ブログサイトに、アドセンスの広告が表示されているかチェックしていたら
「広告が削除されました。詳細はこちら」
と広告枠にグレーアウトした表示がでました?
これは、なにかペナルティなのでしょうか・・・
この記事では
- アドセンス広告がグレーアウトした
- 「広告が削除されました」の意味
- 対処方法
について紹介します。
アドセンス広告がグレーアウトした
自分のサイトにアドセンス広告が、しっかりと表示されているかどうかをチェックすることがあります。
そして、広告が表示される場所がグレーの枠になっていて「広告が削除されました。詳細はこちら」と表示されることがあります。
まれに起こるので、画面のキャプチャーがありませんが、イメージして読んでください。
なにかポリシー違反でもしたかと、びっくりします。
この原因を紹介します。
「広告が削除されました」の意味
米国Googleが現地時間の2020年5月14日に、Webブラウザ「Chrome」に表示される広告について、次のように発表しています。
「ユーザーが知らないうちに、バッテリーやネットワークデータなどのリソースを過度に消費する広告をブロックする」
つまり、「ユーザーにとって表示される広告が重すぎるので表示させません!」という処理がなされるのです。
ブロック方法は、Googleが定めたリソース消費のしきい値を超える広告の表示を止めて、広告スペースに「広告が削除されました。詳細はこちら」と表示するというのです。
その基準(しきい値)は次の通りです。
- 4MBのネットワークデータ消費
- 任意の30秒間でのCPUの15秒間使用
- CPUの使用時間がトータルで60秒
このいづれかを超える広告が表示されようとした時にChromeがブロックするのです。
googleの調査によると、この基準に該当する広告は広告全体のわずか0.3%だけだったようです。
つまり、この0.3%の広告がリソースを大量に消費していると言えます。
その消費量はつぎのとおりです。
「広告に使われるネットワークデータの27%、全ての広告が使うCPUの28%をしめている」
という結果を報告しています。
このような広告がブロックされずに表示されると、閲覧者にはとっても重たい広告が表示されることになります。
対処方法
この問題は、リソースを多く消費する広告主にあります。
アンロード(表示されない)された広告を出した広告主は、このレポートを確認することができます。そして、その重い広告の改善をすることになります。
このことから、ぼくらは「広告が削除されました」という問題に対して処理をすることはありません。
まとめ
ここまでアドセンス広告のスペースに 「広告が削除されました。詳細はこちら」 と表示された問題について原因を簡単に紹介しました。
本来なら、表示されて収益につながる広告がChromeにブロックされたので、その分は損していますよね。
でも、0.3%の割合で表示されるので、もし遭遇したら記念にキャプチャーを取っておくといいですね。