GPT-5で書いた記事をチェックしていたら、特定のワードに自動リンクが付いていました。
このリンクが付いた原因はなんでしょうか?
SEOへの影響はあるのでしょうか?
勝手にリンクがついてしまうと不安になります。
そこで、当記事では、GPT-5で書いた記事の特定ワードに自動でリンクが付いてしまう原因とSEOへの影響について解説します。
自動でリンクが付くとはどんな現象か?

自動でアイコンとリンクが付いた事例を画像で紹介します。

この事例は、GPT-5で書いた記事に表示されました。
雷マークのアイコンと特定のワードにリンクが付いています。
確認のためクリックするのも不安になりますね。
ぼくの場合は、自動リンク付与のプラグインもリンクが自動で付与する有料テーマも使っていません。
これはいったい何でしょうか?
自動でリンクが付く原因とは?
ネット上を調べてみました。
その結果、次の2つの原因があることが想定されました。
しかし、生成AIが書いた記事にリンクが付与される原因につていは、はっきりしませんでした。
あくまでも、現在知られている事例をもとに調べた結果です。
原因1.WordPressの自動リンク機能
ひとつ目は、先ほど説明した、WordPressのプラグインに、特定のキーワードを検出して自動的にリンクを付ける機能が原因の場合です。
これはSEO強化やユーザーの利便性向上を目的とした仕組みです。
代表的なSEOプラグインには以下があります。
- All in One SEO
- Rank Math
- Yoast SEO
プラグインの場合、特定のキーワードを自動的にリンクする機能があります。
原因2.テーマやAIツールによる挿入
もうひとつの原因は、WordPressの有料テーマの場合や、GPT-5の様にAIが執筆する場合があります。
記事を公開する時に、自動的に関連キーワードにリンクを付与する仕組みです。
生成AIが書いた記事では、関連性を高めるための自動リンクが追加されることがあるようです。
原因3.アドセンスの広告
Googleアドセンスのインテント重視のフォーマットを利用している場合は、テキストリンクで広告が表示される。
当ブログでは利用しています。しかし、この場合は広告だけなので、ぼくのサイトの記事一覧は表示されることはありません。
【関連記事】
リンクは外部と内部リンクの2種類
今回はGPT-5で書いた記事に、どんなリンクが付いたのか調べてみました。
ひとつは内部リンクで、自分のサイトで書いた記事の一覧が表示されます。
一方外部リンクが付く場合は、引用先の企業やサイトが表示されます。
つまり、内部リンクや外部リンクが自動で記事の特定のワードに付与されます。
片方だけの場合もあります。
このリンクは、常時表示されるわけではなく、時々表示され、リンクの場所も時々変わる特徴があります。
リンクのメリットとSEO効果

自動で付与されるリンクには、どんな影響があるのでしょうか?
調べてみました。
内部リンクによるSEO効果
ChatGPTのワードに内部リンクが付与されました。

リンクをクリックすると表示された事例です。
当ブログの関連記事が一覧となって表示される場合もありました。

内部リンク(自分のサイト内の他の記事へのリンク)は、Googleの評価基準において重要です。
関連ページへの誘導がスムーズになり、検索順位の改善にもつながります。
外部リンクによる信頼性アップ
外部リンクの事例を画像でお伝え出来ませんのでご了承ください。
権威性の高い外部サイト(公式ページなど)へリンクを設置すると、記事の信頼性が増します。
Googleも「読者にとって有益な参照リンク」を評価します。
自動的なリンクのデメリットと注意点
必ずしもメリットばかりではありません。デメリットや注意点もあります。
意図しないリンクが表示されて、読者が混乱してしまうリスクもあります。
その結果、文脈と関係ないリンクが挿入されると、読者はクリックするべきか迷い、記事体験が悪化します。
また、記事内で外部リンクが多すぎると、ユーザーが離脱して戻ってこないリスクも想定されます。
セキュリティ面では、リンク先が安全かどうか管理できていない場合、フィッシングサイトや危険なページへ誘導されるリスクもあります。
リンク先は、必ず確認しましょう。
リンク先の管理方法
プラグインやテーマを設定したことでリンクされて場合は、その設定によって削除できます。
各プラグインやテーマの指示に従って処理しましょう。
GPT-5等で自動的にリンクが張られた場合は、AIが作成した記事をそのままコピペした事で生じることが知られています。
そこで、全面、自分で書き替えることも対策のひとつです。
では、AIが生成した記事はSEO評価が低いのか?という疑問があると思います。
Googleは記事を書く手段を限定していませんので、ユーザーの役立つ内容ならリライトすることが重要だとしています。
【関連記事】
記事に自動的にリンクが付く現象の考察

ここまで説明した通り、投稿した記事の特定のワードに自動でリンクが付与される事例を考察します。
ぼくの場合は、Googleアドセンスを使っているので、テキストに広告リンクへの誘導が付与される場合があります。実はこの広告を利用していますので、最初は、インテント重視のフォーマットを利用しているのが原因と思っていました。
しかし、別のリンクをクリックすると、ぼくの書いた関連記事一覧が表示されました。これはGoogleアドセンスのインテント重視のフォーマットによるリンクとは別物です。
そこで、考えられたのが生成AIで生成した記事です。
具体的には、GPT-5で書いた記事、あるいはChatGPTで書いた記事を調べてみました。その結果、これらの記事にも同じように広告のリンクと、関連記事一覧のリンクが表示されました。
その他の生成AIで生成した記事には表示されません。
Googleアドセンスのインテント重視の広告と、GPT-5で書いた記事、ChatGPTで書いた記事で自動的にリンクされたものが混載されて可能性もあります。
今後は、Googleアドセンスのインテント重視の広告をオフにして、調べてみたいと思います。
まとめ
生成AIで作成した記事に、時々自動でリンクが付与されることがあります。
プラグインやWordPressの有料テーマで特定のワードに自動リンクされる場合、GPT-5で生成した記事の特定ワードにリンクが付与される場合があります。
内部リンク外部リンクのメリットデメリットを把握し、効果的なリンクの管理をしましょう。