AI検索やAI要約の進歩により、Googleアドセンスの収益は昨年対比62%まで減少した。
ゼロクリック検索の影響がどれほどあるのかは、まだはっきりとは見えていない。
現在、「再設計ログ900」ではAI時代に生き残るためのブログ再設計を進めている。
その中で、新たな疑問が生まれた。
記事構造だけでなく、アドセンス広告の配置そのものも再設計が必要なのではないか。
これまでは自動広告を中心に運用してきたが、AI要約やゼロクリック検索が増える環境では、広告配置の考え方も変わる可能性がある。
そこで今回、
自動広告と手動広告をどのように配置するのが良いのか。
実際のブログで実証実験を開始した。
この記事では、その考え方と現在の観測状況を整理する。
アドセンスの自動広告と手動広告
Googleアドセンスには、
- 自動広告
- 手動広告
の2つの運用方法がある。
自動広告はGoogleが最適と判断した位置へ広告を配置する。
一方、手動広告は運営者自身が広告位置を決める。
これまでは自動広告の利便性が高く、多くのブロガーが利用してきた。
しかし、AI検索時代になり、記事の読まれ方そのものが変化している可能性がある。
そのため、広告配置についても改めて検証してみることにした。
自動広告だけに任せるのをやめてみた
今回の実験で最初に行ったのは、
自動広告任せをやめること
だった。
理由は単純である。
どの広告が効果を生み、
どの広告が効果を生まないのか、
把握しにくかったからだ。
まずは広告配置を意図的に設計し、
変化を観測できる状態にした。
手動広告を中心にして自動広告は補助にする
今回の再設計では、
手動広告を主軸に置いた。
その上で、
自動広告を補助的に利用する。
考え方としては、
運営者が重要だと思う位置に広告を配置し、
不足部分を自動広告で補完する形である。
これは収益最大化というより、
まず観測しやすい構造を作るための試みでもある。
本文中は手動広告のみを配置
本文中の広告については、
手動広告だけに変更した。
記事の流れを見ながら、
読者体験を大きく損なわない位置へ設置している。
AI要約時代は、
訪問してくれた読者の滞在価値が以前より重要になる可能性がある。
そのため、
単純に広告数を増やす方向ではなく、
記事とのバランスを重視することにした。
自動広告は少なめに設定した
自動広告は完全に停止したわけではない。
ただし、
表示数は以前より少なめに設定した。
これは実験である。
将来的に、
- 収益
- CTR
- RPM
- ページ体験
がどう変化するのかを観測するためである。
現在も観測を継続している
実験開始からまだ日数が浅く、
結論を出せる段階ではない。
現在観測している項目は、
- アドセンス収益
- CTR
- RPM
- 表示回数
- クリック数
- 検索順位
である。
特にPhase12では、
PVよりも収益回復との関連性を重視している。
アドセンス収益回復の仮説
今回の実験には一つの仮説がある。
AI検索やAI要約によって、
検索から流入する読者数は以前より減少する可能性がある。
その一方で、
実際にサイトへ訪問した読者の価値は高くなるかもしれない。
もしそうであれば、
広告数を増やすよりも、
読者体験と広告配置の最適化が重要になる。
現在はその可能性を検証している段階である。
まとめ
AI検索やAI要約が広がる中で、
ブログ記事だけでなく広告配置も再設計が必要になるかもしれない。
今回、
- 手動広告中心
- 自動広告補助
という形で実証実験を開始した。
まだ結論は出ていない。
しかし、AI時代における収益回復モデルを考える上で、広告配置の再設計も重要な観測対象だと考えている。
今後も観測結果を継続して公開していく予定である。
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※本記事は「Phase12-002 新規流入エンジン実証実験」の観測記事です。
