Googleの「AdSense Labs」(アドセンス ラボ)とはいったいなんでしょうか?
2022年11月1日にGoogleアドセンスから管理画面に通知が来ていました。
その内容は「Labs」に関してのお知らせです。
この記事ではGoogleアドセンスの「Labs」についてどんな内容なのかを詳しく説明します。
Googleアドセンスの「Labs」の通知とは?
Googleアドセンスからの通知は次のような内容です。
AdSense Labs はテスト機能として、一部のサイト運営者様にのみ提供しています。Labs には、まったく新しい広告フォーマットなどが含まれる場合があります。ぜひ Labs の機能をお試しになり、フィードバックをお寄せください。
引用:GoogleAdSenseからの通知
実は「Labs」は以前からもあったようで、Googleが選んだ一部のサイト運営者にだけ通知が来るようです。
「Labs」は最適化案とテストが目的?
「Labs」は、リリース前のアドセンス広告の新機能をいち早く試すことができる便利な機能だと言えます。
あくまでも新機能の広告をテストするものなので、一時的なLabsの提供もあると説明しています。なので途中で廃止されたものもあります。
ネット上では2019年にも「Labs」に関する記事を確認しています。
廃止されたLabsのひとつとしては2019年(?)「モバイルでのテキスト広告とディスプレイ広告の自動最適化」があります。効果はどうだったのでしょうか?
早速2022年11月1日付の本サイトに許可された「Labs」をチェックしてみましょう。
「AdSense Labs」には今回2つ新機能のテスト広告
そこで実際に「Labs」を開いてみることにしました。Googleアドセンスの管理画面から「最適化」を選択すると以下の様に「Labs」が見えてきます。
ただし、Googleが選んだサイトだけなので表示されない方もいるはずです。
「Labs」をクリックして開いてみると次の画面になります。
2022年11月1日の時点で当サイトに提供された「Labs」で利用可能なリストは以下の2種類です。
1.AdSense ショッピング リンク
対象となるページにショッピングのリンクが追加されて、ユーザーがクリックするとショッピング広告が表示される仕組みです。そしてユーザーが広告をクリックすると収益になるというものです。
このLabsをりようするには、右側の矢印をオンにするだけです。不都合があればオフにします。
2.読み上げプレーヤー
2つめのLabsは「読み上げプレーヤー」の機能です。最近この機能を実装したウェブサイトに出会うことが増えました。実はこのLabsのテストだったことがわかります。
この音声で読み上げる機能をクリックすると、音声での読み上げが始まる前にアドセンス広告が表示される仕組みです。ユーザーがウェブページの操作を行っているスキマ時間を有効利用した広告のテストだとわかります。
「Labs」テスト版の注意点
Labs の機能をご利用になる際には、次の点にご留意ください。
Labs の機能はテスト版のため、いつでも変更されたり、停止したり、ご利用できなくなったりする可能性があります。ご自身の責任の下でご利用ください。Labs の機能の成果は異なるため、得られる収益額を保証することはできません。
引用:GoogleAdSense「AdSense Labs について」
尚テストをするにあたり、AdSense アカウントのステータスには影響しないと説明しています。
Labsの新機能はいつでも無効にすることができます。
Labsをテストした効果
新機能を持った広告がどの程度ユーザーに表示されるのかはよくわかりません。
この機能の不安点は「アドセンス無効トラフィック」(別名アドセンス狩り)にどう影響するのかです。アドセンス無効トラフィックが発生した時にブロックできるようにプラグインAICPに特殊なコードで包んで対策をしています。
これらの対策をスルーしてしまう可能性もあるので慎重にテストをすすめようと考えています。
その結果は、後日成果によって別記事で紹介したいと思います。