技術ブログの収益化はかなり難しいのが本音ではないでしょうか?
収益化を目指すためにはいくつかのポイントがあり、実際に年数もかかります。
そこで、技術ブログの収益化を図るためにマネタイズ3つの方法を紹介します。
全く収益が無い技術ブログから月1万円の収益が発生するまでのロードマップも説明します。
技術ブログの収益化は難しい?

実際に技術ブログを運営していて、収益化がこれほど難しいとは思っていませんでした。
当サイトで説明する「技術ブログ」とはIT系の専門技術に特化したコンテンツで構成されたブログ」としています。
収益化が難しい原因は以下の3つです。
・ブログからの直帰率が高い傾向になる
技術ブログを閲覧するユーザーは、一般的にITリテラシーの高い方が多くなる傾向があります。そのため、技術内容や解決方法を調べることが目的となります。
特にトラブル解決方法の記事に表示されるアドセンス広告をクリックすることは少なく、知りたい内容が分かればサイトから離れてしまいます。それ以上望むことはないからです。そのためサイトの直帰率が高くなる傾向があります。
そのため、問題解決の記事からは、サイト内の収益記事への誘導はかなり難易度が高いといえます。
この理由から技術ブログの収益化が難しいといえます。
当ブログにはGoogleアドセンスの広告を表示していますが、月1万アクセスでも5000円~8000円程度です。これでも1万アクセスでは多いほうだと考えます。
技術ブログのマネタイズ3つのポイント
技術ブログで収益化を図るには、マネタイズ3つのポイントがあります。
ブログで収益を上げるには「集客記事」と「収益記事」に分けて考えることが大事です。
集客記事でアクセスを稼ぎ収益記事へと誘導して、収益記事で稼ぐことがおすすめです。
この方法をサイト内に構築することで、収益は大きく伸びることが期待できます。
ブログ記事は2種類
ブログ記事は収益化する記事、アクセス数を狙う記事があることは説明しました。
例えば当ブログの記事をもとに具体的に説明してみます。
集客記事
集客記事はアクセス数を伸ばすための記事です。つまりユーザーが知りたいことや問題可決したい記事のことを指します。
この記事の特徴は、専門的な内容なので意外と他のユーザーの記事とは競合することが少ないと言えます。そのため記事を投稿してから上位表示されやすい特徴があります。
理由はニッチな記事が多くSEOをそれほど意識しなくても上位表示されることから、駆け出しの技術ブログでは効果があると言えます。
しかし、問題は収益につながりにくいことです。
ただし、上位表示される記事が多くなるため、サイト評価がアップするメリットがあります。
数年経過すると、ドメイン価値が上がり、投稿する記事は数時間でトップになることも珍しくはなくなります。
繰り返しますが、収益化にはほとんどつながらないのが本音です。
収益記事
収益が上がらない集客記事から誘導されるのが収益記事です。
この記事にはアフィリエイト広告が網羅されていて、最終的に購買につながることを目的にしています。
収益記事には具体的な商品の説明や比較内容がしっかりまとめられていること。
そこからユーザーは選んで購入するからです。
あくまでも、ユーザーが選ぶのは商品の価値で、それを使うことでどんなメリットがあるのかをしっかりコンテンツに盛り込むことです。
マネタイスの3つのポイント
例えば、アフィリエイトを始める時にどんなレンタルサーバーを選んだらいいのかを事例に解説します。
ポイント1:集客記事から収益記事への内部リンク
レンタルサーバーの選び方の記事を書くことがあります。ここで初心者が知りたいことを書きます。これが集客記事となります。
この記事の最後に、アフィリエイトに人気のレンタルサーバーランキングの記事へとリンクを張り誘導します。内部リンクとなるのでサイト評価も上がるという一石二鳥のメリットがあります。
つまり、誘導する方法がポイントとなります。誘導されないと収益にならないからです。
ポイント2:収益記事は最新でエビデンスをもとに作成
そしてレンタルサーバーの比較ランキング記事をみてユーザーは興味があればアフィリエイト広告をクリックして、さらにレンタルサーバーを選んで契約になれは収益が発生します。
この場合、売り上げだけを考えた記事は嫌われます。コンテンツの内容はあくまでもユーザーファーストとしてしっかりとエビデンスをもとに作成することが最も重要となります。
尚かつ、コンテンツの内容は最新の情報で仕上がっていることが大切です。古い情報だとクリックする気にもなりませんね。そのためコンテンツのリライトが必要になります。
ポイント3:記事を投稿してからデータを監視する
集客記事、収益記事とも投稿したら、その後の検索順位をしっかり監視することが重要です。
投稿しても順位が下の方ではクリックされず、収益につながらないからです。そのため、Googleサーチコンソールや検索順位ツールを使ってデータを日々監視することです。
3か月経過しても10位以内に入ってこないときは、思い切ってリライトすることも必要になります。
技術ブログの始め方
技術ブログの始め方を説明します。
技術ブログを始めて運用するには次の7段階を踏むことになります。
- WordPressブログの仕組みを学ぶ
- レンタルサーバを契約する
- WordPressのインストール、WordPressテーマを選ぶ
- プラグインをインストールする
- ブログ記事を作成する
- アフィリエイト・プロバイダーへの登録
- 検索順位のデータ解析
では順番に説明します。
1.WordPressブログの仕組みを学ぶ
ブログの収益化をするためには、WordPressでブログを作るのがおすすめです。
初心者がWordPressは難しいと感じて、やめてしまうことが少なくありません。そのためには下の記事を書きましたので参考にしてください。決して難しいものではありません。
2.レンタルサーバを契約する
WordPressブログを開設するには、レンタルサーバーの契約が必要です。
今回は、レンタルサーバーを選ぶポイントと6機種を紹介する記事を書きました。参考にしてください。
3.WordPressのインストール/WordPressテーマを選ぶ
WordPressのインストールとテーマについては、最近は自動化されていることが一般的です。
ぼくが使っているレンタルサーバーの事例です。参考にしてください。
4.プラグインをインストールする
WordPressを使うとプラグインという追加ソフトをインストールしてカスタマイズします。
特に最初に必要なのは外部からブログを守るセキュリティのプラグインです。ちょっと手間はかかりますが、初心者のブログは特に無防備で狙われるため、必須と言えます。がんばって入れましょう。
5.ブログ記事を作成する
いよいよブログ記事の作成です。ここで集客記事と収益記事に分けてコンテンツを作成します。
ブログ記事の書き方には様々なテクニックがあり、徐々に学びつつ改善することが大事です。
6.アフィリエイト・プロバイダーへの登録
ブログを収益化するためには、アフィリエイトプロバイダーへ登録することが必要です。
初心者におすすめのASPを紹介した記事があります。参考にしてください。
7.検索順位のデータ解析
ブログ記事を投稿したら、日々検索順位を観察して解析することが収益を伸ばすポイントです。
ツールを紹介した記事です。参考にしてください。
技術ブログのマネタイズ3つのポイント(まとめ)
技術ブログのマネタイズ3つのポイントを中心に紹介してきました。
ぼくのブログは4年目が過ぎようやく収益が出てきました。その間に学んだスキルが今終結したことでさらに収益がアップしています。
雑記ブログ、趣味のブログなど6つを運営していますが、当ブログがここ1年では一番収益が上がっています。
ぜひ、技術ブログの収益化は難しいと思いますが、一度軌道に乗れば収益は増えていくことが期待できるのが、特徴です。
あきらめることなくぜひ続けてください。最後まで続けた方に収益が出ることは間違いありません。