーザの検索意図に正確に対応したコンテンツを提供することにあります。

最終的には、ウェブサイトのアクセス数を増やし、サイト内のWebページの閲覧数を増やし、信頼性を高め、コンバージョン率を向上させるためにも検索意図は重要です。

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