最近、Googleアドセンスの収益のパターンに変化が出てきました
2024年2月に行ったアドセンスのインプレッション型収益です
そのため、今までのアドセンスの概念とは違う対策が必要になってきました。
今回は、どのように広告配置が換わるのか、推測の域をでませんが、まとめてみました。
2024年2月アドセンスの収益は変わった?
Googleアドセンスを運営するパブリッシャーの収益は、今までクリック型でした。
ところが、2024年2月からほぼ完全に「インプレッション型」収益へと移行!
これにより、ユーザーがアドセンス広告をクリックしなくても、広告が表示されるとサイト運営者(パブリッシャー)に収益が発生する仕組みに変りました。
そのため、従来のクリック型を意識したブログサイトとは、収益に影響が出てきます。
アドセンスの収益はクリック数に依存しない
もちろん、PV数が多ければ収益は増加する基本的な仕組みは変わりません。
問題は、PV数は同じでも、収益に大きな差が出ることです。
Googleアドセンスのアルゴリズムを知っているわけではないので、運用面から実感することで、推測するだけですが・・・
サイトに表示されたアドセンス広告がクリックされる必要はないこと
その結果、もともと広告がクリックされる場所に配置していた場所が変わることになります。
クリックされやすい場所は、目次上、記事の最後、あるいはH2見出し1番目、2番目が効果的だった。
または、読者が記事に見切りをつけて直帰する場所にアドセンス広告を配置したものです
ところが、広告が表示されると収益になることで、配置場所は大きく変わります。
例えば、記事タイトルの下、あるいは記事中、あるいは、アンカー広告等、いままでうっとおしいと思われる場所が収益を確実に生み出しています。
PV数が減少しても収益が伸びる?
その結果、PV数が減少しても、広告が確実に表示されると収益が発生します。
つまり、1記事内に適切な広告を複数配置することで、PV数の不足を補うことが可能ではないかと推測します。
その根拠は、ぼくのブログの数字です。
それまで1に1,200PVあったブログがあります。
2024年3月のGoogleコアアップデートの影響で、1,200PVが一気に800PVに減少。
しかし、アドセンスの収益は逆に23%も増加していることにあります。
どうして収益が増加したのか、別の理由があります。
自動広告テストの効果を利用する方法
実は、自動広告の効果がすごいと言えます。
単に、自動広告に切り替えただけでは効果は期待できません。逆にブログのサイトデザインを壊すリスクがあります。
そこで利用したいのが「広告テスト」です。
現在「オリジナル」と自動広告を配置「パターン」を90日比較するテストです。
実際には、トラフィックが多いと、2週間以内で結果を出してきます。
実際にユーザーに対して、オリジナルとパターンをそれぞれ50%ずつ表示して比較します。
収益のサンプルなので、月の収益ではありません。
例えば、かんたんなテストをしてみたら、手動だけ(オリジナル)よりも、自動広告アンカー広告を配置すると(パターン)のように32%の増収になり、月計算だと1,200円を超える差が出ます。
パターンの方がオリジナルより成果が高くなる可能性は 99.5% です
引用:テスト画面でのアドセンスのコメント
アドセンスのAIは、この結果が99.5%の精度で実現するとしています。
しかも、記事は同じです。
もちろん、パターンを選びます。
配置したくない場所を指定して、どんなタイプの自動広告を表示させるかを、GoogleアドセンスのAIに任せるのです。
この自動広告テストを「数回繰り返す」ことで効果が出てきます。
つまり、AIを利用して、最適な自動広告の配置をテストしてもらい、効果のある方を選ぶことをくりかえしことです。
人間の手作業では難しいというより、不可能です。
これにより、PV数が減少しても、同じ記事で40%も収益が増加したブログも出てきました。
。
アドセンスの収益にPV数はもう関係ない?(まとめ)
Googleアドセンスの広告収益のタイプがインプレッション型に更新されたことで、広告配置にAIで自動広告テストを行い、効果を上げる方法に変ってきたようです。
従来の固定概念は崩れ、新しい方法が模索される時代に変ったと言えるのではないでしょうか?
是非、試してみてください。