インターネットを始めたころは、ホームページやブログに広告は全くありませんでした。
純粋に調べたいことが検索できた時代です。
ところが現代は、ブログで収益を上げる目的が大半を占めるようになりました。
時代の流れであり、その広告によって多くの方が様々な情報を得ることができるのです。
そんな流れの中で、GoogleアドセンスやASPのアフィリエイトの広告を出してきました。
もし、ブログに広告が無くなったらどうなるのか?
そんな興味がふつふつと湧いてきました。
そこで、1カ月間にわたりブログから一切広告の表示を無くしてみたのです。
その結果、メリットとデメリットが見えてきました。
失ったことと得られたことを紹介します。
広告の無いブログで「失ったこと」デメリット
失ったことは2つあります。もっと多いかと思ったら2つだけでした。
(1)広告収入が無くなった。
Googleアドセンス、ASPアフィリエイトからの収入が無くなったことです。
収益と言っても月平均1万円なので、大した損害ではありません。
但し、ASPアフィリエイトは季節によっては月に3~5万円の収益なので損失は大きいですね。
(2)収益が増えるワクワク感が無くなった。
人間はお金が入るのがなんとなくうれしいのです。
なので毎日、どれ位になったのか管理画面を眺める楽しみが無くなったことです。
広告が無くなると、何のためにブログを書いてきたのか、改めて考えさせられました。
広告の無いブログ「得られたこと」メリット
広告の無いブログで得られたことは多く、5つもありました。
(1)収益を気にすることが無くなった。
まずは収益を上げるために血眼になっていたことが無くなり、収益にとらわれなくなったこと。
このことは、朝早くから起きて、昨日の収益や今日はどれ位の収益で始まったのかなどが全く不要になったことです。
お金を稼がないブログを運営することは、収益の束縛が無くなり身軽にスッキリすることです。
(2)毎日PV数などアクセス解析の心配がなくなった。
Googleアドセンスで収益を上げるには、それなりの記事を書いてアクセスを増やさないとなりません。記事はそもそもアクセスを上げるために書くので、つまらないのです。
そんなことが不要になり自由な雰囲気でのびのびと記事を書くことができることです。
新し発想やアイデアがどんどん出てくるようになったのは、収益という束縛とストレスから解放されたからかも知れません。
(3)広告不正クリックの対策や心配がなくなった。
Googleアドセンスで収益をあげていると、無効なトラフィック(不正クリック)の問題が発生します。
アドセンス広告に対して偶発的な自己クリックや第三者が不正なクリックをしても、Googleアドセンスは広告配信をストップしてしまいます。アドセンスには高度な判断システムが監視しているのですが、やはり起こることがあります。
それにより広告収入が減るというストレスがブログ運営者にかかります。
そもそもブログに広告が無いことは、これらのストレスや心配から開放されることになります。
(4)収益にとらわれない自由な記事。
収益をアップするには、キーワードを研究したりライティングスキルをアップしたり、アクセス解析やSEOの知識を総動員して記事を書きます。
もちろんこれらのスキルは収益を生まないブログでも大切なノウハウで、読者に読みやすい書き方のスキルが向上することは間違いありません。
しかし、それが収益アップのためとなると、話は変わります。どうしたら収益が上がるのかが先行した記事構成になっていきます。
本来のイキイキした記事とは少しかけ離れて、自分の無い内容とGoogleに高い順位にインデックスされるスキルが入るのです。少し内容がおかしくなることもあります。
その縛りが無くなり自由に書けるようになることです。
(5)企業から記事作成や広告依頼。
ブログから全く広告が無くなると、収益を意識しない純粋なユーザーのためのブログ記事となります。
そのせいかどうかは分かりませんが、企業からの評価により直で広告依頼が発生しました。
その他に、記事作成依頼がありアドセンスのひと月分を2,000字の記事が稼いでしまいました。
広告の無いブログが稼いだのです。
おわりに
ブログから広告を無くし、純粋なブログにするメリットとデメリットを紹介しました。
広告のあるブログも魅力があります。
それは、いろいろな今まで気づかなかったアイデアが満載の広告と出会えるからです。
なので、これからはどちらのブログでもそれぞれの特徴を理解してブログを運営していくことを考えています。