いつものようにGoogleアナリティクスでブログのアクセス状況をチェックしていたとき、
グラフが不自然なほど急に跳ね上がっていることに気づきました。

心当たりのある更新やSNSでの拡散もなく、原因がまったくわかりません。
「これは何かおかしい、不正アクセスを受けているのかもしれない」
と、判断に困ったまま不安な気持ちだけが大きくなっていきました。
Googleアナリティクスを確認したら
慌ててGoogleアナリティクスの国別レポートを開いて詳細を確認したところ、
見えてきたのは「seychelles(セーシェル)」という、
これまで一度も見たことのない国からのアクセスが急増している様子でした。

「最近、Googleアナリティクスの国別レポートを見たら、聞いたこともない『セーシェル』という国からのアクセスが急に増えていた」(図①参照)
このような現象に驚いてこのページにたどり着いた方も多いと思います。
結論から言うと、これはボットによる偽アクセスであり、多くのブログ運営者が同じように経験している、よくある現象です。
落ち着いて対処すれば問題ありません。
セーシェルからのアクセス急増は珍しくない
実は、セーシェルやチェコ(Czechia)からの不審なアクセス急増は、2022年頃から複数のサイト運営者によって報告されている、比較的よく知られたパターンです。
海外のブログ運営者コミュニティでも「うちのサイトでも同じ現象が起きている」という報告が数多く見られます。
また、2026年1月には、中国・蘭州(Lanzhou)からのアクセス急増した記録をまとめました。
👉 中国・蘭州(Lanzhou)からのアクセス急増どうする?不安な初心者が知っておくべき真実と対策
なぜセーシェルなのか
面白いことに、セーシェルは世界的に見てもインターネット環境があまり整っていない地域として知られています。
そのため「本当にセーシェルから大量のボットが送られてきている」というよりは、
別の場所から送信されているアクセスに、意図的にセーシェルのIPアドレスや地域情報を偽装している
可能性が高いと考えられています。
どうやって見分けるか
このようなアクセスには、以下のような共通した特徴があります。
- ページビュー数とユニークページビュー数が完全に一致している
- 直帰率がほぼ100%
- 平均エンゲージメント時間がほぼ0秒
- 特定のキャンペーンや投稿と関係なく、突然スパイク状に増える
これらに当てはまる場合は、実際の読者ではなくボットである可能性が非常に高いです。
trafficheap.cc/referralとの関係は?
同じ時期に「trafficheap.cc / referral」という参照元も気になっている方は、こちらの記事も参考にしてください。
👉 「trafficheap.cc / referral」がGoogleアナリティクスに表示される理由と対処法
trafficheapもセーシェルのアクセス急増も、どちらも「ゴーストスパム(サイトに実際にはアクセスせず、偽データを直接送りつける手口)」という同じカテゴリーの現象です。
GA4の「トラフィック獲得」レポートでセーシェルのセッションの参照元/メディアを確認し、
もし「trafficheap.cc / referral」と表示されていれば直接関連している可能性があります。
表示されていなければ、別のボット業者による現象と考えられます。いずれにしても対処法は同じです。
対処法
- GA4の管理画面から「データ設定」→「データフィルタ」を開く
- 地域(国)や参照元をもとにした除外フィルタを設定する
- サイトにCloudflareなどのCDN/WAFを導入している場合は、国単位でのアクセス制限も検討する
SEOへの直接的な悪影響はほとんどありませんが、正確なアクセス解析のためにも、気づいた時点で除外設定をしておくと安心です。
まとめ
- セーシェルからのアクセス急増は2022年頃から報告されている、よくあるボット現象
- 実際にセーシェルから送られているのではなく、地域情報が偽装されている可能性が高い
- ページビュー=ユニークPV、直帰率100%などの特徴があれば、ほぼボットと判断してよい
- 気になる場合はデータフィルタで除外すればOK
ゴーストスパム全体についてもっと詳しく知りたい方は、こちらの総まとめ記事もぜひご覧ください。

