1つのブログに絞って運営するのと、ジャンルの違う複数のブログを運営するのとどちらが収益をあげることができるかを紹介します。
特化したブログを1つだけしっかりと作ると収益もあがりますがリスクも高くなります。複数ブログを運営すると手間が数倍かかります。
収益と手間とリスクのバランスを以下の3つのポイントから説明します。
その②:メリットとデメリット
その③:複数のブログ運営の実情
その①:ジャンルの違う複数のブログ
ブログで収益を上げる場合、重要なのがジャンルの選び方です。様々なジャンルを研究して選らびブログを作るのが一般的な方法です。
はじめて選んだジャンルのブログを開設して収益を上げていきます。その場合は、ひとつのブログを作るのに全精力を費やすことが多いのです。
Wardpressの設定からサーバーの使い方、さらに記事を最低でも1,500字で100本は書かないと収益は上がらないのです。
ノウハウを積むまでの助走期間ともいえます。
1つ目のブログが 軌道に乗ると、もう一つブログを立ち上げたくなる時がきます。
結論は、ジャンルの違う複数のブログ運営がおすすめ
収益を上げるために、ブログをもう一つ作るか、或いはこのブログ1つで勝負するかの帰路に立ち迷います。
この問題の結論を先に言うと「ジャンルの違う複数のブログ」を運営することをおすすめします。
理由を次の項目で説明します。
その②:複数のブログ運営のメリットとデメリット
ジャンルの違うブログを複数運営することをお勧めしました。その理由をメリットとデメリットの両面で説明します。
メリット
ジャンルの違うブログを複数運営すると、ジャンル特有のシーズンによる収益の増減やジャンルが社会的影響によって急変しても別のジャンルのブログが稼いでくれるからです。
新型コロナウイルス感染症の影響を受けた事例
例えば2020年1月に日本で初めて感染者が出た新型コロナにより、それまで好調だったアウトドアのブログが急落しました。
原因は外出自粛による影響を受けたからです。
一方で、家庭内の話題をメインにしたブログは在宅ワークや自宅待機が増えた影響でPV数がうなぎ上りとなり収益が3倍になっているのです。
また自宅にいる時間が長くなり普段できないブログの改善をするための技術面を学ぶ人が増えて技術ブログの収益が数倍も上がっているのです。
外部環境の変化を吸収する複数のジャンル
この様に社会の変化や季節の変化を受けても、ジャンルの違うブログを複数持っているとトータルで収益が安定することにつながるのです。
デメリット
複数のブログを運営することは、記事の投稿数が増えます。書いた記事はそれぞれジャンルが違うので頭の切り替えも大切になります。ある時午前中に梅干の作り方の記事を書き午後はサーバーの設定記事を書くなど、頭を全く違う分野に切り替えることです。
1つのジャンルのブロブなら記事の内容も深く取り組めますが、一人で複数のブログを運営することは相当数の記事を管理することになり、手間が数倍かかります。
逆にこの手間はブログ運営のスキルをアップすることにもつながるのでデメリットとは言えないかもしれません。
その③:複数のブログ運営の実情
4つのブログを運営しています。それぞれの特徴と収益について実績を紹介します。具体的な金額やPV数党のデータを出すことは控えますが、おおよその方向性を紹介します。
紹介する4つのブログはそれぞれのジャンルの特徴があり季節、社会的変化、日々の変化により収益が増減します。
ある日はAブログが高い収益を出すときもあれば、ある時はCブログがダントツの収益を出すときもあります。
Bブログ:日常をテーマにした雑記ブログ
Cブログ:技術系ブログ
Dブログ:シニア向けのブログ
Aブログ:アウトドア系ブログ
アウトドア系は季節性が強い分野です。5月頃から収益が上がり9月をピークに徐々に下がっていきます。Googleアドセンスではクリック単価が低いのも特徴です。
Amazonアソシエイトで収益が出る分野でもあります。理由はアウトドアグッズが多くAmazonで手に入れる人が多いからです。
Bブログ:日常をテーマにした雑記ブログ
年間平均して収益があがるジャンルです。季節に影響しない記事が多く雑記ブログでもGoogleアドセンスで収益があがります。
理由は読者層が購買層となるので広告を出すクライアントが幅広いことが原因です。クリック単価はアウトドアよりも数倍高いことが特徴です。
Cブログ:技術系ブログ
全くGoogleアドセンスやAmazonアソシエイトで収益が出ないジャンルです。しかし、Googleアドセンスのアップデートや様々な更新があるとPV数が一気にあがります。それでも収益は出ません。
しかし、時にクリックされると高単価な収益が出つ時があります。このジャンルはスキルのストックやマニュアル的に自分がつかうためのブログとして位置付けています。
Dブログ:シニア向けのブログ
時間たたくさんあるシニア層のみなさんがユーザーとなるジャンルです。
シニアということは金融資産や健康、旅行やトレンドに反応が高いジャンルなので収益も高いのが特徴です。
PCから閲覧する方が多く、記事はじっくり読めることが大切ですのでクオリティが要求されます。季節に影響されないので安定した収益が得られます。
まとめ
複数のブログを運営することが安定した収益を生むことを紹介しました。
ASPではなくGoogleアドセンスとAmazonアソシエイトでの収益を基に説明しました。