急速に進化している生成AIですがブログ記事の作成に活用できるのでしょうか?
そこで今回は生成AIの基礎知識からブログ記事作成への活用方法まで注意点を含めて詳しく解説!
またchatGPTのGPT-4と連携したAIライティングツールも紹介します。
当記事を読めばユーザーの検索意図に応えるコンテンツ作成やキーワード選択など生成AIを効果的に活用してコンテンツを作成することができます。
『AI』でブログ記事つくれるの?
AIでブログ記事をつくれるの?
そんな疑問をお持ちの方は少なくありません。
結論から先に言えば「AIを使って記事がかけます!」
ただし、そのままでは使えないこともあるので活用方法を知ることが大事です。
実はぼくもAIを使うまでは「大丈夫なの?」と半信半疑でした。
しかし実際に使ってみるとイメージを超える活用ができることが分かりました。
AI(人工知能)を使ったAIライティングツールの進化は著しく日々改善されています。
その結果、今日の段階でもAIが人間の代わりにブログ記事の文章を生成することが可能になっています。
AIライティングツールに私たちが指定するキーワードやフレーズを入力すれば、それに基づいたブログ記事をAIが自動的に生成することができます。
例えば、書きたい記事のキーワードをAIのライティングツールに入力すると、記事に関連したキーワードや情報をネット上にある膨大なデータから集めてオリジナル記事を作成してくれるところまで来ています。
さらに、AIの持つ「自然言語処理技術」で人間が書いたと同じような自然なブログ文章を作成してくれます。
その結果、人間が書いたブログ記事と遜色ない記事が作れるようになっています。
ただし、注意することがあります。
AIが生成したコンテンツは完全な形のブログ記事とは限りません。つまり必要に応じてリライトしたグラフや表、ビジュアルコンテンツ、引用などを補足すること必須がです。
とはいえAIライティングツールを使えば、記事の構成や下書きがあっという間に生成できるメリットがあります。
さらに自分では気づかなかった視点での構成を発見することもあります。
なので、AIライティングを活用すると考えるのが一般的な使い方だと思います。
本ブログ記事の後半ではAIライティングツールを活用してブログ記事の作成方法を解説します。
当記事を読めはAIライティングツールを使って質の高いブログ記事を作ることができます。
もしよかったら最後まで読んでみてください。
きっとワクワクする魅力的な記事を生成することができるでしょう。
そもそも生成AIとは?基礎知識を知ろう!
生成AIとは、人工知能の一種で人間のように文章や画像などのデータを生成することができます。
生成AIは、その応用分野が広く急成長している段階にあります。
例えば、小説の執筆支援や広告文章の作成、さらには科学論文の自動生成など様々な分野で活用されています。
生成AIは、大量のデータを学習してパターンを把握し、それをベースにして新たなデータを生成することができます。
これにより、人間が手作業で行っていた文章や画像の作成作業を短時間に行う効率化が可能になります。
生成AIのブログ記事への応用方法
生成AIをブログ記事にどのように応用できるのかその方法を説明します。
ブログ記事のタイトルを生成に活用する
生成AIを使ってブログ記事のタイトルを生成する方法について説明します。
生成AIは大量のデータから学習し、それに基づいて自動的にタイトルを生成することができます。
ブログ記事のタイトル生成には、特定のキーワードを指定することもでき、そのキーワードに関連するタイトルを生成することが可能です。
この機能を活用することで、ブログ記事のタイトルを自動的に作成することができます。
しかし自動的に作成されたタイトルをそのまま使うには疑問が残ります。
効果を上げるには、さらにユーザーに分かりやすいようにリライトすることも必要です。
記事構成の作成に活用する
生成AIを使って記事の構成を生成する方法について説明します。
記事の構成とはブログ記事を作るための骨格となる部分です。つまり記事の構成全体を設計してくれます。
例えばどんな目次構成にするのか?
どんなコンテンツ全体の見出しの構成はどのようにするのか?
