2024年3月Googleコアアップデートでは、長年コンテンツを積み上げてきた個人ブログが多きな影響を受けた方も少なくありません。
コアアップデートでは今までにない大規模なアルゴリズムの更新により、検索順位は大きく下落したサイトもみられました。
信頼性の評価から外部リンクの多い企業サイトが検索ランキングで上位を独占。
一方、個人ブログは、コンテンツが良くても、外部リンクやプロフィールで企業に見劣りするケースが多く、コアアップデートで順位を落としたサイトも多数あったと思われます。
今後、個人ブログで投稿した記事が検索上位になるのには、どうしたらいいのでしょうか?
そこで、今回は、オリジナル性という点を重視して、個人ブログで検索上位になるには、どんな方法があるのかを検討してみました。
個人ブログの弱点は信頼性か?
個人ブログが企業が運営するサイトと比較したとき、どんな弱点があるのでしょうか?
ぼくはWeb解析の専門家ではないから、エビデンスはありませんが、こう考えます。
企業サイトには顧客や提携している企業、個人客からの外部リンクが多数存在しています。
Googleがランキングを決める際、サイト評価をする場合のひとつとして、信頼性があります。
信頼性には「外部リンク」の要素があり、多くの自然な外部リンクがあれば高い評価が得られます。
一方、個人ブログでは企業の様に外部リンクを獲得できるサイトは少ないでしょう。かろうじて、Xからサイトのコンテンツにリンクを張ってもらえるか、個人ブログ同士で相互リンクが得られる程度だと考えます。
この差が、今回のGoogleコアアップデートで、顕著に差が出た理由のひとつだと考えています。
個人ブログの強みは何か?
では、企業サイトでまねができない個人ブログの強みは、何があるのでしょうか?
ぼくが考えたのは、「体験」「経験」というジャンルです。
個人にしかできない体験や経験は、どんなに世界中にコンテンツが氾濫しても、個人に由来したユニークな世界でたった一つの出来事です。
とすれば、個人が体験や経験をベースに作成したコンテンツは検索で上位になる可能性は否定できません。
それは「信頼性」に対抗する「オリジナリティ」です。
企業では経営上からも、個人ブログに見られる自由度は低いと言えます。
個人ブログが企業サイトに対抗できるのは、まさに体験だと考えています。
オリジナル性が強いコンテンツでSEO上位表示を狙う
個人ブログが検索順位で上位になれる時代は、遠くになりました。
小手先のSEOなどは、通用しない時代へとGoogleは進化しています。
GoogleのAIが判定するコンテンツの評価は、かなり高い精度で行われると実感しています。
その理由にひとつにそれまでSEOでは定番となっていた「共起語」なども、今では評価は低くなっています。
共起語とは、キーワードの周辺で一緒に使われる言葉です。
どんどん、コンテンツの評価は人間の自然語に近いように進化していることを実感します。
つまり、検索エンジンだからといって、だましが聞かなくなったというのが本音の感想です。
本当に、上位サイトの記事をリライトしただけのコピーコンテンツ、クリック率を上げるための意図的なスパム、などは、検索ランキングが一気に下がるか、圏外へと飛ぶか、インデックスから消えるという評価を受けるといいます。
その結果、次のコアアップデートまでは、現在下がった順位は上がらない可能性もあることをGoogleではアナウンスしました。
つまり、新しいコンテンツを作り、新たに投稿して評価されることだと、考えます。
実際に体験記事をアップしてみた結果
個人ブログが検索エンジンから上位ランクの評価を得るためには、
- 品質の高いコンテンツの作成
- オリジナリティの高いコンテンツ
- 信頼性を高める
- ユーザーの検索意図と満足できる内容
少なくとも、これらの要素をしっかり組み込んだコンテンツを作成して投稿することだと考えました。
そこで、新たな記事を作成して投稿してみました。
もちろん、自分にしかできない体験のコンテンツで作り、Googleの検索エンジンから評価テストを受けてみるためです。
その結果、体験がない「ノウハウ記事」は、インデックスされるまで時間がかかり、さらに検索順位は50位以下です。
体験をベースにしたお困り解決の特化記事を作り投稿してみました。
その体験とは、スマホでAndroid更新で体験した問題で、まだ記事が無いため、海外を調べて独自に解決した方法です。
5月1日頃投稿したので、コアアップデートに被弾した後と言えます。
その結果、Googleからインデックスされるまで1時間以内と早く、検索順位は10位以内に入っていました。
2024年3月のアップデートで被弾したサイトでも、体験ベースの特化記事は、不安定ながらも上位にランクされました。
このことから、個人ブログでは、体験というキーワードが効力を発揮することが伺えます。
ぼくは、しばらく、このことが本当なのかどうか、データを観察していきます。
まだ、本当に今回考えたことが効果をだしているのかは、今後さらに記事を投下して追跡してみたいと思います。
まとめ
この記事は、あくまでも個人的に分析した内容で、なんのエビデンスもありませんが、結果が思った方向に進んでいるため、記事にまとめました。
AIが相当進化したことから、従来以上にGoogleのランキングアルゴリズムの精度は上がっているのでしょう。
キーワードが不自然だったり、多用されたり、など 不自然な日本語になるとはじかれることは体験しました。
普通にユーザーに対して、有益で求める以上の満足感を与えるコンテンツの作成が求められていることを実感しています。