アドセンスで安定した収益を上げる事は、大変難しいものです。3つのブログで安定した収益を上げる。その運用のコツを説明します。
3つのブログで安定した収益
ブログで収入を稼ぐときに初心者はGoogleアドセンスから始めると思います。
アドセンスで収益を出す場合は、PV数が密接に関係してきます。いかにPV数を増やすかにかかっているのです。
PV数は、「激増・激減」は普通に発生します。
激増・激減するのは、次の2つの原因に分かれます。
自分で改善できる原因
例えば、アドセンスの広告配置を変更してしまったために、クリック率が減少した時、あるいはブログのタイトルを変更したり、カテゴリーを変更するなど物理的な変更が原因の場合。明らかに原因が自分にある場合です。
この場合の原因は、Googleアナリティクス等を使って分析すれば、大体は改善の目星がつくと思います。
外部に原因がある場合
実は、こちらの原因の方が私たちには良く見えない部分です。
なかなか気が付かずに自分のブログの記事の書き方や広告配置の問題だと勘違いして、間違った処理をしたためにさらに収入が減少する事になる場合があります。
そこで重要な外部要因の一つ、「大型広告主」と「広告が表示される仕組み」が及ぼす影響を説明します。
アドセンスの広告はオークション
アドセンスの広告はオークション制を採用しています。
広告主がアドセンスに広告を出す場合、一番高い値段で入札した広告主が表示されます。
250円で入札した広告主よりも300円で入札した広告主がブログに表示される仕組みなのです。
最高額で入札した広告主の広告が読者に人気があれば、クリックされる回数が多くなり、結果ブログの収入は1クリック単価が高い収益が発生して、広告が終了するまで続きます。
300円で入札した広告主が広告を表示する期間が終了すると、今度は次点の広告250円で入札していた広告に権利が移り表示されるようになります。
もし、250円で入札した広告主の広告内容があまり人気のない広告の場合、クリック率は下がります。かりにクリックされても、300円ど広告主の時よりも1クリック単価が低いので、収入も減少します。
300円の広告主から一気に100円の入札した広告になった場合は、収益は1/3に減少します。安くて人気のない広告だったらクリックがゼロになることもあり得ます。
PV数は減少がみられなく、検索順位も下がっていない場合で、収益が激減した時は、大型広告主が終了し次点の広告主に変わった可能性が高いのです。
事例の様に、最高額の300円で入札した大口の広告主を「大型広告主」と呼んでいます。
Googleのアップデートがあった場合
Googleはコアアルゴリズムの更新を行う場合があります。私たちには対策が難しいのです。
時には2000万円の広告収入が300万円に激減することもある位です。検索順位が圏外になってしまうこともあります。
ブログで安定した収入を稼ぐ
ブログで安定的に収入を稼ぐには、複数のブログでリスクを分散しておくことも対策になります。
わたしは最低3つのブログがあれば、一応対策ができるとおもっています。3つのブログは、それぞれ分野がちがうように設計します。
ある分野の収益が減少しても、別の分野のブログが稼ぐこともあります。
Googleのアップデートの影響で、メインのブログの収益が減少した経験があります。
その時、分野の違うブログの検索順位が上がり、クリック単価も高い状態になって、メインのブログの1カ月分を数日で稼いだこともあります。
分野の違うブログを運営するメリット・デメリット
複数のブログを運営する事には、メリットとデメリットがあります。
メリット
複数のブログを運営するとリスクヘッジができて、収益の落ち込みを最低限のリスクで回避できることです。
1つだけだと、激減した時の原因が外部にあった場合、対処が不可能な場合があり、安定的な収益の運用が難しくなります。
一方、複数のブログであれば、一つがだめでも他でカバーできる可能性があるので、最低限の収益を確保できる可能性が高いのです。
デメリット
ひと言、「記事を書くのが大変です」。
3つのブログを運営しています。1つのブログは最低1日に1記事を書きますので、合計3記事になります。1記事2000字として6000字になります。
また、分野が違うので記事を書く時に頭の切り替えが必要となります。集中力が分散する場合があります。
しかし、その面倒な分だけスキルがアップしますので、逆にメリットにもなります。
人の3倍の労力を使うのですから、記事を書くトレーニングも3倍ですから、相当スキルアップします。
力が付きますよ!
まとめ
ブログで収入を安定的に稼ぐためには、複数のブログを運営することも一つの方法です。
労力が3倍要りますが、それもスキルアップというメリットにつながります。
nao(NAOテック)