生成AIは文章の特徴を把握し、その特徴に基づいて記事構成を生成することができます。
この機能を活用することで、ブログ記事の内容を簡潔にまとめることができます。
生成AIを使うことによって、ブログ記事の作成効率を手作業とは比較にならないほど向上させることができます。
この機能を使い、それ以降は自分でオリジナルな記事内容を執筆すると作業効率がアップします。
生成AIを活用して記事作成に活用する
ブログ記事のタイトルと概要が決まったら、実際に生成AIを活用して記事を作成していきます。
生成AIを活用して記事の本文を生成する手法について説明します。
生成AIは、大量のデータを学習し、その学習結果に基づいて文章を生成することができます。
例えば、ブログ記事のテーマを指定すると、生成AIは関連する文書を参照し、それに基づいて本文を生成します。
生成AIが作る文章は自然で読みやすいのがメリットです。
さらに文章にはSEOに効果的なキーワードを適切に含んでいることが特徴です。
また、生成AIを活用することで記事の長さや段落の構成も自由に調整することができます。
記事で使用する図やグラフを生成AIを使って作ることができます。
例えば、統計データをもとにグラフを生成する場合、生成AIはデータを解析し記事に見合った適切なグラフを作成します。
このように、生成AIを活用することで、より効率的に記事の本文や図・グラフまでも生成することができます。
これにより、ブログ記事の執筆時間を短縮すると共に、読者にとってもより有益で魅力的な記事を提供することができるようになります。
生成AIを利用して、ブログ記事の執筆をサポートすることで、さらにユーザーファーストな記事が短時間で作れます。
ただし注意点があります。
それは、記事内容が正確でもエビデンスを保証するデータは自分で探す必要があることです。
この点を人間が補えば質の高いコンテンツとなりSEOの評価も高まります。
生成AIで記事の品質を向上させる可能性
生成AIが生成した文章の修正方法(リライト)について説明します。
生成AIは高い自然言語処理能力を持つため、文章生成には非常に優れています。
しかし、完全に自動化された文章生成ではないため、生成された文章には時折不自然な表現や誤りが含まれることがあります。
そのため、生成AIが生成した文章を修正して品質をさらに向上することが重要です。
修正には以下のような手法があります。
文法や表現の修正方法(リライト)
生成AIは大量のデータを学習しているため、文法や表現には一般的な傾向で作成されます。
そのため、必ずしも文法や表現の正確さを保証するわけではありません。
生成AIが作成した文章を読みながら不自然な表現や誤りを修正する必要があります。
自分の言葉で、ブログのながれや性格にあった表現にすることで、ユーザーに見合った表現のコンテンツになります。
AIが生成したコンテンツを正確に修正する方法
生成AIを活用した記事の品質向上には、生成された文章の修正が不可欠です。
生成AIは学習データに基づいて文章を生成するため、内容に関しても学習データの範囲内で生成されます。
そのため、自動生成された文章が正確な情報を伝えているかどうかを確認し、必要に応じて修正する必要があります。
修正には専門知識や情報収集が必要となることがあり、正確性を重視し、情報の信頼性を確保することが重要です。
最終的には人間が適切な修正を行うことで、より読みやすく正確な文章を作成することができます。
最後は人の手で読みやすくすることが重要となります。
生成AIの活用でブログ記事の魅力を向上
生成AIを利用してブログ記事を執筆することには多くの利点があります。
- 多くの記事を短時間で作成できる
- 記事の情報量や質を向上できる
- 多岐にわたる情報を含んだ記事が作成できる
まず、生成AIを使うことでより多くの記事を短時間で作成することができます。
通常の執筆では時間がかかる作業を、生成AIに任せることで効率的に行うことができます。
これにより、記事の生産性を向上させることができます。
また、生成AIを活用することで、記事の情報量や質を向上させることもできます。
生成AIは大量のデータに基づいて文章を生成するため、多岐にわたる情報を含んだ記事を作成することができます。
さらに、生成AIが作成した文章を修正(リライト)することで、より読みやすくわかりやすい記事に仕上げることも可能です。
AIが生成した記事をGoogleはどう評価するか?
AIが生成した記事をGoogleはどのように評価するのでしょうか?
かなり気になるところではないでしょうか。
Googleの公式X(旧Twitter)を参照すると、「AIが作成したコンテンツが検索エンジンに評価されるかはまだ正しいとは言えない」としています。
AIで作ったコンテンツには魔法の様なランキング機能はないとも伝えています。
しかし、コンテンツ内容が正確でありユーザーに役立つなら評価される可能性はあるといいます。
詳細は以下のGoogleのリンクをご覧ください。
参考:Google SearchLiaison:https://twitter.com/searchliaison/status/1681395055775592454?s=20
AIライティングの5つのデメリットと注意点
生成AI、つまりchatGPTのデメリットな面がありGoogleの評価でも今後重要性を増してくる可能性があります。
chatGPTが生成したコンテンツのデメリットは次の通りです。
- chatGPTが持つ情報は2021年9月までを学習の対象としている
- 集めた情報に引用元がない。情報の正当性・権威性がない
- 画像・イラストなどビジュアルコンテンツの説明がない
- 補足説明・補足記事・関連記事がない
- 引用元・外部リンクへのURLがない
つまりchatGPTは情報をネット上から集めて新たに生成したことで、権威性や引用元、さらには画像やイラストを用いた説明などが現在ではできていません。
また集めた情報は2021年9月でそれをもとに学習していることから、最新の情報については課題が残ります。
この点をGoogleが評価することも程度推測できると考えます。
理由はAIライティングツールでコンテンツを作り溢れる可能性も否定できないからです。
chatGPTにできないこと、つまり最新の情報、グラフ、実際の写真などビジュアルデータ、外部のURLなどを網羅したオリジナルなコンテンツが重要になる可能性が高いと言えます。
AIライティングツールとは?
