「Microsoft Solitaire」は1990年にWindows 3.0向けの『Windows Solitaire』として登場しました。
キーボードからマウスに以降する時期でマウスの練習に使いました。
当初は面白くない単なるカードゲームだと思っていたのですがその単純な構成はかなりハマるのです。
パソコンが一人1台になり始めるころで、ゲーマーでなくとも一度はソリティアに降れたことがあるのでは無いでしょうか。
最初から付いてくるゲームはなぜかアクセサリーに組み込まれていました。
そのソリティアが実は今も人気があるといいます。その魅力をまとめてみました。
その②:何が人気なのか?
その③:「Microsoft Solitaire」30周年記念イベント
その①:カードゲーム「ソリティア」
ゲーム「ソリティア」は米Microsoft社が「Windows 3.0」からOSにバンドルしていました。
Windows95が出たころ初めて出会ったカードゲーム「ソリティア」は衝撃的でした。単純なゲームが多い中での唯一最初からPCにバンドルされていたゲームでした。
ソリティアは過去10年間だけでも5億人を超えるプレイヤーが存在していると報道されています。
2019年には米国の博物館「The Strong National Museum of Play」でビデオゲームの殿堂入りを果たしたのです。この博物館は遊びの文化をテーマとしていて有名です。
■博物館「The Strong National Museum of Play」
ソリティア「Microsoft Solitaire」の紹介が「Mortal Kombat」「Super Mario Kart」と共に紹介されています。
2019 World Video Game Hall of Fame Inductees Announced:
引用:2019 World Video Game Hall of Fame Inductees Announced
Colossal Cave Adventure, Microsoft Solitaire,
Mortal Kombat, and Super Mario Kart
ソリティアは地球上で最もプレイされているゲームの1つなのです。
そして現在世界の200を超える国々で65の言語により毎月3,500万人がプレイしていると言われています。
その②:何が人気なのか?
ソリティア「solitaire」とはもともとフランス語でカードゲームやボードゲームの中でも一人で遊ぶことのできるゲームの総称を呼びます。
実はWindowsに最初からついていたのがクロンダイクのゲームプログラムで「ソリティア」という名前でした。
そのためクロンダイクの名前が「ソリティア」と誤解されることが多いようです。
ソリティアには「初期状態」「選択余地」「クリア可能性」の組合せによって成り立っているゲームです。
初期状態が固定かランダム、選択の余地が歩かないか、ゲームが必ずクリアできるか又は初期状態と選択余地によっては必ずクリアできるとは限らないかもしれないという設定です。
なので様々なシチュエーションがあり根強い人気となっているのです。
現在『Microsoft Solitaire』はWindows/iOS/Android向けに無料配信中でブラウザで直接プレイすることも可能です。
Windows 8では「Microsoft Solitaire Collection」になってダウンロードが必要でしたがWindows 10では標準アプリに復活しました。Android版やiOS版、Web版の提供もされています。
今でも世界で最もプレイされているゲームなのです。
その③:「Microsoft Solitaire」30周年記念イベント
ソリティアが30周年記念ということは「Windows3.0」もやはり30周年を迎えるのですね。イベントは見当たりませんが・・・
現在、「30周年記念イベント」を開催しています。
おわりに
ソリティアの歴史と人気について紹介しました。
長い付き合いになりそうです。