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【2025年12月】Windows11「25H2」の不具合と対処方法|動画・ゲーム・周辺機器への影響も解説

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「Windows 10の利用リスク」については十分理解し、いざWindows 11へアップグレードしようとした時、次に気になるのは「アップデートしたせいで、今まで使えていた機能が使えなくならないか?」ということではないでしょうか。

この記事では、2025年12月時点で提供されている最新バージョン「Windows 11 25H2(および24H2)」について、報告されている具体的な不具合と、その回避策を初心者向けに分かりやすく解説します。

※参考記事 ➡「Windows 10を使い続けるリスク」について、まだご覧になっていない方は先にご確認ください。

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そもそも「25H2」は不具合が多いのか?

まず結論からお伝えすると、Windows 11 25H2は、2024年の大型アップデート(24H2)をベースに微調整を加えたバージョンです。

そのため、「24H2で発生していた不具合」の多くが、25H2でも引き続き注意が必要な状況です。

特に、パソコンで「ゲーム」「テレビ/動画視聴」「古い周辺機器の利用」をしている方は、以下のチェックリストの確認をおすすめします。


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【ジャンル別】個人ユーザーが注意すべき不具合の事例

Windows 11 バージョン 25H2 アップデート後に報告された不具合には次の様な事例が報告されました。

  • タスクバーが消える
  • アイコンが反応しない(エクスプローラーの再起動で対処可能)
  • WinRE(回復環境)でUSB機器が使えない
  • 特定のアプリでDRM保護コンテンツが再生できない
  • ドライバー互換性問題(ネットワーク、SSD認識不可)
  • ブルースクリーン(BSOD)

これらの不具合の多くは、後の更新プログラムで解決済みとなっています。

とは言え、次の事例も紹介しておきます。
日常生活への影響が大きい順に、現在確認されている主なトラブルを以下にまとめました。

動画・テレビ機能のトラブル(影響:大)

症状

Blu-ray再生ソフトや、テレビ視聴アプリ、一部のストリーミングサービスで、「再生できない」「アプリが落ちる」といった現象が報告されています。

これは、著作権保護機能(DRM)とWindowsの新しい仕組みがうまく噛み合っていないことが原因です。

対策

使用している再生アプリ(PowerDVDなど)のアップデートを確認してください。修正パッチが出るまで、一時的に視聴できない可能性があります。

ゲーム・配信のトラブル(影響:中)

症状

  • 画面のカクつき: 一部のゲームで、映像をきれいに見せる機能「Auto HDR」が悪さをして、画面が黒くなったり、動作が遅くなったりすることがあります。
  • 音ズレ: ゲーム配信をする方(OBS Studio利用者など)で、音が映像より遅れて聞こえる現象が報告されています。

対策

ゲーム設定で「Auto HDR」をオフにするか、オーディオドライバ(音を出すプログラム)を最新版に更新することで改善するケースが多いです。

周辺機器・ネット共有のトラブル(影響:中)

症状A

古いNAS(共有HDD)に繋がらない :セキュリティ強化のため、古い設定(SMB 1.0など)を使っている自宅のNAS(ネットワークHDD)や、簡易ファイル共有機能にアクセスできなくなるケースが多発しています。

対策

NAS側の設定画面でセキュリティレベルを上げるか、Windows側の設定変更が必要になります。

症状B

プリンターや指紋認証が反応しない:USB接続の古いプリンターや、ログイン時の指紋認証・顔認証がアップデート後に反応しなくなることがあります。

対策

一度USBを抜き差しする、またはメーカー公式サイトから「Windows 11対応ドライバ」を入れ直すことで直ることがあります。

SSD(保存部品)に関する注意点

症状

一部の特定のSSD(Western Digital製など)を使っている場合、稀にブルースクリーン(青い画面のエラー)が出て起動しなくなる不具合が報告されています。

対策

アップデート前に、SSDメーカーが提供している管理ソフトで「ファームウェア」を最新にしておけば防げます。最近のPCならほぼ自動で対策済みですが、自作PCユーザーは要注意です。


企業・仕事用PCで報告されている「画面が消える」問題

もし、会社から貸与されているPCをアップデートする場合や、自宅で高度な設定をしている場合は、以下の最新不具合(2025年12月警告)にも注意が必要です。

  • 症状: スタートメニュー、タスクバー、設定画面が開かない、またはクラッシュする。
  • 原因: 画面描画に関わる部品(XAML)の登録エラー。
  • 対象: 主に企業の管理下にあるPCで、2025年7月以降の更新を含んで初期化・展開された場合に発生しやすいとされています。
  • 対策: 個人の家庭用PCでは発生頻度は低いですが、万一起きた場合は、更新プログラムのアンインストールやシステムの復元が必要になります。

トラブルを回避するための「事前対策3ステップ」

不具合に遭遇する確率をグッと下げるために、アップデートボタンを押す前にこれだけはやっておきましょう。

  1. 周辺機器をすべて外す(最重要)
    マウスとキーボード以外(プリンター、外付けHDD、Webカメラ、USBメモリなど)はすべて外してください。これらがアップデートの邪魔をしてエラーになるケースが一番多いです。
  2. ドライバを更新しておく
    特に「グラフィックボード(GPU)」と「オーディオ」のドライバは、最新版にしておくとゲームや動画のトラブルを防げます。
  3. 「システムの復元ポイント」を作っておく
    不具合が起きた時、時間を巻き戻せるように「復元ポイント」を手動で作成しておくと安心です。(検索バーに「復元ポイントの作成」と入力すれば設定画面が出ます)

「25H2」に更新した結果

実際にぼくの場合は、Windows11 24H2 から25H2に更新しました。

周辺機器では、HPの古いプリンター「ENVY 6020」を使っていますが、現在問題は発生していません。

気になったエラーは、WordPressでブログ記事を書いた時に発生しました。WordPressテーマはCocoonを使っていて、サイドバーが表示されなくなってことです。

つまり、サイドバーが空っぽの状態になって表示されたことです。

その後、Windows11の更新があり、その後はこのエラーは発生していません。原因は25H2にあったのか、Cocoonにあったのかは不明です。

どちらもアップデートがあり、その後は正常に戻りました。

この記事で25H2の不具合が解消しなかった方は、以下のマイクロソフト公式サイトでご確認ください。

Microsoftの公式サイトWindows 11、バージョン 25H2 の既知の問題と通知


まとめ:準備さえすれば25H2は怖くない

Windows 11 25H2の不具合は、主に「古いソフト/機器との相性」や「特定の機能(DRM、HDR)」に集中しています。

逆に言えば、「周辺機器を外してアップデートする」「アプリを最新にする」という基本を守れば、多くのトラブルは未然に防げます。

Windows 10のサポート終了に伴い、アップグレードは避けて通れない道です。
しかし「何が起きるか」を知っていれば対処は可能です。

この記事のチェックリストを活用して、安全に新しいWindows環境へ移行しましょう。

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