先日、いつものようにGoogleアナリティクスでブログのアクセス状況を確認していたところ、グラフが急に跳ね上がっているのに気づきました。
「バズった…?」と一瞬期待したものの、よく見ると心当たりのある記事がバズった様子はありません。
むしろ、原因のわからない急増ぶりに「もしかして不正アクセスを受けているのでは」と、一気に不安になりました。
Googleアナリティクスでチェックした
原因を探ろうとGoogleアナリティクスの「集客→トラフィック獲得→セッション参照元:メディア」レポートを確認したところ、そこに表示されていたのが見覚えのない「trafficheap.cc / referral」という参照元(リファラー)でした。(図①参照)

聞いたこともない名前だったので、正体がわからないまま余計に不安が募ったのを覚えています。
同じように、Googleアナリティクスの「集客」レポートで「trafficheap.cc / referral」という参照元を見つけて驚いた方も多いのではないでしょうか。
結論から言うと、あなたのサイトが攻撃されたわけでも、何か問題が起きたわけでもありません。
安心して読み進めてください。
trafficheap.cc/referral の正体
これは「リファラースパム(referral spam)」、
その中でも特に「ゴーストスパム(ghost spam)」と呼ばれるものの一種です。(図②参照)

ゴーストスパムとは、実際にはあなたのサイトに一度もアクセスしていないにもかかわらず、Googleアナリティクスの計測用ID(測定ID)に対して直接偽のアクセスデータを送りつける手口のことです。
2014年頃から確認されている、比較的古くからある手法です。
trafficheapという名前のサービス自体は、もともと「無料で大量の訪問者を送り込む」ことを謳う集客サービスとして運営されていた実在の企業でした。
しかし運営元だったイギリスの会社は2018年にすでに解散しています。
それにもかかわらず名前だけが現在もスパムの送信元として使われ続けている状態です。
つまり、実際のtrafficheap社があなたのサイトに何かをしているわけではなく、単に名前が悪用されているだけと考えられます。
なぜこのようなことが起きるのか
スパム業者がこの手口を使う理由は主に2つあります。
- 好奇心につけこんだ誘導
サイト運営者が「trafficheapって何だろう?」と気になってアクセスしてしまうことを狙っている - 信頼性の演出
「Googleアナリティクスで見た」という事実自体が、サイトへの信頼感を演出する材料に使われる
いずれにしても、あなた側でクリックしたり、個人情報を入力したりしない限り、直接的な実害はほぼありません。
実害はある?
直接的な被害はほとんどありませんが、間違いなく困るのはデータの正確性です。
偽の訪問数がカウントされることで、実際のブログのパフォーマンスを正しく把握できなくなってしまいます。
特に、まだPV数が少ない初心者ブログほど、この手のスパムによる数字の歪みが目立ちやすい傾向があります。
ブログの改善を進めていて、データを収集しているときには、ノイズとなり、本当のデータが分かりにくくなります。
実害はないとはいえ、やっかいな影響です。
対処法(GA4の場合)
実害はなくても、正確なデータを見るために除外しておくのがおすすめです。
- Googleアナリティクスの管理画面を開く
- 「データ設定」→「データフィルタ」に進む
- 内部トラフィックや不要な参照元を除外するフィルタを作成する
- あわせて、レポートの「ホスト名」ディメンションを確認し、自分のドメイン以外からのデータがないかチェックする
新しいスパムドメインは日々生まれるため、完全に防ぎきることは難しいですが、定期的にチェックする習慣をつけておけば十分です。
まとめ
- trafficheap.cc/referralは「ゴーストスパム」と呼ばれる偽の参照元データ
- 実際にサイトへ訪問しているわけではないため、直接的な被害はほぼない
- 気になる場合はデータフィルタで除外すればOK
- クリックはしない方が安全
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