アドセンスの「追尾広告」は導入条件がとても厳しく設置することが難しい広告でした。
しかし、アドセンス「追尾広告」のアップデートにより導入条件が変更になり大きなメリットが出てきました。
追尾広告の説明と導入方法と効果について以下の3つの項目を紹介します。
その2:追尾広告導入条件
その3:追尾広告の効果
その1:アドセンスの追尾広告
「追尾広告」とはページをスクロールしてもサイドバー等に表示された広告が追いかけてくるスタイルです。
Wardpressのテーマなどで追尾型の広告を設定できる機能が付いている場合があり利用すると簡単に設定ができます。
その2:追尾広告導入条件
追尾広告を導入する条件が変更になり、以下の通りすべてのアドセンのアカウントで利用が可能となりました。
最新の追尾広告導入条件(2020年4月現在)
2.Google からの承認・問合せが不要
以前の追尾広告導入条件
こちらは変更前の条件ですのでご注意下さい。
2.Google によって承認されたアカウント
追尾広告導入の注意点(参考:Googleアドセンス)
ここではパソコン(PC)での事例を紹介します。モバイル端末版は別途紹介いたします。
〇広告がコンテンツに被ったり、配置位置が近すぎないように実装ください。また、広告が全て表示されるようにに実装ください。
○ 掲載場所は、縦のスクロールのみにご利用可能です。マウスのカーソルを追尾するような実装は禁止ですので必ず固定して広告が表示されるように実装ください。
○ 原則として、余白部分での実装となります。コンテンツやナビゲーションリンクの下に追尾広告が表示されるようにしてください。広告と一緒にコンテンツやナビゲーションリンクが追尾されることは禁止となります
○ 広告をユーザーのスクロール以外の動作で非表示にする実装は禁止されています。
○ 第三者パーティの広告と一緒に追尾されることは禁止となります。
○ スクロールの際、広告がスムーズに追尾されるようにしてください。 断続的な動きは禁止となります。
○ 追尾広告の表示䛿 1 ページにつき 1 枠までとなります。
○ モバイルサイトに導入する場合、アンカー広告の形式として配信して下さい。
その3:追尾広告の効果
Googleアドセンスでは「追尾広告」についてその効果を次の様に説明しています。
・広告がユーザーの目に触れる時間が長くなり、クリック率 (CTR) の向上が見込めます。ご利用後、広告ユニットの CTR が約 2 倍になった事例もございます。
・縦幅の長いページにて、サイドバーの余白を収益化できるようになります
引用:Googleアドセンス 追尾広告に関するアップデートより
実際の効果について
追尾広告を3つのブログに設定して効果を観察しています。
3つのブログの中で「当ブログ」は技術系ブログでありご存じの通り広告がクリックされにくいジャンルの代表として知られているところです。
このブログのサイドバーに追尾広告(300×600)をPCだけ表示するように設定して効果をみています。
追尾広告を設定してからクリック率がプラスへと変化し始めました。
現在計測中ですが、効果はあると断言できます。
是非試してみる可能性はあります。