ではどんなツールがあるのか紹介します。
今回ご紹介するAIライティングツールは「株式会社ユーザーローカル」社が提供するツールで国内の多数のユーザーに提供しています。
株式会社ユーザーローカル(東京都品川区、代表取締役:伊藤将雄)は、2023年7月6日に「ユーザーローカルAIライター」の無償提供を開始しました。
特徴は、書きたいテーマに関するキーワードを入力するだけで、ユーザーローカル独自AIが関連キーワードをリストアップします。
このツールは米研究機関OpenAI製ChatGPTのGPT-4と連携することでテーマに沿った記事を自動生成することができます。
また、ChatGPT単体で文章作成するよりも、豊富なバリエーションを提供することから、記事を作成する人の意図どおりの文を作成することができる特徴をもっています。
「ユーザーローカルAIライター」の利用は会員登録が不要です。
法人・個人を問わず無料で利用可能です。
紹介する理由は、提供している「User Local,Inc.」が日本の企業であることと、国内企業や大学等への実績が多数あるツールだからです。
さらにChatGPT(GPT-4)搭載にもかかわらず無料で使えることが理由です。
特徴を同社から引用すると次の通り。
長文記事を作成可能
引用:User Local,Inc.
使い方も簡単。書きたい内容に関する単語を3~5キーワード入力するだけで長い文章も作成可能。記事タイトル案・記事構成・記事本文を自動生成します。
無料利用可能
ChatGPT(GPT-4)搭載にもかかわらず無料で気軽にご利用できます。
ユーザーローカル独自AIを搭載
ChatGPTだけでなく、独自の関連語AIを搭載することで時事用語にも対応。SEOの対策として効果があるキーワードを含めた執筆が可能。
「ユーザーローカルAIライター」の利用方法
「ユーザーローカルAIライター」はどのように使うのかを簡単に紹介します。
(1) Webサイトにアクセスし、思いついた単語を2、3個入力
はじめに下記のリンクから「ユーザーローカルAIライター」にアクセスします。
すると下記の画面になります。
参考にキーワードを入力する欄に「ブログ 書き方」と入力してみました。
時事用語にも対応したユーザーローカル独自AIが関連キーワードを高速でリストアップします。
さらに次のステップに進むと文章に盛り込みたい関連キーワードが多数表示されるので選びます。
関連キーワード(必要あれば)を選んだら次のステップへ進みます。
(2) タイトル案を選択・編集する
選択したキーワードを元に、AIが複数提案したタイトル案が5つ表示されます。
利用者はもっともイメージに近い記事タイトルを選択します。
また、任意のタイトルに編集することも可能です。
(3) 文章構成(アウトライン)を調整する
ChatGPTのGPT-4アルゴリズムを利用し文章構成案を自動生成し表示してくれます。
この構成案を画面上で編集し、さらに希望する内容にカスタマイズすることができます。
(4) AIによる記事生成
「この文章構成でAIに執筆を依頼する」ボタンを押すと自動で記事が自動生成されます。
AIが生成した記事はさらに正確な内容にリライトすることができます。
ここから先はブログ記事の執筆者が最終的にSEO対策、表現をリライト、ユーザーファーストなコンテンツに仕上げるリライトをして完成します。
AIライティングツールの使い方の裏ワザ
記事構成の目次を生成する機能を逆に使う方法があります。
オリジナリティのある目次をはじめに自分で作ります。例えばH2見出しで20、小見出しH3で40などを設定します。
オリジナルな見出しをAIライティングツールにかけて、そこから本文を生成する方法です。
この場合、見出しが自分で作ったオリジナルなものなので、そこにchatGptが生成した本文をリライトする方法で新たなコンテンツを生成する手順です。
2023年12月現在、この方法だとGoogleの検索でも上位にランクされています。
AIライティングツールを使った感想
記事を作成する時にキーワードを選定してAIライティングツールにかけると、5つの提案されたタイトルから記事構成を提案してくれます。
このステップでいままで気づかない新しい発想が見つかることが多数あります。
キーワードに対してどんな角度からユーザーは検索するのか検索意図を知るきっかけとなります。
しかし、問題は、AIライティングツールが作成したコンテンツをそのまま使ってもあまり効果が期待できないことです。
理由は新しい発想で提案してくれるのですが、実際に人間がコンテンツに触れる時に違和感があること。
そこで重要なことは、執筆者のリライトのスキルです。
AIライティングツールは、ある程度まで一気にコンテンツを生成しますから、時短になることは間違いありません。
そこから先が、実はブロガーが積み重ねてきたライティングの経験と知識がモノを言うのです。
やはり最後は人間がつくることが求められると言えます。
ブログ記事作成にAIツールを活用する方法(まとめ)
このように、生成AIを利用することで、ブログ記事の執筆を効率化し、情報量や質を向上させることができます。
これにより、読者の興味を引きつけ、ブログの魅力を向上させることができるでしょう。
ただし、ChatGptにできない部分についてはオリジナリティを持たせていかないとGoogleの評価は得られない可能性もあります。