ブログ収益化で重要なのが「Googleアドセンス」。しかし、現実は思うように稼げず思い悩む方も多いと思います。
そこで今回はGoogleアドセンスで稼げない原因と解決の5つの対策を解説します。
Googleアドセンスとアフィリエイトの違い

ブログを収益化する上でGoogleアドセンスとアフィリエイトは重要な広告サービスです。
クリック報酬型のGoogleアドセンスは成果報酬型のアフィリエイトとは違います。
その違いを解説します。
■Googleアドセンス
- クリック報酬型(広告がクリックされると報酬が発生する)
- 難易度は低く報酬単価が低い
- 広告は選べない(自動で表示される)
- ユーザーを広告に誘導することは禁止
■アフィリエイト
- 成果報酬型(商品購入、サービスの申込み等で報酬が発生する)
- 難易度が高く報酬単価が高い
- 広告が選べる
- ユーザーを広告に誘導できる
Googleアドセンスは初心者でも報酬が得やすい広告サービスです。広告がクリックされると報酬が発生します。広告はGoogleが選んで自動で配信してくれます。
一方アフィリエイトはサイト運営者が広告を選んで配置できますが売れないと報酬が発生しません。
今回はGoogleアドセンスについて解説していきます。
Googleアドセンスで稼げない原因とは?

Googleアドセンスで稼げない方の原因は多岐にわたります。
その中で最も多い原因を5つにまとめて解説します。
1.ユーザーのニーズにマッチしていない
ユーザーがブログで読んだ記事の内容に満足できないという原因です。
ユーザーに価値のある内容を提供できているかが問題となります。せっかく訪問してくれたユーザーが記事に満足できなければブログから離脱してしまいます。
まして広告をクリックすることもなく帰ってしまいます。
「ユーザーが知りたいこと(検索意図)に対して満足な価値の提供ができていないこと」がGoogleアドセンスで稼げない原因のひとつです。
2.ユーザーの目に止まらないタイトル
記事のタイトルが原因でGoogleアドセンスで稼げないことがあります。
どんなに良質な記事を書いても記事のタイトルに魅力がないと記事をクリックしてくれません。
ユーザーが記事をクリックしなければGoogleアドセンスの広告までたどり着かないのでクリックされず稼げません。
3.記事がユーザーに届いていない
そもそも書いた記事がユーザーの目の前まで届いていないとGoogleアドセンスで稼げません。
記事をどんどん書いて投稿してもユーザーに届くように工夫することが必須です。
当然ですが、ユーザーの目に止まらなければせっかく書いた記事は闇に消え去ります。
4.SEO対策を考えていない
Googleアドセンスで大きく稼ぐためには、多くのアクセスを集めなければなりません。
人間には理解される記事を書いても、SEOつまり「Google検索エンジンが理解」しないと検索結果の上位に表示してくれないのでアクセスは集まりません。
SEO対策の知識とスキルを持たないとGoogleアドセンスでは多少稼げても大きく稼げないことになります。
5.市場調査をしていない
Googleアドセンスで稼げない原因でよくあるのが市場調査をしないで記事を書いていることです。
記事のジャンル市場の大きさを知らずに記事を書いてもGoogleアドセンスでは稼げません。
市場の動向を知らないとGoogleアドセンスで稼ぐためのアクセスを集めることができない原因となります。
Googleアドセンスで稼ぐための5つの対策

Googleアドセンスで稼げない原因をもとに、ここからはアドセンスで稼ぐための5つの対策を解説します。
1.Googleアドセンスの稼ぐ仕組みを学ぶ
もう一度Googleアドセンスの稼ぐ仕組みを基礎からしっかりと学ぶことが大切です。ではGoogleアドセンスで稼ぐ仕組みを簡単に説明します。
- ユーザーが満足する質の高い記事(コンテンツ)を書く
- SEO対策で検索上位に表示される
- 多くのアクセスが集まり記事が読まれる
- 記事に配置したアドセンス広告がクリックされる
- Googleアドセンスの報酬が得られる
Googleアドセンスで稼ぐ仕組みはこのようにシンプルです。
また稼げる目安も簡単に計算できます。
クリック単価は数円~数百円とジャンルにより違いますが一般的には30円で計算しています。
Googleアドセンスの収益は、概ねアクセス数によって決まることがわかります。
「アクセスが集まる記事を提供すること」がアドセンスで稼ぐための最も重要な対策になります。
2.SEOを学んで理解する
SEOのスキルを身につけると次の事が出来るようになります。
- アクセスが集まるキーワードを選べる
- 検索ニーズとキャパシティがわかる
- ユーザーを引き付けて読みやすい記事が作れる
SEOを学ぶためには書籍やネット上で「最新のスキル」を選ぶことが大切です。
理由は古い内容だと現状に合わない対策をする可能性がありマイナス効果も否定できないからです。
古い情報はその時代は効果があっても現状にそぐわないこともあります。
3.ユーザーが満足できるコンテンツを作る
ユーザーが満足するコンテンツとは、自己本位の好きな事を書くのとは違いユーザーを対象にすることです。
つまりユーザーの検索意図にマッチした内容です。
ユーザーは検索で使ったキーワードに何を期待したのかを分析し、検索意図に沿った記事を書くことです。
もうひとつは、どれかけ良い記事でも書き方によっては読まれません。
1行の文字数は少な目の70~80字程度、段落、図表などを使って見やすく読みやすい表現でコンテンツを作ることです。
【ポイント】
- 箇条書き・表を使う
- 画像やイラストを入れる
- 改行で読みやすくする
- 1段落70字~80字程度
- 分かりやすい言葉をつかう
また、WordPressのテーマを見やすいものに変えることでもユーザーには読みやすくなります。
4.市場調査をして検索需要のあるネタ・キーワードを見つける
Googleアドセンスで稼ぐ場合アクセス数を増やすことになります。しかし、記事のジャンルの市場が小さいとアクセス数も頭打ちになります。
キャパシティの大きさ、検索数の見込み、競合の有無など事前に調べることが大事です。
また検索需要のあるキーワードで記事を書く「トレンド記事」などもアクセスを集めやすいジャンルです。
5.Googleアドセンスの広告配置を学ぶ
Googleアドセンスの広告を配置する場所によって広告のクリック効果に差がでます。
どこに広告を配置するかなどを学ぶことが大事です。
手動で広告を配置する方法、自動広告を使う方法などありますが、自動広告はどこに広告が配置されるか分かりません。
出てほしくないところに広告が配置されてデザインや動線が崩れることもあります。そのため手動で広告を配置して効果を見ながら調整することもあります。
また、自動広告と手動広告を併用する方法もあります。クリック効果を見ながら試行錯誤することです。
現在ぼくが行っている効果的な配置場所は次の通りです。
- 「目次」の上
- 「最初のH2見出し」の上
- 「最後のH2見出し」の上、または、「まとめ」の上か下
Googleアドセンスとアフィリエイトの併用

ブログで収益を得ることが目的なら、Googleアドセンスとアフィリエイトの広告を併用することも一案です。
アフィリエイトの広告をクリックしなくても、Googleアドセンスの広告をクリックして帰る可能性もありユーザーがクリックするチャンスを増やせるからです。
これはブログや記事のジャンルでも変わってくるのでテストしながら進めるといいでしょう。
まとめ
Googleアドセンスで稼げない原因と、稼ぐための5つの対策を解説しました。
Googleアドセンスは記事に配置した広告をユーザーがクリックすることで稼ぐモデルです。
収益をあげるにはアクセスを増やすことが必須なので、5つの対策をしてGoogleアドセンスの収益を増やしてください。