Googleアナリティクス4でどこからアクセスされるにか調べていたら「t.co/referral」が表示されていました。
「t.co/referral」とはなんでしょうか?
どこから自サイトに流入したのか不安になる方もいるでしょう。
そこで今回は「t.co/referral」について分かりやすくに説明します。
「t.co/referral」とは?
「t.co/referral」とは何のことでしょうか?
まず、どこでチェックできるか確認しましょう。
Googleアナリティクス4に表示される「t.co/referral」は、GA4の集客→ユーザー獲得→ユーザー最初の参照元/メディアへ進みます。
その結果、以下の様に表示され、「t.co/referral」かあるかどうか確認できます。
結論から簡単に説明します。
「t.co/referral」表示の意味
「t.co/referral」の表示は、「X(旧:Twitter)」から自サイトへの流入したことを表します。
不安に感じた方は、安心したのではないでしょうか。
ついでに、「referral」の意味についても説明しておきます。
referral(リファラル)とは、どの外部サイトから自分のサイトへ流入したのかを意味します。
つまり「t.co/referral」は、「t.co」という外部サイトから自分のサイトに流入したことを意味します。
「t.co」とは?
「t.co」について説明します。
Xで共有されたリンクは自動的に「http://t.co」短縮URLに変換されます。
短縮リンクとも呼ばれます。
短縮URLとは長い文字列のURLを短くしたものです。
つまり、Xで発生した各種リンクのURLは長い文字列なので、短いURLに変換することを意味します。
その中の「t.co」のことです。
Xが独自のURLに短縮する2つの理由
Xが独自のURLに短縮する主な理由は2つあります。
- 長いURLも共有できるため
- 悪意のある誘導を防ぐ
URL(リンク)を短縮するメリットは、ポストで可能な最大文字数以内で長いURLも共有できるためです。
URLを短縮する「短縮リンクサービス」はリンクのクリック回数などの情報も解析します。
また、Xのリンクサービスで変換されたリンクは、危険性のあるサイトのリストと照合されます。
その結果、ユーザーが悪意のあるサイトへ誘導されアクセスするリスクを防げます。
悪意のあるサイトへ誘導・アクセスとは、マルウェアやフィッシング攻撃など有害な行為へ誘導しようとすることです。
突然GA4に「t.co/referral」が表示されたのはなぜ?
ぼくのGA4に突然「t.co/referral」が表示されたのはXを使い始めたからです。
「t.co/referral」がGA4に表示された理由は、SNSの「X(旧Twitter)」にポストした結果により発生したといえます。
Xで共有されたURL(リンク)は、このように自動的に「http://t.co」短縮URL(リンク)に変換されます。
つまり、Xの運用を始め、自サイトへの流入があると「t.co/referral」がGA4に表示されるようになります。
まとめ
GA4に「t.co/referral」が表示された理由を説明しました。
今回説明した表現については、分かりやすくするために簡素化しています。
Xからの流入はサイト評価をアップする効果が期待できます。
Xを運用している方は、Xから自サイトへの流入をチェックしつつSEO対策に役立ててください。