ブログの記事を書く時やワープロで文章を作成する時、強調したり目立たせるときに括弧(かっこ)をよく使います。
便利な括弧なのですが、使い方で迷うことがあるのではないでしょうか。
括弧を使う時に「全角」と「半角」のどちらを使ったらいいのか?
また、括弧にはいろんな種類があるので、場面によっては使い方で困ることもあります。
英文や日本語の文章中では、どんな種類の括弧を使ったらいいのか?
そこで今回は、括弧についての疑問を解消する「括弧の正しい使い方」を詳しく紹介します。
括弧の使い方が明確になります。
括弧(カッコ)の使い方に決まりはあるの?
結論から紹介すると、ブログ記事の中で使う括弧の使い方に決定的な決まりはありません。
つまり、全角の括弧でも半角の括弧でも自由に使っても良いということです。
しかし、適当に使うと見にくくなったり統一性が無くなり、文章が読みにくくなります。
一般的に読みやすい文章にするために、括弧がどのように使われているのかを紹介します。
全角の括弧と半角の括弧の使い方
括弧の使い方は自由だとしても、使い方によって文章がとても読みやすくなります。
全角と半角のどちらを使うと良いのかを紹介します。
半角の括弧:英数字で使う
事例
全角の括弧の例:日本語で括弧(かっこ)を使う時は「全角」で使います。
半角の括弧の例:英語では「半角」の括弧 () WordPress 5.6.2 (Cocoon Child)
括弧の種類と呼び方
括弧には、さまざまな種類が使われています。
そこで、括弧(かっこ)の基本を調べてみました。
括弧とは、文章作成の際に使用する記述記号のことです。
括弧には、「」、『』、【】、()、{}、〈〉、〔〕などがあり、それぞれ呼び方があります。
『』:二重鉤括弧(にじゅうかぎかっこ)
【】:すみつき括弧(すみつきかっこ)
():丸括弧(まるかっこ)
{}:中括弧(ちゅうかっこ)
〈〉:山括弧(やまかっこ)
〔〕:亀甲括弧(きっこうかっこ)
括弧は対で使います
括弧と使う時は、「」のように必ず対で使います。
この時左側の「 と、右側の 」の呼び方があります。
おわりに使う括弧:括弧閉じ・終わり括弧・右括弧
例えば、「 =鉤括弧開き、」 =鉤括弧閉じ と呼びます。
括弧を使うおもな場面
括弧の種類によって一般的な使われ方があり、覚えておくと文章が読みやすくなります。
「」:鉤括弧(かぎかっこ)
使う場面:タイトル名、強調、区別、会話など
事例
「鉤括弧と二重鉤括弧の便利な使い方」
「括弧と二重鉤括弧」の便利な使い方
「鉤括弧」と「二重鉤括弧」の便利な使い方
『』:二重鉤括弧(にじゅうかぎかっこ)
使う場面:鉤括弧の中で括弧を使うとき
事例
「鉤括弧の中で『二重鉤括弧』を使う方法」
【】:すみつき括弧(すみつきかっこ)
使う場面:目立たせるとき
事例
【すみつき括弧】を便利に使う方法
():丸括弧(まるかっこ)
使う場面:補足で使うとき
事例
丸括弧(まるかっこ)の使い方
{}:中括弧(ちゅうかっこ)
使う場面:強調するとき
事例
{注意点}中括弧を使う時のポイント
〈〉:山括弧(やまかっこ)
使う場面:タイトルで強調したいとき
事例
〈徹底調査〉括弧の特別な使いかた
〔〕:亀甲括弧(きっこうかっこ)
使う場面:強調や補足するとき
事例
集合時間〔午前9:00〕に南口に集合
日本語で括弧を使う場合
括弧の使い方で、決まりはないことが分かりました。
とは言え、実際に日本語の文章で括弧を使う場面を比較してみましょう。
():丸括弧(まるかっこ)を全角と半角で見た目を比べてみましょう。
- 全角の場合 括弧(かっこ)を使う
- 半角の場合 括弧(かっこ)を使う
見た目を比較すると、半角を使うと窮屈な感じがします。使い方の問題はありませんが、全角の方が見やすい感じがします。
そこで、半角を使う場合は次の様に矢印の場所に半角スペースを入れることもあります。
見た目の窮屈感を無くすため、半角括弧に半角のスペースを入れる方法です。
比べてみましょう。
半角スペースあり:括弧 (かっこ) です
半角スペースなし:括弧(かっこ)です
半角スペースを両サイドに入れることで見やすい感じがしますね。
このように工夫して使うことも大切です。
まとめ
使い方の決まりはありませんが、括弧を状況にマッチした使い方をすると文章が読みやすくなります。
括弧の一般的な使い方をマスターして読みやすい記事を書いていきましょう。