副業ブログを始めたけれど、「会社にバレたらどうしよう……」と不安になっていませんか?
特に、確定申告や住民税の知識がないと、思わぬところで副業が発覚することもあります。
本記事では、会社に副業がバレる原因や税金の仕組み、正しく副業する方法についてわかりやすく解説します。
会社に副業がバレる原因とは?

副業が会社にバレる主な原因は以下の3つです。
① 住民税の増加
住民税は、会社が給与から天引きし、自治体へ納めています。
しかし、副業での収入が増えると、その分の住民税も増加。
会社員の場合、自治体から会社に送られる「住民税の通知」によって、通常より高い税額が会社に知られることがあります。
② 同僚・上司に知られる
副業の話を友人や同僚にすると、噂が広まる可能性があります。
特に、SNSやブログを実名で運営している場合、会社の人が偶然見つけることも。
③ 確定申告をしなかった場合の税務調査
一定の収入(20万円以上)があるのに確定申告をしないと、税務署が調査を行うことがあります。
その結果、延滞税やペナルティが発生し、副業が会社にも知られる可能性があります。
副業の収入がある場合の確定申告

副業の所得(売上 – 経費)が年間20万円を超えた場合、確定申告が必要になります。
確定申告の手続きをしないと、脱税と見なされる可能性があるため注意が必要です。
① どんな場合に確定申告が必要?
- 副業の所得(売上 – 経費)が20万円以上
- 本業の給与が2,000万円を超える場合(副業収入の額に関係なく申告が必要)
② 確定申告の手順
- 収入と経費を記録:副業の収入や経費(サーバー代、広告費など)をエクセルや会計ソフトで管理。
- 確定申告書を作成:国税庁の「確定申告書作成コーナー」や、freee・マネーフォワードなどの会計ソフトを活用。
- 提出方法を選択:e-Tax(電子申告)か税務署への書面提出。
【参考サイト】国税庁 確定申告書作成コーナー
副業を始める前に会社に相談する方法

副業を続ける上で、会社のルールを確認し、トラブルを防ぐことが大切です。
① 就業規則を確認する
会社によっては、副業を禁止または制限している場合があります。
まずは就業規則を確認し、違反していないかチェックしましょう。
② 会社に相談してみる
最近では、副業を認める企業も増えています。
上司や人事部に相談し、適切な手続きを踏めば安心して副業を続けられます。
③ 副業届の提出
会社によっては、副業を行う際に「副業届」の提出が必要な場合があります。
事前に確認し、適切に手続きを行いましょう。
☑ 企業でのルールの確認
引用:厚生労働省 副業・兼業の促進に関するガイドライン
企業の就業規則や自らの労働契約の内容を確認し、副業・兼業を行うこと
が可能かどうか、どのような手続が必要になるのか確認しましょう。
☑ 副業・兼業の内容の検討
副業・兼業は、自身の能力の発揮やスキルアップを図るといったメリット
があります。そのような副業・兼業であったとしても、現在の仕事に支障が
ないかどうか、自身の健康を管理できるかどうか等を検討しましょう。
☑ 上司や人事担当者との話し合い
円滑に副業・兼業を行うために、副業・兼業を始める前に、上司や人事担
当者と十分に話し合っておきましょう。
【参考サイト】厚生労働省 副業・兼業の促進に関するガイドライン
副業がバレたときのリスク

もし会社に副業がバレた場合、どのようなリスクがあるのでしょうか。
① 就業規則による処分
会社によっては、副業を禁止または制限している場合があります。
違反した場合、注意や減給、最悪の場合は解雇のリスクもあります。
② 信用の低下
会社が副業を禁止していなくても、上司や同僚からの評価が下がる可能性があります。
特に、業務に支障が出るような副業は避けるべきです。
③ 過去の未申告分の追徴課税
確定申告をしていなかった場合、税務調査が入ることもあります。
悪質と判断されると、追加の税金だけでなく、罰則(延滞税・加算税)が課されることも。
まとめ:副業をするなら、正しく税金を納めよう!

副業を続けるには、税金を正しく納め、会社とのトラブルを避けることが大切です。
✅ 確定申告を忘れずに(年間20万円以上の所得がある場合)
✅ 住民税は「自分で納付」に設定
✅ SNSやブログ運営に注意(身バレ対策をする)
✅ 会社の就業規則を確認し、必要なら相談する
会社に副業がバレるなどの不安を解消して、安心して副業ブログを運営しましょう!
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