アドセンスをブログで運営していると、ときどき無効クリックが発生します。
無効クリックは、自分で自分のブログのアドセンス広告をクリックしてしまう「自己クリック」や外部から偶発的に同じ広告が何度もクリックされてしまうことです。
このようなクリックが発生すると「無効クリック」となり、ブログ運営者にはペナルティが発生してしまいます。
どんなペナルティが発生するのか、どんな対策があるのかを解説します。
無効クリック発生とペナルティとは?
Gogoleアドセンスでは申請したブログサイトに広告掲載が承認された後には、常時監視と審査を行っています。
AdSenseのプログラムポリシーに違反すると見なされた場合には、広告配信の停止、アカウントの停止といったペナルティが課されます。
ポリシー違反とは、意図的にアドセンス広告を自己クリックしたり、外部から収益を上げるためにクリックしたり、あるいは悪意のあるクリックによることもあり、それがポリシー違反となることです。
参考:AdSenseヘルプ
無効クリックの対策とは?
AdSenseポリシー違反の原因が、自己クリックであれ、外部からの悪意のあるクリックであれ、その責任はブログ運営者にあるとされています。
なので、無効なクリックへの対策はしっかりとしておくことが前提となります。
ポリシー違反が発生すると、ペナルティを受けることになります。
一般的には「アドセンスアカウントの停止」「アドセンスアカウントの剥奪」「アドセンス広告の配信停止」です。
最近のアドセンスでは、別名「アドセンス狩り」のような意図的なクリックに関しては監視をしていて、それも自動で行うことと人が介在してツールを使って判断するなど、高度に無効クリックを監視しています。
無効なトラフィックを排除するための Google の取り組み
とはいえ、無効なクリックが無くなるわけではありません。
ぼくの運営する複数のブログを監視していると、日々発生していることがわかります。
ペナルティの段階とは?
では、無効クリックが発生したからと「即アカウント停止」「アカウント剥奪」になることは無いようです。
このエビデンスはなにも持っていないので、ネット上の記事から推測する範囲です。
無効なクリックが発生すると、次のような2段階のペナルティを受けた経験があります。
ブログ開設初期の段階
ブログ開設後から1,2年の初期の段階で無効クリックが発生すると「広告配信の停止」となりました。
広告配信の停止期間は、1カ月、1週間、といった期間でした。
広告配信停止期間が過ぎると、いつしか広告が表示されているように突然なります。
そして、1週間くらいは広告表示数が少なく、約1週間後くらいからもとに戻るようでした。
アドセンス収益がある程度になった段階
ブログの収益がある程度安定してくると、広告配信の停止は無くなっています。
その代わり、無効クリックで発生した収益がアドセンスの収益から減額されるようになります。
アドセンスの収益が決定して「残額」に表示された後に金額が減ることがあります。
AdSenseホーム画面から「支払い」を確認すると、「無効なトラフィック・コンテンツ向けAdSense」として減額されるようになりました。
アカウント停止・剥奪
無効なクリックによってアカウント停止・剥奪を受けるリスクも否定できません。
この厳しいペナルティが課されたことは「無効なクリック」が原因としては、まだ確認はできていません。
まとめ
無効なクリックは、一向に無くなりませんので常時ブログの監視と対策が必要です。
たとえ外部にその原因があったとしても、ペナルティはブログの運営者が受けることになります。
Googleでは、意図的な無効クリックを監視する技術が格段に進化していると思われます。
広告主もブログ運営者も、両方が収益で損害を被らないようにGoogleAdSenseは、対策に取り組んでいることがわかります。
ブログ運営側もしっかりと対策と監視することが求められています。